このバットはなあ、出来損ないを殴るためにあるんじゃあ!

 今日(※執筆時)の地元は寒いです。じゃなかった、曇りです。室温は執筆時で13℃。さっむ。いきなり室温さっむ! 私は部屋に暖房器具を置かない主義なので、冬は寒さ自慢モードに入ります。しかし12月の最初に13℃とはね。

 今日は全国的に寒いようですが、昨日の時点で全国のアメダス地点の約半数で最低気温0℃未満の冬日の予想になっていました。今後、東北では雪がドカドカ降り始めたり、日によって気温が乱高下するらしいです。困りますね。


 昨日とてもショックだったのは、やはり俳優の渡辺徹氏の死去のニュースでしょう。信じられなくて3度見くらいしましたもん。享年61歳。若すぎる死です。30代の頃から糖尿病だったそうですからね。色々と体にも負担がかかっていたのでしょう。遺伝的なものもあるかもですけど、食生活って大事ですね。

 残されたご家族の方のメンタルダメージが心配になります。ゆっくりでも回復していって欲しいものですね。合掌……。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で109596人、東京で11244人、大阪で5409人、神奈川で7163人、埼玉で6608人、愛知で6955人、北海道で人の感染者が新たに確認されたり、厚労省はコビッド19ウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備えて全国の医療機関で1日当たり最大90万人の診療体制を整えたと発表したりと、まぁ転ばぬ先の杖ですよね。この最悪の想定が実現しない事を願うばかりです。


 さて、昨日は、サッカーのワールドカップで日本代表がスペイン代表に2対1で勝利して2大会連続で決勝トーナメント進出を決めたり、渋谷のスクランブル交差点周辺にサポーターらが次々と集まって勝利の喜びを分かち合っていたり、栃木で変死事案があった現場から現金を盗んだ男性巡査長が懲戒免職になったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、暴力指導が常態化していた野球部の監督の話題です。大事なバットを体罰の道具にするとか信じられません。ヒドい話ですよね。


 12月2日(※執筆時)、和歌山県立和歌山商業高校の野球部の60代男性監督が部員の高校1年生の男子生徒の頭をバットで殴って怪我をさせていた事が分かりました。生徒は被害届を提出し、県警が傷害容疑で捜査しているのだそうです。


 同校によると、10月15日に学校のグラウンドでノックの練習中、監督が「球出しが遅い」などと言い、生徒の頭を木製バットで殴ったのだとか。生徒はヘルメットをかぶっていましたが、頭部打撲の軽傷を負ったのだそうです。その後、被害生徒は退部したのだとか。


 10月17日に生徒の父親が学校に相談して体罰が発覚。監督は生徒と保護者に謝罪し、現在は指導から外されているのだそうです。同校の調査では、監督は他の部員に対しても複数回、体罰をしていた事が確認されたのだとか。


 スクールウォーズの時代でも先生が振るった暴力は拳でした。勿論今ではやっちゃいけない事ですけど、その当時でも道具を使った暴力ではなかったのですよね。まぁあれはドラマですけど。ドラマの演出ですけど。私の学生時代もビンタはありましたよ。授業中に熟睡した罰で。一気に目が覚めましたねえ。痛さはその授業の時間の間に消えました。

 まぁそんな感じで、一瞬痛かったよくらいが体罰の許容範囲でしょう。当時の話ですけど。今は当然そう言うのもダメです。そう言う時代ですから。


 なのに、この監督は当時以上の暴力を振るっています。60代ですから、昭和の頃から教師だったのでしょう。感覚がアップデートされていなかったのかな? て言うか、10月の事件が最初だったとは思えません。ずーっと続けていたのでしょうね。今までは恐怖で縛っていて明るみにならなかったのでしょう。ヒドい話です。

 監督は道具を大事にしろと指導する立場です。本人が一番大事にしてないやんって言うね。警察が動いた事で過去の余罪も全て明らかになって、罪を償う形になるといいな。


 この記事に対するコメントでは『これ、普通に殺人未遂でしょ。信じられない……』とか『体罰じゃなくて傷害だと思います』とか『バットはボールを打つモノで人を殴るモノぢゃない。監督なのにそんな事も知らないのか?』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、心の中で完全に子供を見下しているから体罰が出来るとか、バットで頭を殴るってヤンキーかよと言うコメントもありましたね。


 一覧ではこの監督の行為を非難するものばかりでした。当然ですね。流石にバットで殴るのはやりすぎです。体罰容認派もこれを認める事は出来んでしょう。

 こう言う事をする行き過ぎた暴力教師が早くいなくなって欲しいものですね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る