　今日(※執筆時)の地元は曇り時々晴れです。室温は執筆時で２９℃。晴れてくるといい感じです。地元は全く台風１５号の影響はないのですが、東海や関東の方々は大変な事になっているみたいですね。

　愛知で線状降水帯が発生していたり、台風の影響ある地域は軒並み大雨が降っているようです。この雨のよる被害が最小のもので済みますように。

　昨日割と大きな話題になったのが、羽田空港の保安検査場で検査員に暴行した元プロ野球選手の村田兆治容疑者の話題でした。国内線の保安検査場で金属探知機が何度も反応した事に腹を立てた容疑者が、女性検査員の左肩を押すなどしたのだとか。通報で駆けつけた警察官に現行犯逮捕されたようです。

　晩節を汚すと言うのはこう言う事を言うのでしょうね。残念。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で６３８７１人、東京で７５５９人、大阪で４９３０人、神奈川で４６７４人の感染者が新たに確認されたり、岸田文雄首相が１０月１１日から新たな観光需要喚起策『全国旅行割』とイベント支援策『イベント割』を開始すると表明したりと、これらの施策が感染者数に悪い影響を与えない事を願うばかりです。大丈夫だといいな。

　さて、昨日は、岸田首相が株式などの運用に税金がかからないＮＩＳＡを恒久的な制度にする考えを表明したり、騎手がＳＮＳで訴えた「競馬場はゴミ捨て場じゃない」と言う提言が話題になっていたり、神奈川の相模原市でカゲロウが大量発生して路面に死骸が積もり踏んだバイクが転倒する事故も発生してしまったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、東京オリ・パラリンピックの汚職問題の続報です。ＫＤＯＫＡＷＡ社長の逮捕で終わりませんでした。しかしどんどん出てくるな……。

　東京オリ・パラリンピックをめぐる汚職事件で、公式マスコットの『ミライトワ』や『ソメイティ』のぬいぐるみを製造・販売した『サン・アロー』が、大会組織委員会の元理事・高橋治之容疑者（７８）側に約８００万円を支出した疑いがある事が分かりました。

　東京地検特捜部もこうした資金の流れを把握。サン・アローの幹部らから事情聴取し、資金の趣旨などを調べているのだとか。

　関係者によると、サン・アローは１９９８年開催の長野オリンピックでも公式マスコット『スノーレッツ』のぬいぐるみを発売。同社幹部らは、東京オリンピックでも公式マスコットのぬいぐるみを製造出来るよう、２０１８年頃に高橋元理事に「今回もお願いします」と依頼していたのだそうです。

　組織委は、価格帯を分けてサン・アローと別の会社の２社を承認しました。

　その後、サン・アローは高橋元理事のゴルフ仲間の知人が経営する会社に資金を送金。更に、知人の会社側から元理事に現金約８００万円が渡った疑いがあるのだとか。

　２０２０年東京オリンピックは裏金利権オリンピックだった事が、どんどん白日のもとにさらされていきますね。もはや、このオリンピックに関わった企業にクリーンなところはひとつもないような気がしてきました。

　そして、この体質は多分ずっと昔から継承されてきたものでもあったのでしょうね。過去をほじくれば、どのオリンピックでも同じ事を繰り返してきていたんじゃないかな？　ただバレなかったと言うだけで。

　汚職オリンピック、多分日本だけの事ではないのでしょう。大きなお金が動く時は同時に利権も動くものです。他のオリンピックと今回に違いがあるとすれば、権力者のもみ消し力が弱まった――ただそれだけの事ではないかと思います。

　もう悪党が笑う時代は終わったと言う事の象徴かも知れませんね。北海道はまだ招致をあきらめていませんけど、この流れから言うと道民の支持は得られないんじゃないかなぁ？

　この記事に対するコメントでは『ほんと、金にまみれたオリンピックだったんだな。そりゃコロナ禍でも強行突破するわな』とか『うちの子は神社の狐と四季の可愛いキャラクターに投票した。決まったキャラ見てこの結果はおかしいおかしい言ってた。やっぱりおかしかった。今の日本は不正にまみれてる』とか『出るわ出るわｗ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、二度とオリパラを日本でやるなとか、もうクリーンな所って何もないんじゃないか？　と言うコメントもありましたね。

　一覧では呆れ果てる内容のものが多かったです。最初から波乱含みでしたものねえ。パクリ問題から始まって計画変更の嵐、開会式の初期プランも頓挫して、選手達の活躍よりも大会の裏方の話ばかりが印象に残ってしまいました。

　これらの問題をしっかり反省出来るまで、日本はオリンピック承知に関わるべきではないですね。この際、しっかりと膿を出し切って欲しいところです。