　今日(※執筆時)の地元はツーンと晴れております。室温は執筆時で３３℃。何か９月が本来の８月って感じですね。日本に季節が１ヶ月増えたのかも。

　昨日も九州から東北を中心に厳しい残暑になったようで、特に北陸や東北では猛暑日になったところもあったのだとか。長期予報によればこの冬は暖冬になるみたいですけど、どうなりますかねえ……。

　皆さんは公衆電話を使いますか？　携帯電話の普及であっと言う間に姿を消した公衆電話ですけど、非常事態にはなくてはならない大事なライフラインのひとつです。

　この公衆電話、今でも数が少ないと言うのに、今後は更にその数を減らしてしまうのだとか。現在１１万台くらい設置されている公衆電話はやがて３万台くらいにまでその数を減らしてしまうらしいです。そんなに減らして大丈夫なの？　淋しいなあ。

　さて、昨日は、中古車販売会社ネクステージの浜脇社長が辞任する事が分かったり、岡山の孫放置熱中症死事件で保育所側が連絡をしなかった事を謝罪したり、石川県にある温浴施設『テルメ金沢』で館内着の持ち去り被害続出している事が話題になっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、電動キックボード事故の話題です。やはりこう言う事故が多発するようなら法改正で制限を緩くしたのは失敗でしたよね。残念。

　９月９日(※執筆時)、警視庁は電動キックボードで歩行者に衝突して怪我を負わせながら逃走していた無職の女（２３）を自動車運転死傷処罰法違反（過失運転致傷）と道路交通法違反（轢き逃げ）の疑いで逮捕しました。容疑者は「キックボードと歩行者は当たっていないと思うが、転倒したのは私が原因」と一部容疑を否認しているのだとか。

　逮捕容疑は９月６日の午後３時５０分頃、東京都豊島区の歩道で容疑者が電動キックボードを運転中、歩行中の６０代女性に衝突。肋骨（ろっこつ）が折れる怪我を負わせて逃走したと言うもの。現場近くにいた警察官が、逃走する容疑者を確保したのだとか。

　電動キックボードは最高速度が時速６キロ以下に制御されていれば、自転車通行可の歩道の走行が可能です。ただ、事故当時容疑者が運転していた車体の最高速度は２０キロで、速度は「１０キロより出ていた」と話しているのだとか。

　道路交通法の改正で電動キックボードの一般道走行の解禁になったのですけど、やはり事故が多発しておりますよね。歩道を走っていいとなれば歩道を爆走する流れになるのは当然です。６キロ以下？　セニアカーくらいのスピードでしょうか？　最高速度６キロの電動キックボードなんてほとんどの人は買わないと思います。遅いですもん。

　６キロ以上出す電動キックボードが歩道走行不可だなんて、ほとんどの人は知らないと思います。大抵の人は６キロ以上出して歩道を走ってそう。

　今回の件、現場近くに警察官がいて本当に良かったですよね。そう言う好条件だったからこそ逮捕出来たのだと思います。本人は接触した自覚がないのですから、一度現場から去ってしまえば、罪悪感なくその後も普通に生活をしていた事でしょう。

　おばあちゃんも本当に災難でしたよね。安全なはずの歩道を歩いていたら、前から危険な乗り物が迫ってきて轢き逃げされてしまったのですから。

　この記事に対するコメントでは『キックボードは廃止しましょう』とか『性善説なんて成り立たない事を証明する輩がたくさんいるのに、何故規制緩和をするのか。もはや議員は国民の代表ではない』とか『歩道を乗ってはいけない電動キックボードに乗って他人に怪我を負わせて逃げたのか？　救護義務違反だけでなく、過失運転致死傷罪容疑で捜査されて当然の事件だよ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、全部時速６キロまで出ないようにするしかないだろとか、普通免許制にして刑罰も道交法縛りにしたらええねんと言うコメントもありましたね。

　一覧では電動キックボードに対する憤りを訴えるものが多かったです。他には容疑者無保険だろうし治療費や慰謝料どうするんだと言うものもありましたね。

　こう言う危険な乗り物は公道走行不可にするのが一番です。今後、そう言う風に法律が改正される事を望むばかりです。