この子は育てられない……竹やぶに捨てよ

 今日(※執筆時)の地元はもやりと曇っております。室温は執筆時で19℃。今日は早朝に書いてるからね。仕方ないね。何故この時間執筆かと言うと、映画を観るためです。シン・ウルトラマンを観に行くやで。楽しみ~。

 週間予報によると、今週の後半から蒸し暑くなっていくのだとか。先週はそんな気候が今日から始まるとか言ってました。今の時期の長期予報は当てにならぬ……。


 少し前まで日本で一番長寿な地域は沖縄でした。それが2015年には男性36位、女性7位まで順位が低下しています。その理由は肥満や食生活の変化だと言われておりますな。県民の世代が代替わりした事で短命になってしまったと。

 つまり、食生活と運動の習慣を見直せば寿命は伸びるんですね。沖縄は今リベンジに燃えているそうな。その頑張りが実を結ぶ事を期待したいところです。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で35008人、東京で3348人、大阪で2576人、神奈川で1905人、埼玉で1633人、千葉で1025人、愛知で1878人、兵庫で1561人、北海道で2488人、福岡で1861人、沖縄で2022人の感染者が新たに確認されたり、北朝鮮で新たに約296180人の発熱者が確認されたり、北海道の札幌市が症状などを入力すると療養の方法や期間を自動判定するサイトの運用を始めたり、山口で自宅療養していた県内の50代の女性が死亡したと発表したりと、急に悪化する可能性があるのがこのウィルスの怖いところですね。レアケースではありますけど……。


 さて、昨日は、天皇、皇后両陛下が沖縄県と東京都で同時開催された『沖縄復帰50周年記念式典』にオンライン出席されたり、アメリカでパイロットが突然体調不良になってしまい操縦経験なしの乗客がセスナ機を操縦して無事に着陸させた事例が話題になっていたり、福井で捕れたての新鮮な甘エビを北陸新幹線を使って素早く首都圏へ運ぶ取り組みが始まったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、育てられない子供を殺して竹やぶに捨てた事件の話題です。せめて生きていれば、まだ生き延びる可能性もあったのに……。


 5月14日(※執筆時)、愛媛県警新居浜署は産まれたばかりの男児を殺害した同県新居浜市在住のアルバイト従業員で母親の立野由香容疑者(32)を殺人容疑で逮捕しました。容疑者は容疑を認めているのだそうです。

 逮捕容疑は、4月上旬頃に出産した自分の乳児を近所の竹林内かその周辺で殺害したと言うもの。


 同署によると、4月13日の午前8時過ぎ、現場周辺の竹やぶでタケノコを採りに来た男性がタオルのような物に包まれた生後間もない乳児の遺体を発見。「赤ちゃんが捨てられている。もう死んでいる」と通報したのだそうです。

 その後の捜査で、乳児は死産ではなく生まれた後に死亡したとみられる事が分かり、防犯カメラ精査やDNA型鑑定で容疑者を特定したのだとか。


 育てられない子供を身籠ったなら、気付いた時点で他の選択肢もあったと思うのにどうして……? もしかしたらその時点ではまだ育てていけそうな希望があったのかな。で、出産間際ではそうではなくなっていて他に誰も頼れなかった?

 何にせよ、母親が自分の産んだ子供を殺めると言うのはとても辛い選択だったと思います。残念。合掌。


 こう言う事例は日本各地で発生していますよね。今回の場合、そのまま埋めていれば発見は遅くなったのに、発見されなかったかも知れないのに、埋めずに遺体をタオルに包んで竹やぶに放置していた。

 どこかで見つけて欲しいと言う気持ちも残っていたのでしょう。そして自分の犯した罪を罰して欲しかった――そう思ってしまうのは考えすぎでしょうか。


 この記事に対するコメントでは『自分の産んだ子を例え都合が悪くてもゴミのように捨てられるものなのだろうか……。猿のように妊娠して子供を捨てて挙句には子殺しの犯罪者とか救いようがないよな。股の緩い女はダメダメだわ』とか『もちろん彼女は日本の法律に基づき罪を償うべきだ。しかしその背景に『妊娠のリスクは女が一方的に背負わされている』『男の下半身には甘く女には厳しい価値観』と言う背景も忘れちゃいけない』とか『こう言う事があるから、赤ちゃんポスト、内密出産は必要になる。それ以前に性教育、避妊の知識の普及、中絶薬の議論。そして女に厳しく男の下半身に甘い社会背景への対策。必要な事は沢山ある』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、育てられないなら産むなとか、赤ん坊が可哀想すぎますと言うコメントもありましたね。


 こう言う事件の背景には様々なパターンがあるので、一言でああしろこうしろとは断言出来ません。ただ、こう言う事情が起きてしまった時にフォロー出来る仕組みがもっと充実すればいいのになと思います。

 今後、悲しい思いをする親子が出来るだけ発生しませんように。

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