何故まだ経験の足りない運転手に任せてしまったのか

 今日(※執筆時)も地元はのんべんだらりと晴れております。室温は執筆時で27℃。やはり晴れると暖かいですね。昨日の最高室温、何と32℃ですよ。夏かな? ちなみに昨日、北海道の旭川では初氷と初霜が観測されたのだそうです。日本は長いなあ。

 今後の2週間予報によると、10月17日を中心に広く雨が降るのだとか。九州から関東は雨量が多くなる恐れもあるのだそうです。この雨を境に気温は急降下。秋晴れでも空気がヒンヤリするので、寒暖差が大きくなるのだとか。困りますなあ。


 昨日はマイナンバーカード関係の話題も多かったですね。保険証と一体化させる話は既に出ていましたけど、今度は運転免許証とも一体化させる話が出てきたのだそうです。こちらは従来の免許証も継続させると言う話なのだとか。

 このいきなりの動き、私はちょっと拙速のようにも感じるのですが、皆さんはどう思われます?


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で45652人、東京で4338人、大阪で3313人、神奈川で2453人、愛知で2112人、北海道で3574人の感染者が新たに確認されたり、政府がインフルエンザとコビッドの同時流行を想定して高齢者や小学生以下の子供などに限定して受診を呼びかける方針を固めたり、公明党の石井幹事長が地方自治体への支援強化などを求める要請書を松野官房長官に手渡したり、シャープがプラズマクラスターに浮遊するオミクロン株の減少効果がある事を発表したりと、流石は目の付け所がシャープですね。これからプラズマクラスター製品がヒットしちゃうな。


 さて、昨日は、NHKが2023年の4月から受信料の不正な未払いに対して2倍の割り増し金を請求する事を検討している事を発表したり、広島で横断歩道をキックスケーターに乗って渡っていた小学生男児が信号無視した軽乗用車に撥ねられて亡くなってしまったり、東京の立川駅近くのコンビニでヘアスプレーを盗んだ男が店員ととっくみあいになって盗品や自身の携帯落として逃亡したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、運転技術が未熟な観光バスのドライバーが無茶な運転をして横転してしまったと言う話題です。何故経験を積ませてから任せなかったのか……。


 10月13日(※執筆時)の午前11時50分頃、静岡県小山町の県道『ふじあざみライン』で観光バスが横転する事故がありました。県警によると、乗客の女性1人が死亡、60~80代の女性3人が重傷を負った他、運転手と添乗員、残りの乗客全員が怪我をしてしまったのだそうです。


 静岡県警は、バスを運転していた埼玉県飯能市の運転手、野口祐太容疑者(26)を自動車運転処罰法違反(過失致傷)容疑で現行犯逮捕。容疑を同法違反(過失致死傷)に切り替えて調べています。容疑者は「事故を起こした事に間違いありません」と話しているのだとか。


 事故が起きたのは、富士山ばしり口5合目とふもとを結ぶカーブが続く片側1車線の県道。バスは右へ緩やかにカーブする下り坂を走行中に道路左側の斜面に乗り上げ、バスの右側を下にする形で横転したとみられています。事故後、容疑者は自力でバスから脱出して110番通報をしたのだとか。

 容疑者が「ブレーキが利かなくなった」と話していたと言う情報もあり、フットブレーキの多用で制動力が下がる『フェード現象』が事故原因となった可能性があります。


 バスは、旅行会社大手『クラブツーリズム』が企画した観光ツアー中でした。バスの運行会社は『美杉観光バス』。10月13日の朝に埼玉県内で乗客を乗せて出発し、富士山5合目で約50分間の自由散策した後に午前11時半に富士山を発つ予定だったのだとか。事故はその直後に起きたとみられています。


 バス関連のトラブルと言えば、つい最近では深夜バスのトラブルでお客さんを置き去りにしてバスが帰ったと言うものがありましたね。バスは多くの人を乗せて進むために、トラブルが発生すると被害者が多く出てしまうと言うリスクがあります。

 だから本来、走行の難しいルートを走る場合はベテランのドライバーが担当するのですよね。今回の事故を起こしたドライバーはまだ26歳。経緯から見て、経験不足故の運転ミスが事故の原因だったのではないでしょうか。


 バスが坂で事故を起こしたと言うと、2016年に発生した軽井沢スキーバス転落事故を連想してしまいます。今回の事故の規模はあの事故ほどではありませんけど、乗客乗員全員が怪我をして死者を1人を出しているのですから、かなりの参事には違いありません。

 楽しい観光旅行が一転して悲惨な事故の当事者に。本当に残念です。二度とこんな事故が起きないようにしっかり検証して対策をして欲しいものですね。


 この記事に対するコメントでは『エンジンブレーキを使わずに下り坂を走行するドライバーが多すぎる。AT(CVT)でもギアは落とせますよ』とか『プロであろうがなかろうが、免許を取る時に「長くなる下り坂はエンジンブレーキ使いましょう」って習うと思うんだけどなぁ?』とか『こんな未経験者に観光で富士山なぞ行かせる会社がおかしい。小泉政権がやったのがこれだ。安いだけで入札させるからクソ会社ばっかりが増える』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、軽井沢の事故を何の教訓にもしていない会社と提携していた旅行会社も怠慢ですなとか、この事故は運転の未熟さが原因でしょと言うコメントもありましたね。


 一覧ではドライバーの運転の未熟さを指摘するものが多かったです。つまり一番の原因はこのドライバーに運転を任せたバスの運行会社ですね。それだけ人手不足なのでしょうか? ちゃんと指導して経験を積ませれば、このような初歩的なミスでの事故は起きなかった事でしょう。残念です。

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