　今日(※執筆時)の地元はにょほほと晴れております。室温は執筆時で３１.５℃。ついに余裕で３０℃を超えてキマシタワァ。と言う状況なので、窓に簾を装備しましたぞ。これで涼しく見える度が５上がった！　来週は風鈴を装備しまひょ。扇風機の使用はその次の週からの予定。うーん、灼熱の季節が近付きつつありますな。

　本日はイオンシネマの方にお邪魔してきました。ドクター・ドリトルが封切られたからなのですが、大きな劇場にお客さんが２人でしたよ。平日とは言え、これはちょっと……。まだしばらくは劇場に人は戻ってこないのかも知れません。イオンシネマ、どうか撤退しませんように……（汗）。

　ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに３５人の感染が確認され、その中に特別支援学校に勤める女性教員も含まれていたため、濃厚接触していた児童３人がＰＣＲ検査を受ける事になったり、福岡では２９日ぶりに新たに感染の確認された人がいなかったり、岐阜市ではマイナンバーカードがなくても特別定額給付金の申請手続きがオンラインで出来るシステムを導入すると発表したりと、給付金もどんどんスムーズに行き渡って欲しいところですね。まだ全国的には給付率５割ちょいくらいみたいですから……。

　さて、昨日は、愛知でＢＬＭ関連のデモがあったり、山梨で詐欺容疑で逮捕された容疑者が県警から逃走して２３分後に市役所のトイレで取り押さえられる事件があったり、千葉の銚子漁港で伊勢エビの密漁が後を絶たず問題になっていたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、公共の迷惑になっているのにそっち方面の配慮の全くなさそうな宗教施設の話題です。これはあまりよろしくありませんな……。

　６月２０日(※執筆時)、国土交通省相武国道事務所と八王子市は、東京都八王子市の神社『天満社』の境内や近くの宮司宅の敷地にあるご神木の枝葉が周囲の国道や市道にがはみ出していて危険と言う事で、行政代執行法に基付いて強制的に伐採する異例の代執行を始めました。

　この御神木、以前から近隣住民からの苦情が相次いでいて、行政指導を繰り返していたそうなのですが、改善がみられないと判断されて今回の強制伐採になったのだとか。

　２０日の午前８時半、国道事務所の森沢雅昭・副所長、市の村野弘幸・道路交通部長が神社前で代執行を宣言。対象は国道１６号八王子バイパスにはみ出したケヤキなど１６本のほか、市道５路線にはみ出したサクラなど計４４本。

　この日は境内の北側などで市の請負業者約２０人が、高所作業車やクレーン車を使ってチェーンソーで枝葉を切り落としていきました。作業中、ほうきとちりとりを手にした宮司とみられる女性が「ご神木が枯れてしまったらどうするんですか」と市側に詰め寄り、警察官に制止される場面もあったのだそうです。

　うーん、これはまた自分本意な宮司さんですな。神域内なら御神木を神聖な扱いをするのは正しいのですが、神域から出てしまえばそこはもう公共の空間です。迷惑をかけてはいけませんよ。

　大体、木を切り倒すんじゃなくて、邪魔になった部分をカットするだけです。それで枯れるなんて事はまずないでしょう。御神木を神聖視し過ぎなのかもですね。

　自分の権力が通じる範囲の外の事は大人しく従って欲しいです。ずっと無視していたらあきらめてくれるとでも思っていたのでしょうか？　残念ながらお役所はそう言うアレではないのですよね。邪魔な枝葉が放置されている間は、苦情が止む事もないのですから。

　この記事に対するコメントでは『道路が使えなくては意味がないだろ？　ちゃんと神様に「切らせていただきます」ってお参りしてからやれば良いだけ』とか『日本の八百万の神々の多くは、人の営みに迷惑をかけてもよしとはしないと思うのだが。「おや、邪魔なのかい？　じゃぁ切っておくれ、そりゃもうバッサリと」くらい神託しそうだけどなぁ』とか『伐採とは人聞きの悪い。剪定と言ってやりなさい。伐採とは立木をそのまま一本、根元から切る事を指します』などの意見が多くの支持を得ていました。中には、御神木は扱いが面倒臭いって言う意見もありましたね。ううむ、そう言う世界なのか……。

　宮司さん、もっと地元の氏子さんの事を考えて欲しいですね。周りが迷惑していて何が神様ですか。宗教者なら周りの幸福を一番に考えるものですよ。まぁ、日本の信仰は怖いものを神様扱いしてご機嫌をとるって言う側面もありますけど（汗）。