第99話 ヲタな一日とはなんぞや


 こんにちは~。

 某所で書いていた長編小説が一旦の区切りとなりまして、ちょっとこのところ「ぽっちゃり」も多めの更新になっていますね。

 あっ、それで相変わらずな内容ではありますが、とうとうこんなエッセイが連載100回目を迎えてしまいました!

(※ただしこれは「小説家になろう」のみです。他サイトさんの「ぽっちゃり」は、諸般の事情のため1話か2話、少なく更新しておりますため、まだ100話になっておりません! 悪しからずご了承くださいませ)


 なんかもう信じられませんね……。

 最初のうち、「まあ8話ぐらいで完結させよか~」とか思っていたのが嘘のよう。

 なんやかんや思いつくまま書いているうちに、とうとう100話になってしまいました。

 それもこれも、いつもお立ち寄りくださり、励ましのお言葉や温かなご感想などを送ってくださった皆様のお陰です。本当にありがとうございます……!


 さてさて。

 で、今回は完全な「ヲタ」のお話。

 前にも申しましたが、我が家はダンナも私も、そしてムスメもめっちゃ「おたく」な一家です。

 特に娘は幼少期からオタク好みのアニメや特撮で煮しめられるように育ってきましたもんで、もうすっかりどこに出してもはずかしい(笑)立派な限界オタクに成長いたしました。

 

 このところはムスメ、「仮面ライダーゼ○ワン」という特撮番組にはまりまくっておりまして、最近公開された映画にもとても行きたがっておりました。

 ところが、お友達と行くのならそれでいいかな~と思っていたところ、結局そのお友達が(こづかいが足らないとかで・汗)来られないことになり。

 女の子を一人で映画館に行かせるのもなんなので、私が松葉杖をつきつつついていくことになりまして。

 考えてみたら、あの特撮ライダーの映画を観にいくのって、結婚前にダンナと行ったとき以来ですわ。おデートで、「アギト」と「龍騎」を一緒に観に行った記憶があります。


 当日は、実は彼女が三回目の子宮頸がんワクチンを受ける日だったもので、まずはダンナと私、ムスメの三人で朝早くに出かけました。その後、ダンナだけは自宅へ戻り、私とムスメで映画館のある駅まで電車で移動。


 今回、ムスメが気にしていたのが物販でした。

 実はその前日に、彼女は学校帰りに物販だけのために映画館まで出かけていって、残しておいた今年のお年玉の残りを全部つぎこんでアクリルキーホルダー(アクキー)やらクリアファイルやらを購入しておりました。

 最近はアクキーって、目隠し状態で売ることが多いのですよね。

 要するに、全13種とか作っているのに中身が見えないようにして販売し、買って開けてみなければ欲しいものが手に入ったかどうかわからない、覆面売り。

 要するにガチャですよねえ。少ないお小遣いで一生懸命に買っているムスメみたいな子にとっては、ちょっとつらい売り方。

「手が、手が震える!」と言いながら家で開けてみたムスメでしたが、前日は、彼女の欲しいものはあと少しだけ足りませんでした。


 ということで、映画が始まる少し前にふたりで映画館に到着し、クリスマスプレゼントの一環ということにしてアクキーを買い足して、その場で開けて確認。

 結果、ムスメの推しの残りふたつがちゃんと出た!


「よし! よしっ!」

「勝ったあ! っしゃあ!」


 と、その場でハイタッチする母子でした(苦笑)。

 小さな坊やをつれたパパさんがそばに居ましたが、恥ずかしさとか吹っ飛んだ。


 で、肝心の映画は……映画はね?

 もうね、控えめに言っても、どちゃくそ良かったです!


 あ、ネタバレはしませんのでご安心くださいね。

 今年は色んなこともあって、途中で撮影がまったくできない時期もあり。製作スタッフの皆さん、出演者のみなさん、かなりストレスが溜まっていらしたことは想像に難くありませんでした。やりたいことがかなりできなかったことでしょうし。

 映画は、まさにそれらを吹き飛ばすかのようにして、凄まじく集中力のあるドラマティックな仕上がりになっておりました。

 ゲスト出演してくださっている俳優さんたちも深みのある素晴らしい演技で、大人も十分楽しめるつくりとなっていました。


 大満足で家路について、買い物などもしてヘロヘロで帰宅。

 ダンナはひとりでお留守番でした。

 ダンナのためには、美味しいメロンパンをお土産にいたしました。

 いや、本人が「べつに僕は映画は観なくてええよ」って言うたんですよ!

 ほんまに!


 ということで、映画はほんまにおススメでした~。

 ではでは~!

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