第3話
部活が終わって自宅に帰ってきた後も、
そして、
(そういや
居なくなっていると思えば隣のクラスに紛れていたり、職員室で先生と笑って世間話をしていたりするぐらいだ。
あの社交的な性格なら誰にでも好かれるだろう。
だからこそ、告白せずに黙って見守っているだけなんて
(案外、アイツも消極的なんじゃないか)
だが、自分が
もし、
正直、耐えられそうにない。
告白して、フラれてしまう方も自分には耐えられそうにないが。
どちらにしろ、そんな風になるぐらいなら当たって砕けた方がまだマシだと思う。
(やらないで後悔するなら、やって後悔した方がいいって言うしな)
ふっと、
夢の中でした彼女とのデート、自分の隣で微笑んでくれる彼女の笑顔。
仮に告白が成功すれば、それが現実となる。
もちろん、夢の中ではすることの出来なかった――キスも。
自然と
――告白してみようかな。
そう思い、近くに置いていた携帯を手に取り
こうでもしないと、明日になったら今の決意が薄れてしまいそうだ。
それに
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