最初と今とで目的変わってない?

 今日(※執筆時)も地元はボヨヨンと曇っています。室温は執筆時で27℃。曇っているのでそんなものかな。しかし雨が降らんですよ。空梅雨になるのかしら?

 昨日は関東甲信地方で真夏日になる所が多く、栃木県佐野市では36.8℃になったのだとか。今日は九州南部や東北を中心に大気の状態が不安定で大雨が降る所もあるようです。各地で気温も湿度も高くなるのだとか。熱中症に気をつけねばですね。


 林官房長官がロシア南部で武装グループが宗教施設を襲撃して15人が死亡した事を受け、ロシアへの渡航をやめるよう改めて呼びかけたみたいです。日本政府はロシア全土に『レベル3の渡航中止勧告以上の危険情報』を出しており、どのような目的であってもロシアへの渡航は止めるよう国民に改めて呼びかけているのだとか。

 今ロシアに行ったら、逮捕されて兵士にされて最前線に送り込まれますからね。いやはや、おそロシアは健在ですな。怖い怖い。


 さて、昨日は、都知事選に立候補している蓮舫氏の選挙事務所などに殺害予告が届いていた事が分かったり、富士山で50代の男性が行方不明になって警察が捜索していたり、神奈川の相模川で溺れた友人を助けようとした20代の男性が川に流されて行方が分からなくなってしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、動物虐待の話題です。最初は害獣駆除の目的で始めたようですけど、やがてその目的も変わってしまったのではないでしょうか?


 6月24日(※執筆時)、福岡県警は罠を仕掛けて捕獲した猫6匹を川に沈めて殺していた同県行橋市在住で農業の男(66)を動物愛護法違反(愛護動物の殺傷)容疑などで福岡地検行橋支部に書類送検し、捜査を終結したのだそうです。容疑者は容疑を認め「2年間で猫やアライグマを60匹ぐらい殺した。糞尿や悪臭、農作物被害に困っていた」と供述しているのだとか。


 書類送検容疑は3月4~19日、行橋市のはらい川で箱罠に入った猫計6匹をそのまま川の中に沈め、窒息死させたと言うもの。箱罠の中には餌が仕掛けられ、動物が中に入って床の板を踏むと扉が閉まる仕組み。

 容疑者は自宅に併設した倉庫やビニールハウスにキャットフードを入れた箱罠を複数設置し、かかった猫やアライグマを車で運搬したと説明。川に沈めてから数時間以上過ぎた後に罠を引き上げ、死骸を周辺に捨てていたのだとか。


 2月14日に県京築保健福祉環境事務所から県警に「祓川に複数の小動物の死骸がある」と通報があって事件が発覚。3月下旬までに現場で猫31匹、アライグマ3匹、イタチ2匹の死骸が見つかったのだそうです。

 付近の防犯カメラ映像などを捜査していた県警が5月21日に容疑者をアライグマや猫の死骸を捨てた廃棄物処理法違反(不法投棄)容疑で逮捕。容疑者はその後に釈放され、県警が任意で捜査を続けていたのだとか。


 相手が動物だから書類送検で済んじゃったのか。それとも、対象が野生動物だったからなのか。捜査は終結したので、もうこれ以上罪が重くなる事はないと。今の法律ではこれ以上どうにも出来んのかな。

 この被害動物の中に飼い猫が含まれていなかったのは不幸中の幸いでした。もしそう言う猫もいたら罪はもっと重くなりますよね。あでも、猫の調査をちゃんとしていなかったとしたら……。


 最初の動機には同情の余地はあります。でもその行為を続けていて、目的がすり替わってはいなかったでしょうか? 罠って事は無関係の動物もいたと思います。

 大体、害獣被害を止めると言うのなら、追い返したり柵を作ったりと、殺す以外の方法もあったでしょう。普通ならそうします。それなのにずっと罠を仕掛け続けて殺し続けていた。ちょっとした狂気を感じるのは私だけでしょうか。


 この記事に対するコメントでは『『ネコだから許さない』と言う思考、イヤなんだよなぁ。動物愛護って『かわいいか否か』と言う差別の象徴。『人か人以外か、人にとって害か否か』と言うのが私の倫理観』とか『農作物被害に困っていたんだとすると、酒鬼薔薇聖斗とは違うよね。役場に相談しても、何もしてくれなかったんだろうし。どう罰するのかなぁ?』とか『昔、ネズミはこの方法で駆除してたよね。若い人は見た事ないかも』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、その内に人間も平気に殺すようになるとか、アライグマは害獣だろうけどと言うコメントもありましたね。


 一覧では賛否両論になっておりました。害獣駆除だからヨシ! と言う意見の方が多かったかな。当事者からすれば気持ちは分かるのでしょう。でも、賛同する人も同じように罠を仕掛けて殺してはいませんよね。

 こう言うのは法律で判断するしかありません。その結果が書類送検なのでしょうね。

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