　今日(※執筆時)の地元は台風一過です。朝は心地よく晴れていたのですが、ちょっと雲が多くなってきましたヨ。雨、降るんかなぁ……。ちなみに、室温は執筆時で３０.５℃。まだそんなに暑くはないですね。

　地元はこんな感じなのですが、関東周辺とかはすごく暑くなるみたいですね。日中は４０℃になる地域もあるって予想されているそうです。どうか皆さんしっかり対策をしてくださいね。

　で、昨日は台風９号が上陸したり１０号の影響が日本を襲ったのですけど、岡山で１人が亡くなり、島根や広島ではそれぞれ１人が行方不明になり、東京では高さ約１５メートルの木が倒れて赤信号で停車中の乗用車２台が下敷きになったりと、怪我人も相次いだのだそうです。

　台風との関係は不明なものの、愛知で竜巻らしき突風も発生しています。雨で地盤が緩んだかも知れませんし、しばらくは警戒した方がいいのでしょうね。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で１２０７３人、東京で２８８４人、大阪で９９５人、神奈川県で２１６６人の感染が新たに確認されたり、東京オリ・パラリンピックの警備を担う『特別派遣部隊』の男性機動隊員計１４人の感染が新たに判明したり、感染が判明して自宅療養していた俳優の野々村真氏の症状が悪化して８月５日から入院している事が分かったりと、芸能人の方の感染も相次いでいますよね。どうか野々村氏も無事に回復して復帰出来ますように。

　さて、昨日は、愛知で父親と姉を殺害した容疑で弟が再逮捕されたり、兵庫で路上に座っていた８０代の女性を交番に連れて行った高３女子が人命救助などをした人に県から贈呈される『のじぎく賞』を受賞したり、第６期叡王戦５番勝負の第３局で先手の藤井二冠が２勝１敗でタイトル奪取に王手をかけたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、日本に上陸して猛威を奮った台風９号の被害の話題です。あの島のシンボルのアートなオブジェが大変な事になってしまったんですよ。

　８月９日(※執筆時)、香川県にある直島のシンボルとして親しまれている芸術家、草間彌生さんのアート作品『南瓜』が、台風９号の影響で海に流された事が分かりました。

　黄色いカボチャをモチーフにしたこの作品は、高さ２メートル、幅２.５メートルの強化プラスチック製で、海に面した桟橋に設置されていました。

　所有するベネッセホールディングスによると、８月９日に風と波が強まったため、同社の関連会社の社員数人が見守っていたのだそうです。すると、午前１０時半頃に作品を固定する金具が外れて海に流されたのだとか。その後、南瓜は桟橋に何度も打ちつけられてしまったのだそうです。作品は社員が回収したものの、３つに割れてしまったのだとか。

　同社の広報担当者は「とても重要な作品で、残念としか言いようがない。修復出来るか判断したい」とコメントしています。

　皆さんはこの南瓜、ご存知でしょうか。テレビで紹介された事もあって、ＣＭでも流れた事があるのかな？　割と有名なアート作品ではないかと思います。私は草間氏の作品は何かと聞かれたら、すぐにこれが思い浮かびますね。逆に、それ以外をあんまり知らないのですけど（汗）。

　実際に生で見た事はありませんが、存在感がすごいですよね。まさにアートと言えます。

　そんなアートが台風で流されて割れてしまうなんて残念。ただ、もともと野ざらしにされていた芸術作品です。台風で割れてしまうところまで含めてアートだと言えなくもない気がしてしまうのは、私がアートを都合よく誤解しているからでしょうか（汗）。

　複数の人が見守っていたと言う事ですけど、人的被害が発生しなくて何よりです。多分、動こうとしても動けなかったのでしょうね。人命第一ですから。

　この記事に対するコメントでは『当事者には申し訳ないが、俺にとってはカボチャが高波に流されて割れると言う所まで、むしろ芸術性を感じるよ』とか『えっ……台風で海が荒れている時に、アート作品を見守る為に海に近付いていたの？　回収作業も危険では？　色々怖い』とか『元通りの修復が第一ですが、それが望めなかったとしたら新たなインスピレーションを加えても……』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、正直これの何が芸術なんか全く分からんとか、カボチャも落とせば割れますしと言うコメントもありましたね。

　コメントでは、割れるまでがアート派とこのアート生理的に無理派でほぼ占められていました。台風が来るのは分かっていたのだから一旦撤去した方が良かったと言う意見もありましたね。きっとスタッフもそこまでの強風と荒波が襲うとは思っていなかったのでしょう。その見通しの甘さが仇になってしまいましたね。残念。