第235話 盛りだくさんな一日とはなんぞや
はいこんにちは~。
本日はこれ。
っていうか、本当に昨日はわたくし、個人的にとても盛りだくさんな一日でしてね。
まず朝は、ダンナとふたり連れだって皮膚科へ出かけました。ムスメはちょっと後の時間からバイトがあるもんでまだ寝とって、同行はしませんでした。
ずっと前にご紹介したとおり、ダンナは何年も前の虫刺されが原因で背中やおしりがひどく痒くなって皮膚がボロボロになったことがあり、それ以来ずっと同じ皮膚科さんに通っております。おかげさんで、すごーく良くなってまいりました。
私は私で、なんか右足の親指の爪のところがめっちゃ黒ずんで痛かったんで、一応それを診てもらいに。まあそっちは、靴が小さかったかなんかによるただの内出血やったから大したことはありませんでした。
そのまま昨年の御札やなんかを神社へお返しにあがり、あれこれ買い物なんかしてから、ダンナが前から行きたがっていたインド料理屋さんでお昼ごはん。
このお店はちょっとまえから我が家のお気に入りになってまして、最近よくおじゃましております。
ナンがめっちゃでかくて、タンドリーチキンとかもピリ辛ですおいしくて、しかも安くて最高なのです! 飲み物はやっぱりマンゴーラッシー! あとチャイ!
安いにもかかわらず大体量が多すぎるので、よくお持ち帰りさせていただくんですが、この日もセットメニューにしたらいつも以上に多くてね。あれでちゃんと利益が出てるのんか心配になるレベルやねんけども、やっぱり持ち帰りをお願いしました。
実はわたくし、その日は映画のはしごをする予定でしてね……。
例の「鬼太郎誕生秘話 ゲゲゲの謎」の入場者特典ねらいで4回目の観賞と、映画館さんが「それと一緒にぜひ!」と推しておられたふるーい日本映画作品「妖怪百物語」をひとりで観に行くことにしとって。
ほんなもんで、ダンナといったん家に帰ってから、ひとりでまた出かけました。
日本映画についてはまた、別エッセイでも書かせていただこうかなと思います。
さてさて。
無事に目標を達成しまして、ほくほくと帰宅。
お昼のインド料理のお持ち帰りぶんで夕食にして、ちょっと早めのわたくしの誕生日会へと移行しました。
ほんとうの誕生日はもうちょい先なんですけども、この土日にやっとくことにしましてね。
午前中に購入しておいた、ケーキがわりの洋菓子店のパフェを出し、ダンナとムスメが「はぴばーすでー♪」の歌を歌ってお祝いしてくれました。
なんやこの年になってくると誕生日はあんまり嬉しいことではないですけども、祝われるのは嬉しいですよね。やっぱりね。
そんなわけで「このパフェおいちいなあ~」ってにこにこで食べてましたら、ダンナがひょこっと別の部屋へいって戻ってきた。
「はいっ」
「え? え? なにこれ」
なんや、リボンのついたピンク色の袋をわたされてびっくり。
誕プレってやつですか? おおう。
まったく予想も期待もしてなかったからびっくり。
あけてみると、ピンク色のぬいぐるみのクマさん。
「おおピンク色。ってことはこれは〇さんってことやね! ピンクやし可愛いし!」
「ははは」とダンナ笑って「えっと、それもちゃんと見てね」と言う。
「え?」
よく見たら、クマさんはなんかハート型の箱を首にかけている。
箱の中には私の誕生石ガーネットのついたペンダントが入っておりました。
おおお。こんな商品があるのね~。
「うわあ、ありがとう……。まさかこんな、もらえると思ってなかった」
「●さんかって、いつも僕に服とか買ってくれるでしょ」
「あれはアレやで。〇さんが可愛いから、可愛い服みつけると着せたくなって買うだけやから」
そう、アレは衝動買いや。
「うへへ……」
ダンナ、苦笑している。
その日、紳士服売り場を見てるときも思ったけど、ホンマ紳士服は色目とかデザインとかが狭いですやん? あんまりピンク色とかネコ柄とかないし~。
「男やからこんなデザイン」「女やからこんなデザイン」って、あまり幅を狭めるのんもいかがなもんかと思う。
ええやん別に。好きなもん着れば。
パンツとかでも、もっと可愛いデザインのを穿かせたいんやけど、あんまりみつからん。
ちょっと「尖った」デザインやと「可愛い」より「エロい」がまさってしまうみたいやし。私は可愛いのが欲しいのであって、エロさは求めてへんからなあ。
てなわけで、本当に盛りだくさんな一日でございましたとさ。
なんやオチがないな。
ああ、せやせや。
その紳士服のところで「これが男らしい服~とか、なんなんやろね」という流れで私がダンナに言うた。
「私もたまたま女として生まれてきたから女として生きとるけども、『心が女』とか『心が男』とかはようわからんねんなあ」
「ああ。君は
いやいや。
そーゆーことを言うとるんとちゃいますがな!
ちゃんちゃん。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます