外伝『その時の……おっさん幼児!』  第2回「今度は水泳! 水着フェスティバル!!」

※完全に蛇足です。3章当時のマイルズが獣王国でちやほやされるお話です。

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 ……。

 ねぇ。知ってる?大正時代の水着ってほぼ服。肌を晒すのは下品とされた文化であれば膝下の露出やノースリーブの水着は大胆♪なのだ。ビキニですか?はい、ありますよ。


 「はい皆様。水着(甲冑)はちゃんと防水加工しましたか?」


 教官。それあってるようで間違ってる!


 「マイルズよ。お前の甲冑、よくにあっておるのう。くくく」

 「1家に1台マイルズの時代が来ますね。これ」


 ポチ、私の浮き輪を見て笑いましたね……。忘れないのです! この屈辱いずれ! 取り敢えず閻魔帳に記憶なのです。

 そしてタマ。『一台』って何ですか?意図的ですね?意図的なのですね?

 「お魚をクリアした私に死角はないの!」

 ………………ふふ。そうですかすごいですね。うふふふ。

 「……」

 そっと差し出される飴ちゃん。……そのような賄賂で何とかなるとでも?

 「なかなか良い味なのです。職人さんを紹介して欲しいのです!」

 「さすがチョロイン……」

 「……さすチョロです」


 ポチ。私男の子。ヲイ、目を見ろ。口抑えて笑いこらえてるとピーマン大量にねじ込みますよ?

 あとタマ。私はヒロインではありません。それはよいです。ですがその発言、単なる悪口なのです! 傷ついたのです! 謝罪と賠償を要求するのです!


 「……しょうがないなぁ、これは我が家秘蔵の一品です。お納めください……」


 おお、これは!


 「新種の飴ちゃんなのです。わーい、なのです」


 暖かな視線を感じます。知りません。飴ちゃんうまうまなのです。


(3話へ続け!)

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