スキマニュース日記

流石の電通さんもそれは無理があると分かったんやろね

　今日(※執筆時)も地元はアメダス。２日連続雨の朝ダス。この雨のせいで映画に行く予定が潰れたダス。残念ダスーッ！　ちなみに室温は執筆時で２５.５℃ダス。雨で窓を締めっぱなのでちょっち蒸し暑いダス。なので扇風機を稼働させたダス。

　雨の日が憂鬱って人もいますけど、出かける予定がないなら私は雨の日は割と好きです。気ままに歩くなら雨の日に傘をさして歩くのもいいですよね。どれだけ降っていても俺は傘で防御してるから無意味なんだぜ、的な無敵感が味わえるのが好きなんですよ。傘が雨を弾く音も大好物です。変でしょうか？

　ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに１０２人の感染が確認されたり、テレビ朝日で男性社員の感染が確認されたり、埼玉のキャバクラでクラスターが発生した事が確認されたりと、何だかもうそれがあるのが当たり前の日常になってきました。重症にならなければ感染力の強いインフルエンザみたいなものですものね。色々と怖い話もありますけど、その全てが真実とは限らないので冷静に対処していきたいところです。

　さて、昨日は、香港国家安全維持法が外国人による香港以外の場所での行為も処罰の対象としている事に不安が広がっていたり、東京で不正なプログラムを使って有料衛星放送を自宅のテレビで無料で視聴した国交省技官らが逮捕されたり、熊本の豪雨災害で４９人の死亡が確認されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、電通さんの横暴なやり口にネット上で抗議の声が上がり、その出願が取り下げられたと言う話題です。実に賢明な判断ですね。

　７月６日(※執筆時)、大手広告代理店の電通は『アマビエ』の商標登録出願を取り下げました。この出願をめぐっては、ネット上などで「権利を独占するつもりか」等の批判が寄せられていたのだそうです。同社は「独占的かつ排他的な使用は全く想定しておりませんでした」と釈明しています。

　アマビエは京都大附属図書館所蔵の史料『肥後国海中の怪』に描かれた妖怪。コロナ禍の中『疫病退散』のシンボルとして、多くのクリエーターや企業が原画をアレンジした作品や商品を製作しています。

　電通は６月３０日に特許庁に雑貨だけでなく、電子出版物など広告マーケティングに関する１８８項目の商標登録を出願。ツイッター上で『#電通のアマビエ商標登録に抗議します』のハッシュタグが広がるなど、炎上騒ぎになっていました。

　この出願について、電通は「当社取引先において『アマビエ』と言う名称を使うキャンペーンを検討していました。現時点では商標登録されていなかったものの、今後、第三者が商標登録をする可能性を考慮した結果、キャンペーン中に権利侵害が発生する可能性があるため登録を試みました」と説明。

　その後、取引先等との協議の結果、名称について再検討する事になり、６日に出願取り下げ手続きを行ったと言う経緯のようです。

　私もこの話題は脳内雑談のネットネタで取り上げました。早い段階での出願取り下げは見事だったと思います。実際、ネットの影響かどうかは分かりませんけど、少しでもあかんなと思わせられていたなら何よりです。

　この問題、ネットメディアが動いたのもこの取り下げの発表があってからなんですよね。いつもならねとらばあたりが動いて記事にしそうなのに変だなとは思っていたんですよ。

　とは言え、そう言うネットメディアが動く前に電通が火消しを図ったと言う事なのも知れません。１００ワニの件もありますし、炎上に敏感になっているのかも。

　大体、江戸時代の地方伝承を独り占めにしようと考えるのがまずどうかしていますよね。しかも、出願が商標のジャンルじゃないんです。調べたら電通が出していたのは特許の方だったんです。コレに関しても色々と深読みをしてしまいますなぁ。

　この記事に対するコメントでは『電通も意外にアホだな。「他国に出願されないため出願はするが権利は一切行使しない！」と言えばかっこいいのに』とか『独占しようとして失敗しただけだろ』とか『いや見つけられたからだろ？　見つからなければそのままにしただろ』などの意見が多くの支持を得ていました。電通と言えば、のまネコでもやらかしていましたからね。それを指摘するコメントもありました。

　色々と言いたい事はありますけど、もう取り下げられた事ですし、これで手打ちと言う事で。今後は電通もネットの動きを無視出来なくなっていくのでしょうね。これで、少しでも電通の横暴が抑えられるようになるなら何よりです。