　今日(※執筆時)の地元はぬんぬんと曇っております。室温は執筆時で２４.５℃。この数字の割に肌寒く感じるのは日射しが射し込んでいないからでしょうか。

　予報によれば、この先の天気は周期的に変わり、土日や来週火曜日は西日本で大雨となるおそれがあるのだとか。ＧＷも九州から関東はすっきりしない天気になるのだそうです。不安定な気候は予報も外れがちなんですよね。困ったものです。

　４月１６日(※執筆時)、鳥取の大山町で恐竜の着ぐるみ集団が競って芝を駆け抜ける『ティラノサウルスレース大山』が開催されました。イベントは成功し、大盛況を見せたのだとか。海外でやっているのを見た事がありますが、日本でも始めたみたいですね。ちなみに、日本で開催されたのは初めてのようです。

　動画を見たのですけどかなりシュールで、参加者の皆さんも楽しそうでした。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で４３００３人、東京で６７００人、大阪で２８４６人、神奈川で２８３４人、埼玉で２３７８人、愛知で２３６６人、福岡で２４６４人の感染者が新たに確認されたり、神奈川の私立中学でウィルス対策のために２ヶ月間ずっとプールに給水していたために水道代で３４９万円の損害が出て教員らに半額が請求されてしまったりと、本来かけ流す必要がなかったのに知識不足でやらかした結果は痛かったですね。実行する前に専門家に相談していたら止められていたかもですのに。残念。

　さて、昨日は、東京で中学生の少女にわいせつな行為をした上に裸の画像を送らせたホストの男が逮捕されたり、熊本の私立秀岳館高校の男子サッカー部でコーチが部員に暴力を加えている動画がＳＮＳに投稿されて騒ぎになっていたり、政府が開いた統合イノベーション戦略推進会議で今年度中に国産の量子コンピューター初号機を整備する方針を明記したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、給付金の送金ミスで大金が振り込まれてしまった人がそれを使い込んでしまったと言う話題です。そう言うお金をよく使えますよねぇ。

　４月２２日(※執筆時)、山口県阿武（あぶ）町はウイルス関係の臨時特別給付金の振り込みに絡んで、誤って計４６３０万円を振り込んだ住民から返金を拒まれていると発表しました。この住民は「元には戻せない」などと話しているといい、町は県警に相談して被害届の提出や刑事告訴を検討しているのだそうです。

　町によると、４月８日にコビッド禍で影響を受けた住民税非課税世帯などを対象とした、１世帯10万円の臨時特別給付金を町内の４６３世帯にそれぞれ振り込んだのだとか。

　その際、その中の１世帯に別途４６３０万円を誤って振り込んでしまったのだそうです。

　すぐにミスに気付いた担当職員は、誤送金先の住民と住民の口座がある銀行に連絡。２１日に送金額を取り戻す手続きを依頼しようと住民に面会したところ、「既に入金されたお金は動かしている。もう元には戻せない。罪は償います」と話したのだとか。

　突然身に覚えのない大金が振り込まれたら、多くの人は混乱して真相が分かるまで手を付けないと思います。普通はそうでしょう。後で返してって言われたり、使ったところで怪しげなところが接触してくる可能性を考えてしまうからです。

　一方で、身に覚えがなくても送金した方のミスなんだから使っちゃえって能天気に使っちゃう人もいます。今回の使い込んだ人は後者のタイプのようですね。

　勝手に使い込んだと言っても、この人は返還が要求される事態を想定して敢えて使ったみたいですね。覚悟してネコババしている。相当の事情があったのでしょう。動かしていると言う表現から株か何かに投資したっぽいですね。罪は償うから、今はこのお金が必要なんだと。

　お役所も厄介な人に誤送金してしまったものです。残念。

　この記事に対するコメントでは『送金ミスの連絡貰ってからすぐ動かしたんだよね？　それ普通に窃盗だよね。何が罪は償いますやねん』とか『罪は償うって言ってるけど、有罪になったらその額返してさらに罪に問われるよ。腹立たしいのは分かるけどおとなしく返金しておこうよ』とか『こう言うのこそマスコミの出番じゃないの？　玄関先で見張って勤務先まで押し掛けてインタビューするやつ』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、町の職員も中々だけど振り込まれた住人もおかしいでしょとか、これ職員と受け取った住民がグルではないかとの疑いもあるよねと言うコメントもありましたね。

　この事件が報道された時、もうひとつ話題になったのがフロッピーディスクでした。何でも、振り込み対象の名簿はフロッピーディスクで銀行に提出されたのだそうです。手続きの中で、職員が誤って出力された振込依頼書を銀行に渡した事が原因だったのだとか。

　フロッピーディスクが現役、流石は田舎のお役所です。物持ちがいいなぁ。