　今日(※執筆時)の地元はむにょ～んと晴れております。室温は執筆時で２３℃。雨で肌寒くなっても翌日晴れたら元通りですな。季節のニュースとかで今の時期のこの気候を小春日和と表記しているのを見かけたりしますが、小春日和は冬の季語であり、１１月はまだ晩秋だと思うんですよね。なので誤用ではないかなぁ。誤用だ誤用だ！　とか何とか。

　とは言え、東北以北の１１月の気候は冬そのものな気はしますけどね。雪も降りますし。地元は１２月から冬のイメージです。ふ～ゆ～がはじ（以下略）♪

　今私はゲームブックを書いております。執筆は楽しいんですけど、ゲームブックは完成してからお出ししないと不親切ですよね。リンク先が工事中だとそこでやる気も削がれますし。そこがちょっと辛いです。今の総文字数が７万文字ちょっとなのですけど、それで３分の１くらいなんですよ。うう、先は長い……。

　公開は２０２３年になるかと思います。完成した暁には、どんな感じなのかせめて作品ページを眺めるくらいはして欲しいな。無理なら本文は読まなくていいので。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で１３３０９５人、東京で１２８５０人、大阪で６６１５人、神奈川で７９０９人、埼玉で７０９８人、愛知で８８８６人、北海道で１０９４３人の感染者が新たに確認されたり、アメリカのオミクロン対応の追加接種が全国民の１１％しか進んでいない事が分かったり、自民党の萩生田政調会長が「マスクしているの日本人だけ。対処の仕方変更を」と発言したりと、日本人は雰囲気でやってますからね。風向きが変わればマスクとかダッセー！　になって一瞬で以前の光景に戻るはずです。それがいつになるかは分かりませんけど。

　さて、昨日は、林芳正外相がウクライナの越冬支援に約２５７万ドル（約４億円）の緊急無償資金協力を実施すると発表したり、政府が今国会の成立を目指す悪質な寄付勧誘行為を規制する新法を巡って信者の親を持つ『宗教２世』達が内容の再検討を求める記者会見を開いたり、課長や係長になるために公務員が受ける昇任試験の人気が低迷している事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、マナーのなっていない部外者に好き勝手にトイレを使われるのでトイレの撤去を決めたお寺の話題です。身勝手な人は本当に困りますね。

　１１月２１日(※執筆時)、兵庫県西宮市の六甲山の麓にある高野山真言宗鷲（じゅう）林（りん）寺の境内で参拝者用トイレの撤去工事が始まりました。住職の藤原栄善さん（６２）に話を聞くと、苦渋の決断である事が分かりました。

　本来は参拝者用に用意していたこのトイレですが、９割はハイカーの方が利用しているのだそうです。あるハイキングガイドには、同寺のトイレについて、登山コースにある最後のトイレスポットと紹介され『トイレはここで済ませておきましょう』と利用を促すアドバイスが書かれているのだとか。

「ハイカー全員ではなくごくごく一部の方ですが、トイレを汚しても拭き取らずにそのままの状態で立ち去られます。山歩きの途中に便意を催して必死になって歩いて来られ、間に合わずに便器の周辺まで汚してしまったと言う様子です。飛び散った汚れをそのままにするのは男女問わずです」

　このトイレは２００７年に檀家の高齢女性からの高額な寄付で建てられたものでした。それまではずっと水洗ではない昔ながらのトイレだったのだとか。当時からハイカーによって汚されていたトイレを見て、綺麗なトイレなら汚されないのではないかと、きれいなトイレを寄進しますと申し出てくれたのだそうです。

　しかし、状況は変わらずまたトイレは汚されてしまいます。一部のハイカーによる常識のない行動はこれだけにとどまらず、手洗い場の水道の栓を壊されたり、トイレットペーパーを持ち去られたりした事もあったのだとか。「トイレットペーパーがないじゃないか！」と怒鳴られた事もあるのだそうです。

　更には、法会中の本堂や鐘つき場に腰掛けて平気でお弁当を広げる人まで出る始末。

　住職もとうとう手に負えなくなり、今年の夏にトイレの撤去を決意。撤去後は改築工事を行い、瞑想室や滝行のための脱衣所として利用される予定なのだそうです。

　ハイカーって何？　と言う人のために説明すると、ハイキングをする人の事です。日本人のモラルはどこに行ってしまったのでしょうね。頑張ってトイレを見つけて九死に一生を得たのなら、綺麗に掃除して感謝の気持ちを表すものでしょうよ。汚したら汚しっぱなしとは常識を疑います。

　そう言う人は自分の家のトイレでも掃除を一切しないのかしら？　汚したら汚しっぱなしなのかしら？

　ハイキングをする人と言うのは、アウトドア大好きな人達ですよね。陽キャと言う人種もこの中に含まれるでしょう。そう言う人達は旅の恥はかき捨て程度の認識で趣味を楽しんでいるのでしょうか。嘆かわしい話です。

　来た時よりも美しくと言う言葉を両親や先生に教わらなかったのでしょうか。無責任極まりないですよね。本当に情けない話です。

　この記事に対するコメントでは『ご住職はずいぶん苦しかったんだろうな……。これ、宗教など関係なく、人として『次の利用者や掃除する人に気配りが出来るか』だと思うよ』とか『中国人観光客の行儀の悪さを笑えなくなった今の日本人の公共マナーの悪さ。先日の路線バス運転手イジメの自己中モンペ見ても分かるように質低下』とか『ハイキングガイドにも問題ある。最後のトイレスポットじゃねえよ。住職に許可得て書いたのか聞きたいね。許可得てなかったら裁判しても良いレベル』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、衣食足りても礼節を覚えない……畜生かな？　とか、１０人中１人以下のクズがいると結果的に全体に批判が返ってくるんですよと言うコメントもありましたね。

　一覧では一部のハイカー達の傍若無人な振る舞いに憤慨するものばかりでした。私も同感です。トイレが新しくなる前からヒドかったと言う話ですから、最近になってモラルが悪化したと言う事でもないんですよね。これもまた日本の縮図なのかなあ……。