第63話 夏休みとはなんぞや


 こんにちは。

 台風一過で、また暑さが戻って参りましたね。

 なんや、冷夏やとかいいながら、これからは結構暑くなってきそうな予感です。

 みなさま、どうぞ暑さ対策は万全に!


 で、今回は「夏休み」。

 まあ一般的なサラリーマンさんたちの夏休みというと盆休みの三日間ぐらいってことになっちゃうわけですが、なにぶん私は仕事の性質上、学生がお休みの期間は基本的にはお休みです。

 あんまり休みが長くても、二学期になってから仕事の仕方を忘れてもうてそうで怖い(実際去年、ちょっと忘れてた・笑)。すっかり「小説書き脳」になってもーてですねえ……あははは。


 ということで、はい! そこの鋭い方はもうピピーンときていますね?

 つまりダンナはこのところ、毎朝ひとりでご出勤なのです。

 いやもうアナタ、そらもう毎朝の「サビシイアピール」が大変なことに。

 普段は一緒にお手てつないでバスに乗って出勤してしまっているため、いざひとりで出勤ってなったらそらもう、さびしいてさびしいて死にそうになるらしい(笑)。

 ことによったらバスに乗るとこまではふつーに一緒にきてほしいぐらいな勢い。いや、行きませんけどね! バス代がもったいないやんか!

 それでも一応ドアの外まで見送りに出、姿が見えなくなるまで手をふり、ベランダから彼の乗るバスが通り過ぎるのにも手をふって、なおかつLI●Eでも「いってらっしゃい」なんてスタンプを送る毎朝となっております。


 そんでもダンナ、ドアから出てしばらくはタコみたいに唇をつきだしてしゅ~んとうつむき、トボトボと二、三歩あるいては振りかえり、振りかえりしながらやっとのことで出かけていきます。

 いやもうほんっっま、幼稚園児か!! ドナドナか!

 ちょっと拳を握りたくなる。


 一方のムスメはどうかというと、ついつい夜更かししては寝坊して……を繰り返すという、毎度のようなことになっております。ほんまこのヒト、受験生とは思えん。まあ、小説も書くかたわら、それなりに勉強も手伝ってはおるのですが。

 できれば朝、早いうちに起きて涼しい中でできるだけ勉強したほうが効率的やのにねえ。困ったもんですわあ。


 でもアレですね。

 何十年も前の記憶を掘りおこしてみても、自分の受験も大変やなかったわけやないと思うのですが、やっぱり子供が受験のほうが精神的にずうっと気がします。

 自分の受験なら、自分が勉強するしかないっちゅうか、するだけっちゅうか「失敗したって結局は自分のせいやし~」みたいな、ある種の開き直りができたんやけども。

 どうも子供のこととなると、そうはいかんもんらしい。


 世の受験生を抱えたお父さまお母さま、またおじいちゃまおばあちゃま、そのほかの保護者のみなさま、暑い中ですがお互い無理せずに参りましょう~。

 というわけで、今回はここいらで。

 みなさま、どうかご健勝に暑さを乗り切ってくださいませね~。


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