第5話
結局、昨日は
いつも、返事はすぐに来るので珍しい。
不思議に思いながらも登校すると、
だが、いつもなら誰かと
――何かあったのだろうか。
でも、1人で抱え込まないで友人なのだから頼ってくれてもいいのに。
そんな
とりあえず、
隣まで来ると、
「昨日はごめん。返事返せなくて」
「その件なんだけど、今日の放課後に言おうと思うんだ」
「え、今日!?急じゃない?」
この決意が薄れる前にと思ったのだが、
――やはり、様子がおかしい。
「なんだよ。今まで散々、告白しろって言ってたくせに」
「いや、それはそうなんだけど。聞いて驚いた」
そう言って、
「……何かあったのか?」
あまりにも様子がおかしいので、耐えられずに聞いてみた。
「いや、別に何もないけど」
そう言いながらも、
「……なぁ、告白やめておいたら」
予想もいていなかった
「急に何を言うんだよ。今日のお前、様子おかしいぞ」
そうこうしているうちに、朝の
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