　今日(※執筆時)の地元は……予報に反して晴れました。大雨が降るという予報は何だったのか……。代わりに明日が雨の予報になってますけど、信用出来んなこりゃ。室温は執筆時で２９℃。晴れたらそんなもんよね。

　窓を全開にしているので、風が吹いていてきたら涼しいですよええ。問題は、その風がたまにしか吹かない事くらいかな。

　オリンピックの話題ですが、性別を転換して男性から女性になった重量挙げの選手が女子８７キロ超級で７位となり、オリンピック出場権を獲得したのだそうです。性別の変更を公表した選手が出場するのは、史上初めてとなるのだとか。

　この選手、一時期競技から遠ざかってたいたそうで、だから７位なのかなと言う気がします。元男性より強い女性選手が６人いるのもすごい世界ですよね。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で１９４４人、東京で４６７人の感染者が新たに確認されたり、自衛隊が東京と大阪で運営する大規模接種センターの予約状況が３分の１しか埋まっていない事が分かったり、ウイルス禍の長期化を受けて上場企業による希望・早期退職の募集が増えている事が分かったりと、景気が回復傾向に向かうにままだまだ時間がかかりそうですね。

　さて、昨日は、Ｇ７サミットが初日の討議を終えて各国の首脳が東京オリンピック開催を支持している事が分かったり、埼玉で東京オリ・パラリンピックの子供達に割り当てられている『学校連携観戦チケット』をキャンセルする動きが県内で相次いでいる事が分かったり、千葉市立青葉病院が患者の神経を傷つけて後遺症を残した手術ミスがあった事を発表したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、警備会社に警備以上のものを求めて揉め事になっていると言う話題です。そりゃまあ大損して悔しい気持ちは分からなくもないですけど……。

　５月２１日(※執筆時)、長崎県漁業公社が警備大手セコムに対して、災害時の同社警備員の不手際によって養殖の稚魚が死滅したとして、７６４万円の損害賠償を求める訴えを長崎地裁佐世保支部に起こしました。

　訴状によると、２０２０年９月２日の夜に佐世保市の矢岳事業所で台風による停電が起きた時、セコムの警備員は自宅にいた所長に電話で「停電で異常警報が出ているのでリセットする」と伝えたのだそうです。

　所長は警備員が事業所に駆けつけたと思っていたのですが、実際は出動していませんでした。その後の連絡もなかったため、停電も復旧したと誤信してしまいます。ですが停電は続いており、４時間しか持たない非常用電源の燃料も補充出来ませんでした。翌日の朝に出勤すると、ヒラメなど養殖の稚魚１０万５千匹が酸欠で死滅していたのだそうです。

　公社側は「警備員が現場に駆けつけて停電が続いている事を所長に伝えていれば、所長は非常用電源の燃料補充などの対応が出来た」と主張。ヒラメの死滅分の損害を求めています。これに対し、セコムは「係争中なのでコメントは差し控えたい」とコメントしています。

　セコム、してますか？　って言うか、公社の人は契約をする時に非常時の対応をしっかり伝えていたのでしょうか？　いくらセコムとは言え、養殖の事を詳しく知っている訳ではありません。非常事態が起こった時にどう対処するかは、基本的なマニュアルに沿ってそれ以外の事はしないのが普通だと思うんですよね。この事業所はこう言う所だからこう言う事に注意してねって言うのは、事業所側が前もってちゃんと伝えるべきなのではないでしょうか。

　勿論伝えていた上でそれを怠ったのなら、セコムにも不手際があったと言う事にもなるのでしょう。ただ、伝えていなかったのだとしたら？

　そもそも、所長が停電の連絡を受けた時に魚がどうなっているかをしっかり確認すべきでしたよね。そっちを怠って後で怒るのも理不尽な気がします。専門はどっちだよって話ですよ。大体、部外者がそこまで気が回らないのは当然でしょう。

　この記事に対するコメントでは『係争中？　ゼニ取って契約してるのに警備員が点検に来なかったんじゃ何の為の警備だ？　争うどころか地面に額を擦り付けて詫びるべきだろう。まぁ、誰でも出来る警備員などこんなモンだろう』とか『これはセコムが賠償するべきでしょうね』とか『警報が出たらリセットするだけの簡単なお仕事です』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、所長ならまず自分で見に行けよとか、セコムの怠慢も悪いが生き物扱っていて他力任せと言う根性も同情出来ないと言うコメントもありましたね。

　コメントではセコムが悪いと言う人が多くの支持を得ておりました。あるえ？　そりゃ確かに出勤して確認していないと言うのは問題ですけど、確認したとしてもやっぱり報告は同じようなものになった気がします。

　今後、裁判でお互いに意見をぶつけて、どちらも納得出来る結果を得られますように。