また時代がSFに一歩近付きました

 今日(※執筆時)の地元は霧雨じゃ、濡れて参ろう……的な感じです。春ですなあ。室温は執筆時で20℃。まぁまぁな感じでしょうか。昨日は関東でかなり寒くなったと言う話ですが、東北の方では20℃くらい下がった地域もあったのだとか。一日で季節がガラッと変わってしまうとはね。恐ろしや……。

 台風1号は今日の午前9時辺り強い勢力で小笠原諸島に最接近すると言う話です。もうピークは過ぎた感じでしょうか? どうか大きな災害が発生しませんように。


 ちゃおちゅーるのいなばが、ウクライナに残されたペット達の食糧支援をしているのだそうです。同社はグループ会社の『いなばヨーロッパ』のワルシャワ支店を通じて、保護施設に38000食のペットフード製品を無償提供。4月中には追加で15万食を送るのだとか。

 流石はいなば。100人乗っても大丈夫なだけはあります(それ違う会社)。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で55294人、東京で8540人、大阪で4314人、神奈川で3739人、埼玉で3863人の感染者が新たに確認されたり、大阪府は府が検査をした内の約7割が『BA.2』へ置き換わっていたと発表したりと、この勢いで行けば5月上旬にはBA.2が100%になりそうなのだとか。感染力は強くなっていいので、毒性だけは弱くなっていって欲しいものですね。


 さて、昨日は、ロシア国防省が日本海海域で巡航ミサイルの発射演習を行ったと発表した事を受けて政府が外交ルートを通じて懸念を伝えたり、自民、公明、国民民主3党はガソリン税を一時的に引き下げる『トリガー条項』の発動を見送って石油元売り会社に対する補助金制度の継続・拡充で対応する方向で調整に入った事が分かったり、東京海洋大学が死んだ魚から取り出した『生殖幹細胞』を別の個体に移植して卵や精子を作製する技術を開発したと発表したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、現実がSFの世界に一歩近付いたと言う話題です。この技術がさらに進歩すれば、肉体的ハンデのひとつが克服されていく事になりますね。


 4月14日(※執筆時)、電気通信大学は筋肉が収縮するときの電気信号『筋電』で5本の指を動かせる『サイボーグ義手』の開発と実用化に成功したと発表しました。実地試験も完了済み。障害者などが購入時に補助を受けられる制度の対象として、厚生労働省の認可も得たのだそうです。


 これは、装着者の筋電のパターンと義手の指を動かすパターンを紐付ける事で、意図するように5本の指を動かせる仕組み。部品や制御システムを独自開発した事から、電通大による機能追加もしやすいのだとか。


 電通大によれば、電動の義手で厚労省の認可を受けたものは海外製のものと同大が2018年に開発したもののみなのだそうです。国内製で認可を受けるのは2例目なのだとか。

 海外製の筋電義手はいずれも輸入が必要な事からコストが高く、機能追加も難しいのだそうです。そのため、より調達しやすいものが求められていたのだとか。


 記事には義手の写真も載っていたのですが、人間の手を模しているとは言え、まだまだ機械の手って言う感じの作りになっていました。これから技術開発が進めば、人の手と変わらない形に近付いていけると思います。そうなった時が義手の完成形とも言えますね。基礎的な部分はもう出来ていると思いますから、人の手そっくりの義手の登場は意外と早いのかも知れません。


 いやでもすごい技術ですよ。これが一般的になれば、腕を失った人も普通に生活出来るようになりますね。義手ですから機能追加もし放題な訳で、人の手では出来ない機能追加バージョンも作られるかも知れません。手をかざすだけで買い物が出来るようになったりとか……。必要ないって言えばないんですけど。

 SFなら武器を内蔵とかそんな話になりますが、そう言う未来は来ないといいなぁ。


 この記事に対するコメントでは『サイコガンついてないじゃないか』とか『ライダーマン!』とか『昔『片腕サイボーグ』ってB級SF映画あったよな?』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、猫の手を借りなくても良くなったかとか、まるで攻殻機動隊の義体みたいだなと言うコメントもありましたね。


 やはりネタに走ったコメントが多かったです。でもSFでお馴染みのものが実際に開発されたとなると、そう言うコメントになるのも仕方がないのかなと。今後も義手や義足の技術が進んで、そう言うハンデが克服されていくといいですよね。

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