　今日(※執筆時)も地元はドンドコドンドコ晴れております。室温は執筆で３３℃。お盆も過ぎて何となく淋しさの比重が高くなってきましたね。相変わらず陽射しは強いし、セミはひっきりなしに鳴いておりますけど。この雰囲気を味わうのも夏の楽しさのひとつなのかも知れません。

　昨日は午後０時４０分に静岡の浜松市天竜区の天竜で４０.９℃を記録して、今年の全国最高気温となりました。同市内では中区でも４０.２℃になり、天竜と共に地点ごとの最高記録を更新したのだとか。

　気温が４０℃とか未知の世界ですよ。どうか皆さんしっかり対策をして倒れないようにしてくださいね。

　ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに２６０人の感染が確認されたり、大阪では１５１人、重症者は７０人になって過去最多を記録したり、天理大ラグビー部でクラスターが発生して２０人の感染者が確認されていたり、沖縄の感染拡大を受けて橋本厚生労働副大臣が現地で不足する看護師や保健師を全国から募って近く派遣する考えを明らかにしたりと、各地でもクラスター発生が本当に残念ですね。油断大敵です。３密を常に意識しないと……。

　さて、昨日は、米国防総省が『未確認飛行物体』についてタスクフォースを新たに設けて実態解明に向けた調査に乗り出す事を明らかにしたり、長崎沖で海洋調査をしていた海上保安庁の測量船が韓国海洋警察庁の船から調査を中止するよう無線で要求されたり、愛媛で男性が自宅の部屋の中で首から血を流して倒れている状態で発見されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、認知症の老人を救った優しい高校生達の話題です。このご時世にこう言う話題は心がホッとしますね。

　８月１４日(※執筆時)、福岡県警の春日署は同県那珂川市の路上で認知症の男性が倒れているのを発見して通報をした、いずれも高校生の松崎顕太郎さん（１７）と高崎恵さん（１８）に感謝状を贈りました。男性は倒れていた日の朝に姿を消して、行方不明届が出ていたとの事です。

　８月３日の夜、２人は一緒に自転車で帰宅途中に路上で高齢の男性が仰向けに横たわっているのに気付いたのだとか。

　高崎さんが声をかけても男性の返答が要領を得ず、曽祖母が認知症になった時の症状を母から聞いていた松崎さんは「もしかしたら」と思い、すぐに１１０番通報したのだそうです。

　警察はこの男性を朝から捜索していました。２人が男性を発見したのは自宅から直線距離で約７キロも離れた場所だったのだとか。

　認知症になって徘徊してしまうと中々見つけられなくなったりするそうですよね。本人が行きそうな場所に行くとは限らないから捜索も大変だと思います。こう言う時に警察犬が活躍したりするんですよね。

　高校生２人が老人を発見したのが具体的に何時頃か記事からは分かりませんけど、真っ暗な時間帯に横たわっている知らない老人によく声をかけられたなと。勇気のある行動だったと思います。中々出来ませんよね。私も現場に遭遇したらスルーする気がしますもん（汗）。

　本当、２人共天晴です。老人の家族の方も見つかって良かったですよね。

　この記事に対するコメントでは『素晴らしい！　ＧＪでしたね！』とか『良い事だ。犯罪や事故、政治不満の中傷や芸能人のスキャンダルより、こう言う誉められるニュースをもっと報道して欲しい』とか『祖母は９５歳で亡くなるまで認知症で、ある日行方不明に。警察も探したけれど見つからず、翌朝ぼろぼろになってふらりと帰ってきました。知らん顔をしない精神って貴重。２人ともありがとう』などの意見が多くの支持を得ていました。高校生の行動を褒め称えるものが多かったですね。私も同感です。

　助けられたご老人、次に徘徊してもまたいい人に見つけてもらえるかどうか分からないのですし、家族でしっかり見ていかないといけませんね。もう二度と行方不明になるような事がありませんように。