第64話 踏めませんとはなんぞや

 今回は、ちょっと続けて参ります。

 というのも、さっそく昨日ネタが降ってきたから(笑)。

 あちゃらの連載をお待ちくださっている皆様ごめんなさい。話がえらいとこで止まってるのに、なんやこっちのエッセイをさかさか更新してる、外道な作者がここにおるで~。


 んで。

 私自身、仕事はすでに夏休みに入っているのですが、先日はちょっと研修で出かけておりました。

 研修自体は午前中だったので、「まあちょっと早すぎるやろけど」とは思いつつも、またダンナと一緒に出勤する。ダンナはもちろんルンルンです(私はちょっと脱力)。

 思った以上に早すぎて(一時間半以上)困ったのですが、そこらへんのコンビニのイートインで本など読んで適当に過ごしました。


 あ、研修の内容もとてもよかったのですが、こちらはまた仕事関連のエッセイのほうで詳しく書こうかなと思うので、ここでは割愛させていただきます~。その時読んでた本についてもまた書かねばなのですが。それもまたそっちエッセイで。


 さて、そんなこんなで研修も終わり、駅まで歩く途中の雑貨店になんとな~く入ったところ。

 そのひとたちと目がうてもた。ちゅうか、合いまくり。

 なにと? ええ、大量のネコさんたちとです。

 前まではそこまででもなかったように思うんですが、最近そのお店、ネコさんシリーズを大量に置くようにシフトしたみたいで。

 棚という棚がネコグッズであふれとる。各種ぬいぐるみはもちろんですが、鏡やら時計やら食器やら衣装ケースやらテーブルやら座椅子やらが所せましと置いてあった。


(あかん、あかんて……!)


 と、目がハートになってよろめく私。

 思わず、夏休みで家におるムスメにL●NEで写真を送ってしまいました。

 ほーしたら本人が「行きたい!」と言うので「じゃあおいでや」ってことになり、やってきたムスメとお昼ご飯をして、いっしょに雑貨店内をウロウロ。

 ほんで、色々買って帰ったのですが。


 ひとつ、珪藻土けいそうどでできたバスマットがありましてね。

 ネコの形にダイカットされててつぶらな目で見上げてくるミケのかわい子ちゃん(死語)。もうめっさかわええ。いっぺんに一目惚れしましてね。

 結構重かったんですが、ムスメと二人で持って帰って、早速シャワーなど浴びて使用しました。

 まあこの暑さやからね。すぐシャワーでもせんと、炎熱系ダンジョンかなんかに住むオークとかゴブリンになってしまいそうですやん? てか、もはや溶けそう??

 人間に戻るためにはシャワーは必須ですもんね。

 それにしても珪藻土、面白いですね~。水滴が見る間に吸い込まれて乾燥していく。お手入れもそんなに面倒やないし、普通に乾かしとくだけでカビなんかも生えにくいらしいです。

 使用説明書を見ると、「割れちゃったりしても捨てないで、衣装ケースなんかに入れてくれたら乾燥材になりますぜダンナ」だそうな。へ~便利。


 ほんで、ですな。

 そのバスマットは風呂場前に置いたまま晩ご飯などしておりましたら、ダンナ帰宅。

 ダンナもとりあえず人に戻らねばならないため(笑)、すぐにシャワーしようとしていたようなのですが、ひょいとリビングに戻って来た。


「あれなに? 可愛い。あれも買うたん?」

「うん」


 なんじゃいなと思ったら。


「か、可愛くて踏めません……!」

 

 いや踏めや。

 なんですか、それは踏み絵かなんかですか?

 アナタは隠れキリシタンかなんかですか??


 まあダンナは基本、私に踏まれこそすれ人を踏みつける側の人間……いや、ぽっちゃりではないので、それもむべなるかな。

 うほほほほ。


 とまあ、そんなこんなでした~。

 ちゃんちゃん。



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