昔懐かしい思い出を今の子供達にも! ああ~っ!

 今日も地元はもや~んと曇っております。室温は執筆時で31.5℃。雨が降りそうなので湿度は高いですね。週間予報によると、この先も秋雨前線や湿った空気の影響で雨の降る日が多いみたいです。これで一気に涼しくなって欲しいものですね。

 ちなみに、気象庁は今年の6~7月の気候が異常気象だったと言う見解を示しました。今までずっとそうだったのですけどね。きっとこの先も変わらずにね。


 ランドセルを気軽に移動させられるアイテム『さんぽセル』を作った『悟空のきもちTHE LABO』が、今度は宿題に使わない教科書を学校に置いて帰る『置き勉』禁止への対抗策として、学校机を利用した鍵付きロッカー『さんぽロック』の予約を始めました。

 机の中に装着する事で盗難防止になり、机に教科書を置いていても大丈夫と言うコンセプトなのだとか。これもヒットしそうですね。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で208551人、東京で21770人、大阪で22924人、神奈川で8987人、埼玉で5877人、千葉で5732人、愛知で18060人、兵庫で10195人、北海道で5587人、福岡で11198人の感染者が新たに確認されたり、岸田首相が自身が感染した事について「国民の皆さんの不安や心配に思いを巡らせる貴重な機会にもしなければならない」と語ったり、全国知事会が自治体に義務付けられている感染者の全数把握について即刻改めるよう強く求める緊急声明をまとめた事が分かったり、青森県が札幌市の医療機関に委託して運用していた『県臨時Webキット検査センター』で陽性と判定された感染者8220人が国の集計に反映されていなかった事を明らかにしたりと、最近は感染者数関連のゴタゴタが多い感じですね。問題点が見つかったら即時修正していって欲しいところです。


 さて、昨日は、イギリスでプレステがユーザーに過大な料金を請求したとソニーが訴えられていたり、2022年度の地域別最低賃金の22道県の引き上げ額が国の示した目安を上回った事が分かったり、渋谷の母娘刺傷事件で逮捕された中3少女が「親に似た人を狙った」と供述している事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、地域団体が開催したイベントが環境破壊に繋がったかも知れないと言う話題です。色々と詰めが甘かったみたいですね。残念。


 7月24日(※執筆時)に山形県酒田市の地域団体が開いた自然体験イベントで、外来生物のアメリカザリガニや金魚を最上川水系に繋がる水路に放っていた事が分かりました。のうで水路をせき止めていたのですが、一部の生物が越えた可能性が高いと主催者側が謝罪しています。


 イベントは小学生や幼稚園児、保護者など約40人が参加。生き物の掴み取りを体験してもらうもので、川で捕まえた魚などを用意していたプールの中に放った他、店で購入したアメリカザリガニ数十匹や金魚40匹を水路に放ったのだとか。

 水路は土囊や網を置いて区切っていたのですが、それらの上にも水が流れており、参加者から「ザリガニが土囊を越えて外に流れた」と言う指摘があったのだそうです。


 このイベントは2003年頃に始めたものですが、水路内に生き物を入れたのは今回が初めての試みだったのだとか。


 山形大学農学部の小峰助教(保全生態学)は放流のリスクを指摘しています。アメリカザリガニは外来生物法改正で『特定外来生物』に指定される見通し。現時点で放流に罰則はありませんが、指定後は罪に問われる可能性があります。「生態系を脅かす恐れがあり、法改正に関わらず放流は不適切」なのだとか。


 助教は「ザリガニは『子供の遊び相手』と言う身近なイメージが強く、脅威と言う認識が浸透しきっていない。生き物とふれあう機会は大事だが、プールなどで自然環境と切り離す事が必要だ」と語っています。


 あれま。やってしまいましたね。ザリガニが川に当たり前にいて、子供達のいい遊び相手だった昭和の時代。主催者はその頃の感覚を今の子供達にも楽しんでもらおうと思ったのでしょう。しかしそれが裏目に出てしまった。事前のシミュレーションが甘かったと言わざるを得ません。

 今まで水路には生き物を入れていなかったのに、どうして……。


 主催者の話によると、初めての試みでスタッフも手探りでイベントを行っていたのだそうです。そこで目の届かないところで不手際があったと。今更何を言っても全ては後の祭りなのであります。

 どうか、回収出来なかったザリガニなどがヒドい悪さをしない事を願うばかりですね。


 この記事に対するコメントでは『これだけ古くからいるアメザリを今更と言う人がいるが、外来種の多くは在来種との共存が出来ない。それに今までも駆除はずっと続けている』とか『日本の生態系を狂わせる行為に多額の罰金が必要なのではないかと思うのだが』とか『外来種を放つって、それ自然体験じゃなくて不自然体験だから……。在来種が食い荒らされるって解らないのかなぁ。散々テレビでも問題を指摘してきたのに。監督不行き届きの問題じゃない』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、じゃあプールだけでやれやとか、自然破壊の最たるものでしょと言うコメントもありましたね。


 一覧では、この団体の行為を非難するコメントばかりが並んでいました。地域団体って専門家でも何でもない地元の大人達の集まりなんですよね。そりゃこう言うミスも有り得ますわ。

 せめて、イベントを始める前に学校の先生でもいいから意見を聞くべきでしたね。

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