日本国民の皆さん、ごめんなさい

 今日の地元はアメダス。室温は執筆時で22.5℃。肌寒さもあんまり感じられなくなりました。この時期によく見かける花と言えばツツジですね。色んなところでよく見かけるなと思っていたら自分ちの庭にもありましたわ、まさに灯台下暗し。

 今日のこの雨、地域によっては荒れる予報が出ています。どうかどこにも大きな被害が発生しませんように。GWも雨模様みたいですし、雨多いですね。


 知床観光船遭難事件。被害者の救助が中々進展していないみたいですね。どうにか1人でも多く見つかりますように。この件は見た目は事故です。しかし、社長が行けと言って発生したものですから人災であり、その点で事件とも言えます。この被害に遭った乗客乗員全員が、社長の独断の被害者なのです。

 時間が経って落ち着いたら、この社長の責任をしっかり追求していかなくてはいけませんね。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で24839人、東京で3141人、大阪で963人、神奈川で2807人の感染者が新たに確認されたり、厚生労働省の専門部会が4回目のワクチン接種を高齢者ら限定にする方針で了承したりと、この接種の間隔も1ヶ月短縮しての5ヶ月にするのだとか。何か色々と思惑が透けているような気がします。考えすぎでしょうか。


 さて、昨日は、世界最高齢ギネス世界記録に認定されている福岡市の田中カ子かねさんが119歳で亡くなったり、新入社員の初任給を引き上げる企業が相次いでいる事が分かったり、総務省の調査によると携帯ショップの1割で販売拒否などの違反行為をしていた事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、ウクライナ政府の作った動画が日本人に深い失望を与えたと言う話題です。までも、海外の日本の認識はそう言うものなのでしょうね……。


 4月24日(※執筆時)、ウクライナ政府はツイッターで批判が集まっていた動画を削除して謝罪しました。動画の中でアドルフ・ヒトラー、ベニート・ムッソリーニと昭和天皇を並べていた事が分かって日本からの批判の声が多く寄せられたからです。


 当該の動画は4月1日に同国公式ツイッターに投稿されたもの。『ruscismラシズム(21世紀ロシアの統治体制の政治イデオロギー、社会的慣行)と戦う」と言うコメントと共に投稿され、ヒトラー、ムッソリーニ、昭和天皇の写真と共に「ファシズムとナチズムは1945年に打倒された」と言う文章が並べられる場面がありました。


 4月23日頃からこの動画が日本で拡散して、多くの批判の声が上がります。ウクライナ政府は動画を削除して修正版を投稿し「以前のバージョンでのミスに心からおわびします。日本の友好的な人々を不快にさせる意図はありませんでした」と謝罪しました。

 修正版の動画は、ヒトラーとムッソリーニのみ掲載された形になっています。


 うーん、これねぇ。第二次大戦の悪の親分を挙げたかったのでしょう。なら、東條英機の写真を載せていたらこう言う騒ぎにはなっていなかったのかも知れません。日本ってやっぱり未だに西欧からは悪に加担した悪の国ってイメージが根強いのでしょうね。ま、実際当時は鬼畜米英で戦っておりましたしな。

 戦争は負けたらずっとそのイメージが続いていく良い例ですね。


 大体、日本の天皇の立ち位置って海外の人には理解が難しいのかも知れません。日本人の中でも皇室廃止派はウクライナのこの認識が普通じゃんって反応ですし。ゼレンスキー大統領がアメリカに支援を求めた時は真珠湾攻撃を例に出しましたからね。

 とは言え、今は抗議を受けて修正していますし、海外の認識も今後は改まってくれるといいですよね。


 この記事に対するコメントでは『個人的には気分悪いが、外国の意識なんてこんなもんだろう。だが謝罪の必要ないとほざいてる連中は大半が左翼のクズ』とか『昭和天皇は戦犯ではなく最後まで天皇であり続けた。そしてその判断をしたのは戦勝国側。その戦勝国側の旧ソ連のウクライナが昭和天皇を戦犯のように扱うのはあまりに勉強不足。批判は当然』とか『無知蒙昧な外国人にはこの程度の認識だと言う事です。真珠湾攻撃とテロリズムの区別も付かない程度ですから。残念だがこの国にも理解出来ない無知な人は大勢いますが』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、ウクライナのプロパガンダの在り方に問題があると思うとか、他国の歴史を利用してやるのはマジで諸刃の剣なんだよなと言うコメントもありましたね。


 基本的に海外の認識なんてそんなものと言うものが多かったです。私もそう思いますね。戦争なんて結局勝った者がその行為を正当化して、負けたものを悪にするんですよ。それが今も続いているんですね。そう考えると空しくなりますなぁ。

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