なぁお金貸してくれよぅ……困ってるんだよぅ……

 今日(※執筆時)の地元はアメダス。昨夜から降り始めた雨がずっと降り続いているダス。室温は執筆時で21.5℃。ちょっぴり肌寒いダスね。

 天気予報によると、この雨から一気に寒くなるなんて言われているダス。3日から4日は北海道や東北北部で雪が降り、8日は北海道の上空に真冬並みの寒気が流れ込む予報になっているのだとか。北の皆さんは是非防寒対策を急いで欲しいダスね。


 昨日の芸能界一番の話題はショーン・コネリー氏死去のニュースだったでしょうか。日本の芸能ニュースと言うか、世界の芸能ニュースですね。とは言え、きっちり老衰での死去だったようで、これなら穏やかに冥福を祈れると言うものです。偉大な俳優の死に合掌。どうか安らかに。


 ではまずコビッド関連の話題から。東京で116人、北海道で81人の感染が新たに確認されたり、静岡では富士登山再開に向けて感染防止の中間案を発表したりと、この中では北海道の感染者数の増加が気にかかりますね。これからどんどん寒くなるので、北海道の現状が数ヶ月後の他の地域の姿になるかも知れません。北海道の対策がうまく行って、他の地域も参考にする流れになるといいな。


 さて、昨日は、大阪で都構想の是非を問う住民投票が行われて約1万7千票のきんで反対多数となった事が分かったり、埼玉でもベトナム国籍の男が無許可で豚を解体していた事が分かったり、上野動物園でアジアゾウのウタイがオスの赤ちゃんを出産した事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、優しい人の善意を利用した許されざる犯罪の話題です。このご時世でも優しい人がいるのいいのですが、知らない人を簡単に信用しちゃ駄目ですよ……。


 福岡市中心部で困ったふりをして借りた金をだまし取る『寸借詐欺』の被害が相次いでいるそうです。博多署と中央署によると10~20代の若者が狙われやすく、7月以降、両署には計数十件の被害相談が寄せられているのだとか。両署は善意につけ込んだ悪質な犯罪として警戒しているのだそうです。


 10月21日(※執筆時)、福岡中央署は住居不定、無職の男(21)を詐欺容疑で逮捕しました。9月13日の夜、福岡市中央区の路上で同市のアルバイトの少女(18)に困ったふりをして声をかけて現金5万1000円を騙し取ったと言うものです。

 男は連絡先として紙に名前と携帯電話の番号を書いて渡したのですが、数日後に少女が電話すると見知らぬ人にかかり、そこで被害が発覚したのだとか。


 同様の被害は博多区でもあったようです。6月末に博多バスターミナルで筑紫野市の男子学生(18)が「大分に帰る金がない」などと声をかけてきた男に5000円をだまし取られたのだとか。

 約2ヵ月半後に学生がバスターミナルを訪れると、再び同じ男から声をかけられ、不審に思い警察に通報。9月に博多署が住居不定の無職の男(68)を詐欺容疑で逮捕。男は「だました相手と忘れていた」と容疑を認めたのだそうです。


 7月以降、博多署は他にも1人を寸借詐欺の疑いで逮捕しています。若者の被害が相次いでいる事に対して、同署は「若者の方があまり人を疑わないためではないか」と推察し、注意を呼びかけています。


 お金の貸し借り……お金は貸したらいけないってよく言いますよね。貸すのなら、あげてもいいと思わなくちゃいけないとか。知り合い相手の忠告ですらそれなのに、何故知らない人に高額のお金を渡してしまうのか。痛い授業料とは言え、それを払ってしまったのは、両親がしっかり教えていなかったからと言う側面も大きい気がします。授業では教えてくれませんしねぇ。


 困った人が金銭面で助けを求めてきた場合、その正しい回答は交番に案内すると言うものです。個人が自腹を切る必要はありません。まぁ知り合いなら対応してもいいですけど。知らない困った人まで面倒は見なくてもええんやで……。

 それにしても流石福岡、若者から老人まで幅の広い年齢層の人達がお人好しの若者を狙っているんですね。一体どうやってその手口が広がっていったんだろう。


 この記事に対するコメントでは『本当の優しさは『貸す』のではなく『警察へご案内する事』だ。もし貸すなら身分証明書と姿を写真に撮っておく事。写真があれば指名手配出来る』とか『金を借りる奴は信用しない方が良い。例え同僚や友達でも』とか『通報した学生さん、よく2ヶ月前に1度だけ会った犯人の顔を覚えてたね。あっぱれ!』などの意見が多くの支持を得ていました。困った人に頼られたら警察へって意見が多かったですね。やっぱりその対応は常識としてみんな覚えて欲しいところです。


 田舎の方が心がピュアな人が多いですし、この手口が広がらない事を願うばかりです。まぁ手口が有名になれば、引っかかる人もいなくなってくるのでしょうけど。

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