　今日(※執筆時)の地元はカラッと晴れております。室温は執筆時で３２℃。台風一過ですね。どうやらフェーン現象も収まって悪くない感じです。秋が深まるなあ。

　昨日は台風１１号の影響で北陸でフェーン現象が発生して４県の観測点の内の３０ヶ所で３５℃以上の猛暑日を観測したのだそうです。３９℃近くまで上昇した地域もあったのだとか。フェーン現象はどの季節に発生しても嫌なものですねえ。

　今日の関東地域は昼頃から雨が降るところが多いのだそうです。その雨で気温も下がってくれるといいですよね。ひと雨ごとに深まる秋でございます。

　そして、日本の南の海上ではまた新しい台風の卵が生まれそうになっているのだとか。まだまだ台風シーズンですからね、今後もしばらくはこの天災に対する備えをしておかねばなりません。どうかあまり日本に影響がありませんように。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で１１２１９８人、東京で９４８６人、大阪で１２０９３人、愛知で１２０７０人、兵庫で５０１１人の感染者が新たに確認されたり、岸田首相が感染者の療養期間について有症状は７日間に、陰性であれば５日間で解除可能にすると発表したり、９月２６日から全国一律で全数把握を簡略化すると述べたりしました。この毎回の感染者数の発表もその日までかな。

　さて、昨日は、松野官房長官が安倍元首相の国葬儀に要する経費の概算を公表したり、兵庫で息子のいじめ問題を解決しようと学校に乗り込んで男子中学生に暴行して軽傷を負わせた男が逮捕されたり、愛知でトラックに向かって自転車で煽り運転をしていた男が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、夜行バスのトラブルで乗客が途中で置き去りにされてしまったと言う話題です。一体どうしてこんな事に……。

　問題のバスは当初、９月４日(※執筆時)の２２時１０分に大阪・難波を出発し、９日５日の６時１０分に東京・池袋に到着予定でした。しかし、バスの空調トラブルで車内は『サウナ状態』になってしまったのだとか。途中で立ち寄ったパーキングエリアで調整を試みたものの、復旧は出来なかったのだそうです。

　その後、深夜１時頃に京都駅でバスの運行中止について知らされた後に返金対応を受け、乗客は荷物も含めて全員降ろされたのだとか。

　この状況に乗客の一部は声を荒げて、運転手さんに詰め寄って宿代などは出ないのかと交渉をしていたようです。けれど、その返事は「宿代は出せない」の一点張りで、その態度がさらに彼の神経を逆撫でしたのだとか。話し声が怒鳴り声にエスカレートしたところで警察官が到着。

　ヒートアップした乗客を警察官が囲い込んでなだめている隙に、運転手さんや乗務員さんだけがバスに乗り込み、逃げるように発車して行ってしまったのだそうです。

　さくら観光バスの担当者は、乗客が立ち去ると認識するに至るような『コミュニケーション不足』については認めたものの、「バス代金だけではなく、誠意として総額で１万５０００円あるいは１万６０００円を渡している」「空調トラブルのまま走行を続けていた場合の熱中症などのリスクを考えると、ある程度適切な処置だったと考えられる」と言う見解を示しています。

　代わりのバスの手配については、近くに営業所がなく、すぐに向かわせても約１０時間かかってしまうと言う事情もあったのだとか。

　うーん、これはひどい話。とは言え、元々安い料金の深夜バスにそこまで手厚い弁償を求めるのも違う気はします。そう言うトラブルのリスク込みでのそのお値段だったのですから。返金対応してくれたし、それが出来る限界じゃないのかなぁ。

　そのまま運転して事故が起こって大惨事になるよりかはマシと言う事で。最近もバスの事故がありましたし。怖い怖い。

　とは言え、やっぱりこのトラブルの当事者になったらそんな冷静ではいられないのかも知れませんね。警察が来るようなトラブルになっていなければ、もっときちんと説明をした上で別れられていたのかも知れません。

　この会社にはもっとしっかりバスの整備をして欲しいですね。そもそも、整備不良だったのが一番の原因なのですから。

　この記事に対するコメントでは『タクシードライバーですが、旅客運送法的に車のトラブルで運送をやむなく中断する場合は代替の車を提供するのが当然。放置して帰るはあり得ない』とか『トラブルで運行不可になった時の対応が確立されてなかったって事でしょ？　まずそこが問題なんだよ』とか『このケース、結果を聞いた上で考えて……だけど、まずは京都の観光バス会社にチャーター料金を支払ってでも代行してもらえないか探す……かな。そして朝まで立ち去らない……かな』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、整備不良だし返金だけで済む問題じゃないしとか、約款どおりの対応なら文句は言えないかもと言うコメントもありましたね。

　一覧ではこう言った場合の対応マニュアルみたいなのがなかったのが良くないと言うものが多かったです。バス会社によっては、運行出来ないトラブルがあった時にすぐに代わりのバスが手配されたと言う事例のコメントもありました。

　このバス会社にとって、走行出来ないトラブルは初めての経験だったのでしょう。せめて今後は不満を抱かせないトラブル対策を考えて欲しいものです。