判決文? まぁ集団訴訟だしコピペでいいんじゃね?

 今日(※執筆時)の地元は全般的に曇っております。室温は執筆時で17.5℃。予報では寒くなると予測されていましたけど、まぁそこまでではないですね。地元が暖かいのかな。12月17~18日は全国的に『冬の嵐』が予想されているそうですから。この2日間で今シーズン初めての暴風雪や大雪になる所もあるみたいです。

 どうか皆さん、寒さによる被害に遭われませんように。風邪をひかないように、暖かくして過ごしてくださいね!


 このご時世、多くの企業で忘年会や新年会を開催しないところが増えているのだそうです。まぁコビッドの問題もありますしね。それ以前から会社の飲み会が多くの人から嫌がられていた経緯もあります。ウィルスがその傾向に拍車をかけた感じなのでしょうね。飲みニュケーションも遠くになりにけりですな。

 それと、企業の年賀状も廃止の流れが広がっているようです。季節の歳時記もこれからはどんどん変化していきますね。少し淋しい話でもありますなあ。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で190人、東京で30人、大阪で15人、神奈川で36人、群馬で15人の感染が新たに確認されたりと、じわじわっと増えていますね。まだオミクロン株はそこまで広がっていないようです。広がったら感染者数は夏の頃レベルまで増えるのでしょうか? 今後も注意が必要ですね。


 さて、昨日は、漫画家の赤松健氏が来年夏の参院選へ立候補の意思を表明したり、今年1月1日のニューイヤー駅伝を制した富士通が駅伝の優勝旗をなくした事を発表したり、この発表を受けて来年のニューイヤー駅伝は優勝旗なしで行う事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、司法の堕落の話題です。いくら集団訴訟の裁判だからって判決文がコピペってあんまりじゃないですか……。手抜きは止めて頂きたい!


 12月16日(※執筆時)、国が生活保護費の基準額を引き下げたのは生存権を保障する憲法などに違反するとして受給者が各地で起こしている集団訴訟の判決文で、福岡と京都、金沢各地裁の文章に酷似している箇所がある事が分かりました。

 文章には同じ誤字も含まれており、弁護団は先行して出された判決文をパソコン上でコピーして貼り付けた『コピペ』で作成された疑いがあります。


 弁護団によると、5月に出された福岡地裁の判決文では、テレビやパソコンについて『生活扶助により支出することが想定されない非生活扶助相当品目(医療費、NHK受診料等)とは明らかに性質を異にするというべきである』と言及していました。『NHK受信料』と書くべきところを誤記したとみられていますが、9月の京都地裁判決、11月の金沢地裁判決でも『受診料』と記されていたのです。


 誤記を含む文章全体も字句や語尾は若干異なっているものの、構成はほぼ同じだったのだとか。この3つの判決文には、他にも同様に酷似した箇所があるとの事です。


 重要な書類はコピペじゃいけませんよって言うのは、以前大学の卒論か何かでも話題になっていましたっけ。コピペしてるのが分かったら認定しませんよって話だった気がします。卒論でそれなのに、裁判の判決文がやったらダメでしょう。集団訴訟だから似た言葉が並ぶ感じになるのは仕方ないですけど、これじゃあやっつけ仕事じゃないですか。ちゃんと給料分の仕事はして頂きたい。


 とは言え、こう言う判決文が『発見』されたと言う事は、既に他の裁判の判決文でもコピペが常態化していると言う事なのでしょう。余罪……と言うのは違いますけど、同種のコピペは他にもたくさん作られているのではないでしょうか。少なくとも、今回が初めての事例ではないはずです。

 今回の件を機に判決文の調査をしたら、興味深い結果が出てくるかも知れませんね。


 この記事に対するコメントでは『生活保護を巡る環境は厳しくなるだろうな。値上がりも始まったし。セーフティネットの削減は不安材料でしかない。受給者叩きをしてる人、あんま他人事に考えない方が良い』とか『無知なので何が問題なのか分からないんだが。判決自体が判例のコピペのようなものなんだから、いいんじゃないの? と思ってしまう』とか『判決文ってのはね、『判例』としてこれからも何十年と大勢の専門家によって読み込まれ、引用され、議論の素材にされる訳。だからこんな見え見えの手抜きがあっちゃいかんのよ』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、最低とか、情けないと言うコメントもありましたね。


 コメント一覧を見ると、意外とコピペでいいじゃん派の人も多かったです。う~ん。まぁでもコピペが禁止されている訳でもないからなぁ。ただ、誤字放置はしっかり文章を読み込んでいない証拠ですし、手抜きなのは間違いないです。裁判は当事者にとってはとても大事なものですし、仕事には真剣に取り組んで欲しいものですね。

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