第76話 赤ちゃんプレイとはなんぞや


 こんにちは。

 なんかめっちゃ疲れてると、超どアホウなものを読んだり書いたりしたくなる変態物書き、つづれです。


 疲れる言うたら、今はなんと言ってもこのたびの一連の新型コロナウイルス騒ぎですな。もうええ加減にしてほしいですよねえ。

 みなさんのとこはいかがでしょうか。

 ムスメは絶賛現役の中学生(しかも受験生)ですし、私も学校関係の勤めのため、もろに影響うけまくりです~。

 あ、ここいらへんのことがもっと詳しく知りたい方は別エッセイ「つれづれ司書ばなし」をご覧ください、と宣伝してみる(笑)。


 まあ、それはそれとして。

 実は今日はダンナ、バリウムその他の検査の日でした。普通の健康診断です。

 というわけで前夜は早めの夕食をとって、あとは絶食。今朝は朝食も抜きで出かけていきました。

 朝食ぬきの人に弁当つくらせるわけには行かないので、今日は私も弁当なし。なんとなく気が向かんかったので、ダンナに合わせて朝食もとらずに出かけました。ま、学校いってからアンパン食べたんやけどね!

 で、ダンナ昼の3時から検査なのに、仕事の関係でそこまではずーっと絶食なんやそうで。


「ええーっ。それってつらいなあ。私やったら死んでまう!」

「せやね~ん。ま、しゃあないけど」


 ということで、ダンナてくてく出かけて行きました。私もいつものように一緒に出勤。

 夕方は私の方が先に帰宅し、ダンナもちょっとしてから帰ってきて、普段着に着替えます。

 と、なんやそのままこたつにいた私の横にごそごそとやってくる。


 「なんじゃいなあ」と思って見たら、猫かなんかみたいにころんと横になっております。そのまま片腕をまくり上げ、血液検査された場所の小さいばんそうこうをこれ見よがしに見せてくる。

 ああ、なるほど。

 私はそこをちょっとなでて「あ~、痛かったねえ。がんばったねえ」。


 ダンナ、それだけでもうニコニコです。


「うん、がんばったよ!」

「泣かんかった?」

「うん! 泣かなかったよ!」

「よしよし。ええ子やったね~。えらかったねえ」


 そのまま小さな子にするみたいにして頭をなでなでしてあげます。

 ダンナ、にっこにこでほっくほくです。

 こくこくこく、とうなずいて私の腰のあたりに横から抱きついて頭をこすりつけている。

 ほんま猫や。

 ところでここを書いている時、「泣く」がまずは「啼く」に変換される私はやっぱり生粋のBL書きだと申せましょう(いやどうでもええ)。


 と、こたつの向かい側からぼそっとひと言。


「赤ちゃんプレイか」


 ええ、もちろんムスメです。

 結果はまだ出ていませんが、とりあえず入試が終わって学校も休みで、今日は一日のんびりしていたムスメ。昨日あたりからやっと表情が明るくなってきました。

 この一週間、受験直前でめっちゃめちゃ暗かったので、親としてはちょっとほっとしているところです。

 ま、結果はまだわからへんけど。

 こわい、ほんま結果がこわい。

 できたらその日までずーっと寝てたい。

 寝たまんま合格発表会場まで連れてってほしい!

 ……ってなことはまあええねん。


 ムスメの鋭いツッコミに対して私。

「ま、ええやん? こうしといたらゴハンでもなんでも、目いっぱいやってくれはんねんから」

「ん。それはそうやな」


 しれっと答えるムスメ。

 今度は目をぱちっと開けて、こくこくこく、を繰り返すダンナ。


 ま、要するにいつものつづれ家でございました~。

 ちゃんちゃん。

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