　今日(※執筆時)も地元はあちーです。じゃなかった、晴れてます。室温は執筆時で３３℃。梅雨が明けたと言うのに蝉の声はあんまり聞こえません。淋しい……。

　暑くはなりましたけど、地元はまだ涼しい方です。昨日は気象庁と環境省が京都府など１府２２県に対して『熱中症警戒アラート』を発表していましたが、その中に地元は入っていませんですし。きっと夏の京都はすごく暑いんだろうなぁ……。

　オリンピック関係では、バッハ会長が語った「日本人の忍耐強さを示す大会。日本も輝く時だ」と言う言葉が波紋を呼んでいたり、国内のスポンサー企業が相次いで経営幹部らの開会式などへの出席を見送っていたり、昨日話題に出した絵本作家ののぶみ氏がその役職を辞退したりと、マイナス方面の話題だけは豊富でした（汗）。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で３７５８人、東京で１３８７人、大阪で３１３人、沖縄で１５４人の感染が新たに確認されたり、大阪の大阪市が市民に呼びかけていた内容に反して大人数で会食をしていた市職員１１０９人を処分したと発表したりと、本当にお役人さんは会食が大好きですね。ただ、自分達で決めた決まりくらいは守って欲しいところです。

　さて、昨日は、行方不明になっていたウガンダのオリンピック代表選手が三重で保護されたり、茨城の鹿嶋市内の小学校がオリンピックの試合を観戦する児童の保護者に向けて会場にペットボトルを持ち込む場合は出来るだけコカコーラ社製にするように文書で求めていた事が分かったり、京都で倉庫に侵入して大工道具を盗もうとした９８歳の男が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、ホームレスのおっさんが生きるために行った犯罪の話題です。こう言う事が起こりえるから、置き配の利用には躊躇しちゃうんですよね。

　７月１９日(※執筆時)、大阪府警住吉署は玄関に宅配物を置く『置き配』を相次いで盗んでいた住所不定で無職の草場一志容疑者（５５）を窃盗容疑などで逮捕、送検したと明らかにしました。容疑者は「仕事を辞めて金がなく、置き配を盗んで食べ物を確保していた」と供述しているのだとか。

　捜査関係者によると、草場容疑者は２～３月、府内の集合住宅などで置き配を計１６件（総額約５万円相当）盗んだ疑いがあります。飲食店に侵入して現金を盗んだ７件（総額約１６万円相当）も含め、計２３件の被害を裏付けたのだとか。

　容疑者は２月に会社を辞めた後、公園やマンションの階段の踊り場で生活してしたのだそうです。

　ホームレスの厳しい現実ですね。ホームレスの人の中には無事社会復帰出来た人もいますけど、そう言う人はごく少数なのでしょう。それと、この容疑者は公園や踊り場で夜を過ごしていたそうですから、常に１人だったのでしょうね。

　普通のホームレスの皆さんは集団で生活をしていますから、その集団の中にいる事が出来たなら、きっと犯罪は行っていなかったのではないかと思います。

　置き配って誰でも持ち出せる感じなのでしょうか？　まぁだからこう言う犯罪も成立してしまえるのですが……。防犯を考えたら、鍵付きのものを使って常に施錠して欲しいと思います。犯罪者が悪いにしても、防犯意識は大事ですよ。

　それより飲食店の盗みは一体どうやったのでしょう。置き配を盗むよりハードルが高そうですけど……盗みの才能があったのかもですね。

　この記事に対するコメントでは『盗みは良くないが、何故会社を辞めたか気になる。コロナ禍で解雇されたのか。病気で働けなかったのか。行政に行っても助けてもらえなかったのか。置き配よりこちらが気になる』とか『何だか悲しくなってくるな。子供の頃『自転車泥棒』って悲しいイタリア映画を観て、こんな皆が貧乏な時代に生まれなくて良かったと思ったが、あれから６０年経って今そこにある日本の皆が貧乏な時代』とか『やっぱり性善説の置き配はリスク高いよ。今の日本は犯罪者だらけ。置き配なんて止めた方がいい』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、努力の方向を間違ってるわとか、うちの嫁さんもやられてたなと言うコメントもありましたね。

　容疑者を擁護するコメント、断罪するコメント、様々なものがありました。生活に困ったからって犯罪はいけません。どうにか犯罪に手を染めない方をもっと模索して欲しかったし、犯した罪はしっかり償って欲しいものですね。