第65話 鳥肌とはなんぞや
こんにちは~。
今年のお盆休みシーズンが始まりましたね。お仕事のかたも帰省されるかたも、はたまたご旅行やという方も、どうぞ暑さにはお気をつけて。
ほんま今年も殺人的な暑さですものね。どないかならんの、この暑さ。
さてさて、今回のテーマは「鳥肌」。
まあご存知ですわな「鳥肌」。そう、チキンスキン(って英語が実在するかどうかは知らんけど)!
うちもご多分にもれず、盆休みが始まりました。ダンナは昨日(金曜日)、「九連休や~! ウレシイ!」って小躍りしながら仕事から帰って参りました。手にはなぜか「5〇1蓬莱の豚まん」を持って。
連休は何をするつもりなんかいな~と思っていたら、まず
「何が食べたい?」
これでした。さすがはダンナです。主夫の鑑です。おおう……。
お休みだから、いつもよりさらに腕にヨリを掛けてなにか作ってくれはる様子。
う、嬉しい……。
なんかもうほんま、どんどん私は人としてアカンようになっていく。
だってアナタ、こないだなんてムスメと昼ご飯にしようと包丁持ったら、めっちゃそれが久しぶりであることに気が付いた。しかも切ったの魚肉ソーセージだけやったし。
あかん、もうあかん……。
と、まあそれはええねん。
テーマが行方不明になりかかっとるやん!
なんやっけ……そうそう、「鳥肌」でしたね。
前にもちょっと言いましたが、ダンナ、基本的にとってもこそばがりです。
そうは言っても私があんまり触りまくるもんで、だいぶ慣れてしもーてますが(笑)。
それでも、「ホレホレ。こことかええんでしょ?」なんて言葉攻めも混ぜ込みつつそろそろ~っと触ると、あら不思議。
いまだにざわざわざわ~っと肌が粟立ちます。
「うわ! トリハダ立てとるやん。ひど! 私が触ったらトリハダとかひど!」
となじると、
「感じてんねん」
としれっと返される。なんか満足そう。
え、そうなの……??
と思いつつ、またさわさわと触る。
「ほんまかいな。ほんまにもう! ほら、ここなんかめっちゃ立っとるやん。うっわ、すご! どれが乳首かわからへん。うっわ、ヤラシイ体~!」
とか言いつつ、さらに触りまくる私。
で、そのうちぽっちゃりした体をよじらせて、腕を胸の前で交差させ、
「ひいいっ! やめてえ!」
と哀願してくるまでやめません。
まあこれが、我が家のスキンシップの基本ですな。
え? ムスメですか?
もう完全無視して、横でスマホでデジ絵なんか描いてますわな。
近頃、えらい腕が上がってきたみたいで凄いですよ。そのうち教えてもらわないかん。
って、待て。アンタは受験生やないのー!
まったくもう……頭痛のタネはなくなりませんな。
ともあれ皆さま、どうぞよいお盆休みをお過ごしくださいませ~。
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