　今日(※執筆時)の地元は雨がパラパラと降り始めました。その内に雨風が強くなるのでしょう。室温は執筆時で３０℃。不気味な嵐の前の静けさですね。

　台風１４号情報、昨日はやたらと記事が多かったです。それだけ規模が大きくて日本への影響も大きいからでしょう。それらの情報をざっくりと紹介していきますね。

　まず、気象庁が「経験した事のない暴風などが予想され、最大級の警戒が必要」と発表したり、庁幹部が「匹敵する台風が過去にないぐらい危険」と警戒を強めていたり、平均風速２５メートル以上、九州では最大で５５メートルの暴風が吹くと見込んでいたり、九州、中国エリアのセブンイレブンの約６１０店舗が計画休業する事が分かったり……。

　そんな危険台風の１４号は、１８日に九州へ接近・上陸するおそれがあります。その後は進路を東よりに変えて、２０日頃にかけて本州付近を北東へ進む見込みなのだとか。どうか被害が最小限ですみますように……。何卒～。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で７０９７５人、東京で８０１８人、大阪で５７８１人、愛知で５１５８人の感染者が新たに確認されたり、生命保険協会の稲垣会長が感染者への入院給付金について今月２６日から６５歳以上などの支払い対象を縮小する方針の生保会社が３９社に上ると明らかにしたりと、保険会社も感染者が増えすぎてお金がなくなってしまったのでしょうね。ない袖は振れませんですからな～。

　さて、昨日は、ロシアのプーチン大統領がウクライナ侵攻について「計画は修正しない。重要な目標はウクライナ東部のドンバス地方の解放だ」と話していた事が分かったり、山口県阿武町が４６３０万円を誤って入金した経緯と再発防止策をまとめて電子化の遅れや危機管理対応などの改善策を示したり、全国霊感商法対策弁護士連絡会が永岡文部科学相に対して旧統一教会の解散命令を裁判所に請求するよう求める声明を採択したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、人生に絶望したご老人が老人ホームを道連れにしようとしてしまったと言う話題です。長く生きても最後がこれだとね。考えさせられますね。

　９月１７日(※執筆時)、大阪府警羽曳野署は老人ホームの施設内で火をつけていたホーム入居者の那須勝也容疑者（８１）を現住建造物等放火容疑で逮捕しました。

　逮捕容疑は、１６日の午後１０時２０分頃に入居する老人ホームで放火してトイレの天井などを燃やしたと言うもの。容疑者は「マッチで火をつけた。死のうとしました」と容疑を認めているのだとか。

　９月１６日の午後１０時３５分頃、同府藤井寺市の住宅型有料老人ホーム『ベストライフ藤井寺』で「４階のトイレから出火し、煙が充満している」と施設関係者から１１９番通報がありました。

　消防によると、施設の職員が消火にあたり、トイレ約２.２平方メートルを焼いて約２０分後に鎮火したのだそうです。この火災で煙を吸うなどして入居する男女８人が怪我をして、その内の８０～９０代の女性４人が病院に搬送されたのだとか。いずれも命に別条はないとの事です。

　このホームには４４人の入居者がいて、全員個室で生活していたのだそうです。

　おじいちゃん、人生に絶望しちゃったんやね。哀しい……。様子を見に来てくれる家族がいなかったのかなぁ。誰かが自分の元気な姿を喜んでくれる、生きている事を望んでくれているなら、死ぬまで長生きしようって思えるものだと思うんですよ。

　そう言う繋がりがないと、人は簡単に絶望してしまえるのかも知れません。本当の事情は分かりませんけど。

　ただ、絶望したからってホームに火をつけるのはよろしくないですよね。判断力がなくなっていたのかも知れませんけど、他の人を巻き添えにしていい理由はどこにもないのですから。何らかのホームへの不満があった可能性は捨てきれませんけど。

　この容疑者にホーム内で友達が出来ていたら、事件は未然に防げていたのかも知れません。折角高齢者が集まっているのですし、交流があって欲しかったなあ。

　この記事に対するコメントでは『どう言う経緯で死のうと思ってトイレに放火したのか知らんけど、迷惑がかかると思わんかったんかなぁ？』とか『死のうと思うのなら他人に迷惑かけず１人で死んでくれ！』とか『うちの施設ではライターやマッチは職員さんに預けて、鍵のかかる引き出しにしまうのが決まりになってるけど、そう言う事はしないの？　どこから手に入れたの？？』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、人生の最後は刑務所かとか、お金はあっても幸せにはなれない典型と言うコメントもありましたね。

　一覧では周りの迷惑を考えろとか、どうやってマッチを入手したのかと言うものが多かったです。ホームが火をつける物に敏感になっていると言う事は、それだけ類似の事件が多発していた経緯があったのでしょう。

　火は全てをなくしてしまいます。そんな危険なものを自由にさせないようにしなくてはいけませんね。病んでいる入居者に寄り添う仕組みも同時にね。