　今日(※執筆時)の地元は雨のち曇のち雨……なのかな？　取り敢えず今は雨、止んでおります。室温は執筆時で２８℃。蒸し蒸ししておりますなァ……。

　この雨の降ってない時間帯に急いで買い物しなきゃなのですが、まぁ予報が正しければ曇りの状態は夕方まで持つみたいなので、それを信じたいところです。

　蒸し蒸ししていると、ただそれだけで体力を消耗しますよね。だから全然執筆が捗らず、最近はエッセイしか書いておりません。どげんかせんといかんですヨ（汗）。

　ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに２２４名の感染者が確認されたり、政府はこの結果に対して冷静な対応を国民に呼び掛け、現時点で経済社会活動の段階的な再開を見直さなければならない状況にはないとして、１０日からイベントの開催制限を予定通り一段階緩和する方針だったりと、東京近辺とそれ以外で感染状況の違いが更に浮き彫りになっていました。この大量の感染者は検査数を増やしたからだそうですけど、やっぱりそう言う方法を駆使すれば感染者の数をある程度コントロール出来るんだなと言う印象です。本当の関東の感染状況ってどんな感じなのでしょうね？

　さて、昨日は、円谷プロが同社の許諾なしにウルトラマンが登場した映画を巡る中国上海市での訴訟に勝訴した事を発表したり、長崎の大村ボートレース場が『大雨特別警報』が発令されていた最中も観客を入れてレースを続行していた事が分かったり、大阪で勤務時間中に喫煙を繰り返していた市都市整備局の男性職員が減給６ヵ月（１０分の１）の懲戒処分になったりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、暑い日々に水分補給をと言う心遣いが逆に仇となったと言う話題です。レアケースとは言え、こんな危険があったのですね。気をつけねば。

　７月８日(※執筆時)、大分県は、臼杵市の福祉施設でステンレス製のやかんに入ったスポーツドリンクを飲んだ７０～９０代の男女１３人が、嘔（おう）吐（と）、吐き気などの症状を訴える食中毒になったと発表しました。

　水道水に含まれる微量の銅成分が古いやかんの内部に蓄積し、酸性の飲料で溶け出した事が原因とみられていて、これは極めて珍しいケースなのだそうです。

　県食品・生活衛生課によると、福祉施設はステンレス製のやかんで湯冷ましをつくり、スポーツドリンクの粉末を入れたのだとか。そのスポーツドリンクをデイサービスの利用者が飲んだところで、嘔吐などの異状を訴えたのだそうです。

　届け出を受けた大分中部保健所が検査したところ、スポーツドリンク１リットル中に２００ミリグラムの銅が検出されたのだとか。

　銅は１０ミリグラム程度の摂取で中毒症状が表れるのですが、今回の場合、１人当たり３０ミリグラムの銅が入ったスポーツドリンクを飲んだと言う計算になるのだそうです。

　同課によると、やかんは約１０年前から使用しており、内部に黒く変色した部分もあったのだとか。水道水に含まれた銅が内部に蓄積し、酸性のスポーツドリンクを入れた事で溶けたとみられています。

　水道水に銅が含まれているだなんて知りませんでした。長年使っていてそれが蓄積していたってちょっと怖い話ですね。原因が分かってしまえば、黒い変色部分を見つける度に洗剤を使ってきっちり洗えば問題ないと対策も取れるのですけど……。

　それを知らなかったせいでこんな大惨事になってしまうだなんて。どうか皆さん無事に回復しますように。

　被害者が全員高齢なのでそこは少し心配ですね。暑いから水分補給をして欲しかったのでしょうけど、それが裏目に出てしまった。スポーツドリンクだけに皆さんきっと一気飲みしちゃった事でしょう。これが熱いお茶ならちびりちびり飲んで被害も少しで済んだのかもですけど……。

　今回の教訓はこまめな洗浄は大事と言う事になるでしょうか。何事も手抜きはあかんねと言う事で（汗）。

　この記事に対するコメントでは『科学って素晴らしい。原因分かんなかったら犯人探しで酷い事になってたよこれ』とか『タンブラー（水筒）の注意書きに『スポーツドリンク・乳酸菌飲料等・不可』って、酸性の飲み物を入れないように書いてあるよねぇ……』とか『スポーツドリンク作るのに湯冷まし？　水道水のカルキを抜くため？　それとも、なんとなく一度煮沸した方が衛生的だと思った？　水道水そのままのほうが一番衛生的でしょ、基本的には』などの意見が多くの支持を得ていました。別容器でスポドリ粉末を混ぜるべきだったと言うコメントもありましたね。まぁ人は手抜きする生き物ですし……（汗）。

　世の中、どんな罠があるか分かりません。今回はしっかり原因も分かったので、再発はしない事と思います。原因を知る事、大事ですね。これからの暑い時期、皆様もどうかお気をつけて。