　今日(※執筆時)の地元はぐわんと曇っております。室温は執筆時で３１.５℃。曇っているだけに蒸し暑いです。湿度の影響、大きいですなあ。

　昨日も全国的に残暑が厳しかったようです。関東地方は９月２０日頃までは厳しい暑さが続きそうなのだとか。３連休も屋外のレジャーや車での移動の際は、熱中症対策を万全にしておいてくださいね。涼しくなるのは９月下旬になってからかしら？

　ジャニーズ問題が表面化して各メーカーがジャニーズタレントの広告やＣＭを中止していますが、昨日は花王、日産、マクドナルド、伊藤ハムが契約の更新しないと発表しました。これは結構影響が大きいですね。

　これからも起用すると発表したのはモスバーガーくらい？　他にも数社あった気もしますが、大手企業は軒並み同じ判断をしたようです。まぁ日本ですし、１年もしたらしれっと復活していそうではありますけど（汗）。

　さて、昨日は、『コブラ』などで有名な漫画家の寺沢武一先生が心筋梗塞で亡くなった事が分かったり、ビッグモーターが新入社員の採用活動を停止している事が分かったり、少なくとも９３人が食中毒になった石川県津幡町の『大滝観光流しそうめん』が患者への損害賠償を終えた時点で廃業すると発表したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、炎天下でスポーツ大会をしてしまった事による悲劇の話題です。やはり今の時期の炎天下に激しい運動はあかんかったんや……。

　９月１０日(※執筆時)、岩手県の盛岡市で開催された『第３３回啄木の里ふれあいマラソン大会２０２３』で、１０キロの部に参加していた６０代の男性ランナーが死亡したと発表しました。この日の気温は３０℃近くにのぼり、リタイアする人が続出したため、大会は途中で中止になったのだとか。

　男性は午前１０時１５分にスタート後、約８.５キロ付近で転倒。大会関係者らが心臓マッサージやＡＥＤなどの救命措置を試みました。消防が到着して酸素吸入を行いながら市内の病院に搬送したのですが、死亡が確認されてしまったのだとか。男性は倒れる直前まで普通に走っていたのだそうです。

　当日の現場付近の気温は午前１０時時点で２９.５℃。ここ５年間に開かれた大会の中でも最も暑く、１１時台に入ったところでリタイアするランナーが急増。新たに救急搬送された人もいた事などから、午前１１時５０分に実行委員会は中止を決めたのだそうです。

　湿度や日射などを踏まえた『暑さ指数』の測定はしていなかったのだとか。

　大会は市などが主催。３キロ、５キロ、１０キロ、ハーフの４種目１８部門があり、約１９００人がエントリーしていたのだそうです

　岩手ってもっと涼しいイメージがありましたけど、昨今の温暖化でもうすっかりそのイメージは上書きされてしまいましたね。ここ５年で一番暑かったと言うのがまずかったのでしょう。６０代にもなると、自分で元気だと思っていても突然異常が発生したりします。心筋梗塞とかこの年代の人にも多いですものね。

　運営スタッフが必死に救命活動をしたのに、報われなくて本当に残念です。合掌。

　こう言う悲劇を防ぐ方法って何があるでしょう。何かあった時にすぐに駆けつけられう環境も大事ですよね。ただ、暑さが一番の原因なのだとしたら、暑すぎたら中止する決断力が一番大事かなと言う気がします。この人以外でも救急搬送された人が出ているようですし。

　色々な理由もあって開催したのでしょうけど、次回からは暑くなりそうなら中止と言う選択肢も入れて欲しいところですね。雨天中止みたいに。

　この記事に対するコメントでは『俺は、朝の田んぼの草刈りも５時頃から始めて１０時前にはやめている。とてもじゃないが苦しくて作業にならない。東北の岩手ですら今はそれぐらいの暑さ。考え直すべきだったな』とか『この時期に開催するのが圧倒的に間違いだよ』とか『昔とは違う異常な暑さ、この時期にマラソンは無理があるよ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、リタイアした人らは賢明だったとか、マラソンはもう夏の後のイベントにするのが相応しいと言うコメントもありましたね。

　一覧では暑い時にマラソンなんてするものじゃないと言うものが多かったです。後は一度決めたら中止出来なかったんだろうなと言うものも。日本人って前例がないと動かない事も多いから、暑いくらいがなんだ～的な動きが現場ではあったりしたのかも（汗）。

　少なくとも、来年からは暑すぎる日のマラソン大会は中止と言う事で。１０月以降の開催でもいいんじゃないかな。