このコラムの冒頭の、お天気を形容する変な言い回しはにゃべ♪さんの中で何かあったんだろうかと懸念しております今日この頃…こんにちは、森緒 源でございます。
ちなみに今回はヨーデルの響きのような晴れに聞こえました。ブラボー。

雪国東北北国の人たちにとって、山菜採りは単なる趣味やレジャーではないんですよ。
確かにまぁ現在ではスーパーに流通食品が豊富に揃ってはおりますが、昔の時代を過ごして来た年配の人にとっては山菜は生きるための貴重な食材、山菜採りは生活の一部だった訳なんですね。

何しろ豪雪地や北国って、秋が過ぎてから遅い春が来るまで、半年近く緑の無い世界なんですよ。
…春になって山に山菜が出るのを本当に嬉しくも生きるために心待ちにする生活を過ごして来た年代の人たち。

熊🐻と遭遇する危険をも分かっていながらもやはり山に入って行ったんでしょうね。
ただ、生きるために山菜を求めてた頃は若かったんだけど、現在は爺婆になったので熊🐻から逃げることも対決することもかなわなかった。残念。

あっ、それと…確かに現在は山菜もスーパーで売られてはいますが、そのほとんどは中国産の輸入ものでして、ハッキリ言ってもう風味は国産ものと月とスッポン、もはや別物。せいぜい駅の立ち食いうどん屋の「山菜うどん」のちょい載せ具材にしか使えぬシロモノです。
雪降る地方に春が来て、熊のいる山から採って来た新鮮な山菜料理を食べてみれば、その違いが分かりますよ。

ただ、いずれにしたってそんな私も熊🐻にやられて亡くなった方のご冥福をお祈り申し上げます。

以上です。