あっ! あそこに倒れている人が! 何とかせな!

 今日(※執筆時)の地元もすよすよと晴れております。室温は執筆時で29.5℃。風が吹いているので、そこまで暑くはないです。とは言え、汗はかいておりますが。

 夏至も過ぎたので雰囲気的にはもうほぼほぼ夏ですな。まぁ、私は蝉が鳴くまで夏とは認めない派なのですけどね。むふん。


 地元も、自然の豊かな頃は6月から蝉の鳴き声が聞こえていたんですよ。それが最近は7月の中旬くらいになってやっと鳴くと言う感じで、それがとても淋しいです。今年も多分そのくらいになって、やっと鳴き声が聞こえるようになるのだろうなあ。皆さんの地元はどうですか? 蝉、もう鳴いていますか?


 ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに29人の感染者が確認されたり、厚労省の接触確認アプリ『COCOA』が配信開始から2日間で約241万件ダウンロードされた事が分かったり、移動自粛が全面解除されて熱海温泉などの全国の観光地などで人出が急増している事が分かったり、神奈川の大磯ロングビーチがプリンスホテル宿泊者と限定販売のシーズンパスポート購入者に限って7月23日~9月13日の間営業を行うと発表したり、福岡の中洲の風俗店の従業員や客が感染したのに感染者が店名を明かさないので無症状でもPCR検査を受けられるようにしたりと、観光地に人が溢れた事が二週間後に嫌な結果となって現れない事を願うばかりです。


 さて、昨日は、沖縄県石垣市議会が尖閣諸島の字名変更についての議案を可決した事を受けて中国外務省が外交ルートを通じて日本に抗議していたり、京都で轢き逃げ事件を起こしてパトカーから逃走していたワゴン車がタクシーに衝突してタクシーも吹っ飛んで自転車にぶつかり4人が重軽傷を負う惨事になってしまったり、長崎でカトリック神父からの性暴力被害を告発する集会が開かれたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、道端で突然倒れた男性をその場に言わせた女性チームが救助したと言う話題です。非常時に咄嗟に行動動出来る人は素晴らしいですね!


 6月21日(※執筆時)、下京消防署長は男性を救った女性5人に感謝状を贈りました。京都市の路上で意識を失って突然倒れた50歳代の男性を、たまたま現場に居合わせたこの女性らが連携して助けたのだそうです。そのかいあって、男性はその後ほとんど後遺症もなく回復して社会復帰したのだとか。


 同消防署などによると、4月1日の午後6時15分頃、下京区のデパート『藤井大丸』近くの歩道で男性が突然倒れたのだそうです。近くを歩いていた介護福祉士の小長谷おばせ真由子さん(44)がそれを目にして心臓マッサージを開始。「コロナの事なんて意識していなかった。命に関わるのではないかと必死だった」と振り返ります。


 アルバイトの八木くるみさん(23)が、その場にAEDがない事に気付き、近くの藤井大丸に駆け込んで借りてきます。そこに、仕事帰りだった保育士の後藤奈美さん(21)と同僚の橋本夏海さん(23)も協力して男性にAEDを取り付けて電気ショックを実施。騒ぎに気付いた藤井大丸社員で看護師の岡沢安里さん(56)も心臓マッサージに加わったのだとか。


 通報から約5分後に救急隊が到着。男性は一命をとりとめました。八木さんは「ただただ安心した」。後藤さんも「役に立てて良かった」と語っています。


 素晴らしい! 偶然その場に居合わせた女性達が必死になって倒れた男性を救ってくれたのですね。それぞれに知識と行動力があったからこその迅速な対応、中々出来る事じゃありません。男性も無事に助かって何よりです。


 実際、この手の知識を知っている人がこれだけ集まっていたと言うのも奇跡に近いような気もします。介護福祉士に介護士に看護師に……アルバイトの八木さんもAEDに気付いて借りに行く機転の速さがありました。

 普通、急に人が倒れても面倒事には関わりたくないと思う人の方が多いのではないでしょうか。そんな中で適切な行動が取れる、これは見習わねばと思います。


 この記事に対するコメントでは『通りすがりに、これだけの密度で救命の術を知ってる女性がいる事が驚き。偶然だったのか』とか『やっぱ知識として知ってて損はないね。知ってるだけじゃなく実践も出来ないとダメだけど』とか『救命講習を受けた事があるけど、定期的にみんな受けたらいいのになって思っています』などの意見が多くの支持を得ていました。女性達の活躍に、世の中捨てたもんじゃないなって意見も多かったですね。


 いざと言う時のために講習は受けておくべきですよね。私も使い方知らないから受けなくちゃだなぁ。身近にAEDがあっても、使えなきゃ宝の持ち腐れですものね。

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