　今日(※執筆時)の地元は晴れてんだか曇ってんだかこれから雨が降るのかカオスな感じです。昨日は夕立も降りましたしねぇ。その割にそんなに涼しくもなりませんでしたけど。湿度か？　湿度のせいなのか？　今日もそんな感じで蒸し蒸しした一日となりそうです。

　室温は執筆時で３２.５℃。そこまで暑すぎない感じですね。風も吹いてきて昨日より過ごしやすいくらいです。これから上昇していくかもですけど（汗）。

　予報では今日も全国的に気温が高くなる所が多く、猛暑日地点はさらに増えそうなのだとか。埼玉の熊谷市は３９℃の予想です。そして、福島の福島市でも３８℃と東北を含めた本州内陸を中心に体温を超える所があると予想されています。低気圧が近付いて曇りや雨となる北海道でも南風で気温が上がり、帯広など東部では３５℃くらいの所がありそうなのだとか。

　と、昨日は予想されてましたけど、実際はどうなっていますか。地元に関して言えば、そこまで暑い感じはせんですよ。流石にひなたは暑いですけどね。

　ではまずコビッド関連の話題から。東京では新たに１９７人の感染者が確認されたり、その東京の感染者の入院患者の増加ペースが速くなっていたり、大分にある立命館アジア太平洋大学の留学生の外国籍の１０～３０代の男女７人が感染した事が分かったり、島根にある立正大淞南高校のサッカー部でクラスターが発生して関係者８８人の感染が確認されたりと、部活クラスターは怖いですね。部員が多ければ多いほど被害は拡散されてしまいます。島根は感染者の少ないところだったのにいきなりこれですか……どうか皆さん発症しても軽症で済みますように。

　さて、昨日は、神奈川の老人ホームで利用者を殴って重症を負わせた職員が逮捕されたり、京都の『京都五山送り火』の時に『大文字』が灯される如意ケ嶽で『大』の文字が何者かによって勝手にライトアップされていた事が分かったり、岡山で妊娠していた女性の同意を得ずに堕胎をさせた外科医が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、この暑いご時世に鉄の箱の中で頑張って仕事をしていた人の悲劇の話題です。どうしてこうなる前に問題に気付けなかった……。

　８月９日(※執筆時)の午前１０時頃、岡山県倉敷市のＪＲ瀬戸大橋線宇多津―児島駅間で、高松発岡山行き観光列車『瀬戸大橋アンパンマントロッコ２号』（２両編成、乗客約４０人）の２０代の男性運転士が熱中症で救急搬送され、列車が停車しました。

　ＪＲ四国によると、交代の運転士が約２５分後に運転を再開。１両は窓がなく空調設備はついていないのですが、乗客に体調不良を訴えた人はいませんでした。停車によって、この列車を含む上下９本に運休・遅れが出て、約１３００人に影響が出たそうです。

　これね、記事をよく読むと違和感に気付きます。２両編成の１両目にもお客さんがいるんですよね。それでもお客さんは誰も体調不良を訴えてはいない。同じ環境なのに。それでコメントを確認すると事実が分かりました。

　この列車はトロッコと言う名前で分かる通り、普通の形をしていないんです。１両は吹きっ晒しなんですよ。窓がないと言うより、窓にガラスが嵌め込まれていない、密閉空間ではないんです。常に風が入り込む様になっています。その状態で空調設備もなにもないですよね。

　２両目は窓もついて密閉状態なので空調もしっかりあるのでしょう。いやはや、記事だけ読むと騙されるところでしたよ。なんて悪意があるんだ、朝日新聞。

　とは言え、運転室は密閉空間だったのかも知れません。ならばわざわざトロッコ車両の事を書かなくて良かった。意味不明です。この件で問題があったとするなら、車両の作りもあるのでしょうけど、そもそも運転士の体調管理が良くなかったのでしょうね。睡眠不足だとか、事前にしっかり水分塩分をとっていなかったとか。

　倒れてしまったのはお気の毒ですが、今後はどうか気をつけて欲しいと思います。

　この記事に対するコメントでは『ＪＲは客の前に乗務員に気を遣ってやれよ。客に気を遣うのは乗務員がやるから、おまえら会社は乗務員に大事にしろや』とか『運転席で水を飲んでたら写真を撮ってサラす連中がいるから、オチオチ水分補給もできないっていうのもあるんじゃね？』とか『キクハ３２の方は客室は吹きっさらしだから、よほどのことがない限り客は熱中症にはならんやろ。どうも朝日の記事は悪意を感じる。窓がなく空調設備はついていなかった、とか』などの意見が多くの支持を得ていました。記事の書き方のせいで混沌としているコメント欄でしたね。

　今後は運転室にスポットクーラー的なのか、せめて扇風機的なものが付くのかも知れません。何らかの対策をとって、同じ事が起きないようにして欲しいものですね。