　今日(※執筆時)の地元はぽっこりと晴れています。室温は執筆時で２８℃。快晴なので暑くなるのだろうな。もうすっかり夏の服装でちょうど良くなりましたね。

　昨日は沖縄や九州から関東で大雨になりました。今日は九州から北海道まで広く晴れて気温が急上昇。真夏日が続出し、３５℃以上の猛暑日になる地域もありそうなのだとか。皆さんしっかり熱中症対策をしてくださいね。

　円安の影響もあってインバウンドの観光客も増えている昨今ですが、外国人観光客が多く訪れる場所のひとつにお城があります。そんなお城のひとつ、姫路城が入場料に外国人価格の設定を検討している事が分かりました。姫路市長が「外国人観光客の料金を４倍にする」と発言しているのだそうです。

　外国人観光客用の高額設定は海外ではよくある話なので、導入しても問題はないかな。まずは、それが設定出来るような法改正から始めないといけないみたいですけど。

　さて、昨日は、政府が携帯電話や電話転送サービスを『対面』で契約する際に事業者に対してマイナカードに搭載されているＩＣチップの読み取りを本人確認方法で義務付ける事を決定したり、東京都の小池知事が６月２０日告示の都知事選に向けた公約を発表したり、同じく都知事選に立候補する蓮舫参院議員が公約を発表したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、診察に対応した研修医が判断ミスをした結果、患者さんが亡くなってしまったと言う話題です。何故その判断を研修医に任せきりにしたのか。

　６月１７日(※執筆時)、愛知県名古屋市昭和区にある日本赤十字社愛知医療センター名古屋第二病院は昨年研修医が男子高校生（１６）の消化器疾患を誤診し、高校生が死亡する医療過誤があったと発表しました。

　研修医はＣＴ検査で胃の異常を認めたのですが、上級医に相談していなかったのだそうです。

　同病院によると、高校生は十二指腸が狭（きょう）窄（さく）する『上腸間膜動脈症候群（ＳＭＡ症候群）』により、腸閉塞を引き起こして胃が過拡張していたのだとか。早期に胃管を挿入して減圧するなど適切な処置をしていれば、救命出来た可能性が高かったとみられるのだそうです。

　この誤診の話題もＳＮＳのトレンドになっていました。ミスもあって当然の研修医の診察、報告がなかったから研修医のせいにしてるっておかしくないですかね。それだけこの研修医が優秀だったんですか？　指導医が監督しているなら、その場で指導医がチェックするのが普通じゃないんですかね。

　本件は、まだ半人前の人に任せきりにするこの病院の体制が問題だと思います。

　最近は医師不足が問題になってたりしていますし、この病院でも人手不足だったのかも知れません。この診断を任せていた当時は更に多忙だった可能性はあります。しかし、Ｗチェックは必要でしょうよ。人命がかかっているのだから。新人は経験不足だからこそ、どこに見落としがあるか分かりません。

　それに、誤診した時にそれを研修医の責任にしないためにも指導医が確認しないとあかんでしょう。病院側にそう言う意識がなかったのは本当に残念な話です。

　この記事に対するコメントでは『研修医が診断する時は指導医も見守ってんじゃないの？　相談しなかったのはともかく、研修医の判断をチェックもせずに誤診のままで済ませちゃった指導医にも問題あるんじゃないかな』とか『アナフィラキシー起こして顔パンパンの私を診察し、家族さんいますか？　呼んでください。娘さんの顔て、いつもこんな感じなんですか？　と言いはなった大病院の研修医を忘れない』とか『研修医は医者じゃない。と、知り合いの医師や看護師はよく言っている』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、研修医に一任しては絶対いけないとか、病院の体制の問題と言うコメントもありましたね。

　一覧では、何故研修医に一任してるんだよと言うものが多かったです。後、研修医も何故報告しなかったんやと言う意見もありましたね。それはそう。

　誤診した研修医は医者になる前に自分の診断で患者を死なせてしまう十字架を背負ってしまった。厳しい話ですね。病院も今後はこう言うミスを繰り返しませんように。