第160話 もうすぐ〇キロ切りそうとはなんぞや

 はい、どもども~。

 ここのところ、本当にマジメに「リングフィット〇ドベンチャー」を続けているダンナ。順調に体が締まってきているようで、先日は衝撃の告白をされてまいました。


「体重、もうすぐ60キロ切りそう」

「なっ……なんですとー!」


 衝撃です。いや個人的にね。

 あかんやん!

 そんなん、ほっといたら私のほうが重くなってまうやん!!

 なんぼ背丈が低めやいうてもそれは……許されへんナニカやん!

 これは油断できん(なにがや)。

 夏になって、夏用の部屋着を出してくる季節ですが、ズボンはとにかくウエストがゆるんゆるん。ヒモがついてるやつでないとずり落ちてくる始末。

 ひええ。う、うらやましい……!


 まあ、それでも本来の意味での「シックスパック」が見えてきたりはしてませんし、「ちょっとぽっちゃり」ぐらいの体形ではあるのですが。ああっ、それでもうらやましいわ~。


 最近では、私がリングフ〇ットアドベンチャーをやってると、その前にやってシャワーを浴び、裸のままでちょろちょろ私のそばまでやってきて、「バンザイコシフリ」やってる横で「マッパコシフリ」を始めたりするので油断ならん。


「やめなさい! ろてもてできへーん!」

「うっひょひょひょ。マッパコシフリ!」


 大事なとこぷるぷる(コラ)。

 ……アホやん。

 完全なるアホやん……(まあ人のことは言えない)。


 このところは、ときどき隣にいるダンナの二の腕のところを下からちょっとつかんでモニョモニョしているわたくし。お肉のつき具合を調べております。

 そう、あの「ヘンゼルとグレーテル」の魔女のおばあさんのように!


「もにょもにょ。ふむふむ。そろそろ食べごろかのう……」

「ふへっ」


 ダンナ笑ってます。


「ま、〇さんはいつだって食べごろやけどね!」

「ありがとう!」


 ダンナ、よい笑顔。

 どんな会話や。自分で言うな。


 と、まあそんな、相変わらずのアッホアホでございました~。

 ちゃんちゃん。

 


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