昭和では珍しくない光景でしたが、今は……

 今日(※執筆時)も地元はとっぴんしゃらりと晴れております。室温は執筆時で25.5℃。まだまだ晩秋の気配の漂う気温となっております。善き哉。

 今日は月曜なので映画を観てきたなんですよね。そう、アゲ太郎。アニメとは違う展開でしたけど、最終的にはいい感じで終わりました。原作未見ですけど、多分アニメと同じ流れでしょうから、映画は映画用に話をアレンジしたのでしょうな。感想はまた雑記の方に書きますねー。


 決着がついたアメリカ大統領選ですけど、バイデン氏の当選確実が報じられた時、トランプ大統領はワシントン郊外でゴルフをしている最中だったのだそうです。

 トランプ氏は直後に陣営を通じて声明を発表し「この選挙はまだ終わりにはほど遠い」と主張。大統領選で勝敗が決まった後に伝統的に行われてきた「敗北宣言」を拒否したのだとか。うーん、やはりこの問題はまだこじれそうですなぁ。


 ではまずコビッド関連の話題から。東京では189人、北海道では152人の感染が新たに確認されたり、その北海道の札幌では市長が地区内で10月以降発生した飲食店のクラスターの内の「7、8割が深夜営業」と説明して歓楽街の時短営業要請の必要性を強調したりと、やはり北海道の封じ込めは急務な感じがしますね。どうにか感染者数を抑えられますように。


 さて、昨日は、兵庫でレジャー感覚の密猟が多発している事が分かったり、愛知県知事のリコール活動が会長の高須院長の体調不良を理由に運動の終了が宣言されたり、九州厚生局麻薬取締部と鹿児島県警が元自衛官の男を大麻の密売していた疑いで逮捕したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、昭和のスパルタな指導をしていた部活で監督がやりすぎた指導をしてしまったと言う話題です。今の時代には合わなかったんやね……。


 今年9月(※執筆時)に神奈川県藤沢市の私立藤嶺とうれい藤沢高校硬式野球部で男性監督(47)が練習中に1年の男子部員に素手でノックを受けさせて、全治3週間の怪我をさせていた事が分かりました。

 同校は「不適切な指導だった」として部員の父親に謝罪し、監督を1ヵ月指導停止などの処分とした上で、県高校野球連盟に報告したのだとか。


 同校によると、監督は9月26日のノック中に捕球ミスをした部員に対し、「グラブを外しなさい」と指示してノックバットで計3球を打って素手の左手で捕球させたのだそうです。部員は翌27日の練習前に監督に手のひらが腫れた事を伝え、同28日に病院で3週間の挫傷と診断されたのだとか。


 同校は事実関係を調査し、校長と部長が10月7日に部員の父親に謝罪しました。日本学生野球協会は日本高野連から処分案の上申を受け、17日にも処分を公表する方針なのだとか。


 監督は同校の調査に、素手でノックを受けさせた事について「手のひらで捕球する感覚を掴んでもらいたかった」と説明したそうです。佐野健校長は「不適切な指導だった。部員らには申し訳ないという気持ちだ」と話しています。


 素手でボールを取る練習は漫画キャプテンにも出てくるみたいですね。昭和の頃はそれが当たり前の指導方法だったのだそうです。フィクションの中だけのとんでも練習じゃなかった! 知らなかったのでびっくりです。野球の世界も奥が深いですな。

 実際、この練習で技術が向上した子もいるみたいなので、効果はあるようですね。


 問題は、グラブを付けている時と同じ感覚でノックをしてしまった事にあるのでしょう。感覚を掴むだけならそんな強い威力を出す必要はないですよね。素手だからこそ、怪我をしない勢いにする必要があったのです。それが出来なかったのは本当に残念ですね。

 怪我をする練習は今の時代にはそぐわないものです。その意識があればこの怪我も防げていたのかも知れません。


 この記事に対するコメントでは『おいおい、本気の打球はミットを付けていても痛いのに、この監督のやっている事は暴力だ。脳みそに筋肉しか詰まっていないのか? 二度と野球に関わらせるべきではない!』とか『私はこれで左人差し指を剥離骨折しました』とか『素手でボールを取るのはよくある練習方法で、グラブではなくボールをしっかり手で掴む感触を覚えると言うもの。このような練習するなら、軟球をでやれば良かったのだろうが』などの意見が多くの支持を得ていました。経験者はやり方がまずかっただけと言い、未経験者は体罰だと言っているのが印象的でしたね。


 昔からある指導なのだとしても、怪我までさせては本末転倒です。昔はそれが通じていても今は違うのです。こう言う指導は止めるか、怪我をしない方法を模索して欲しいところですね。

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