　今日(※執筆時)の地元はぺっかりんと晴れておりました。室温は執筆時で２９℃。今はもう半袖だし、風も吹いているので涼しいくらいです。昨夜は２３℃まで室温が下がったので窓を閉め切って寝たら、暑さで目が覚めたよね。当然だよね。

　さて、何故今日執筆が遅くなったかと言うと、出かけていたからです。散髪とかしてきました。もう冬なら真っ暗な時間(※執筆時)ですよ。日も長くなりましたな。

　実際ね、本当に梅雨なの？　って天候が続いております。このまま夏になるのかなあって思って週間予報を見ると、水曜から天気が梅雨らしくなるっぽい。明日はしっかりお布団を干しとくかなぁ……。

　ではまずコビッド関連の話題から。中国政府がこのウイルスをめぐる自国の対応についてまとめた初の白書を発表したり、東京で新たに１４人の感染者が確認されたり、その東京の夜の街での感染者が増えている問題で都知事が夜のお店の従業員が定期的にＰＣＲ検査を受診出来る態勢を国と都で連携して進めると発表したり、埼玉でウイルスに感染した１００歳代の女性の再陽性が判明した事が分かったりと、中国の白書はちょっと眉につばですな。まずは第三者に検証してもらわんと……。

　さて、昨日は、岩手の自殺の名所で新潟に住む３０代女性の飛び降り自殺を助けていた秋田に住む１９歳の無職少年が逮捕されたり、愛知で公園の公衆トイレ近くの植え込みに乳児の遺体を遺棄した母親が逮捕されたり、大阪で３０代の女性宅に侵入して暴行して怪我をさせた元交際相手の４０代の男が逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、せっかく豊作になったのに悲しい選択をしなくちゃいけなくなった農家の悲劇の話題です。普段通りならこんな事にはならなかったのに……。

　岡山県笠岡市の笠岡湾干拓地で育てられた出荷前のタマネギがウイルスの影響で需要が落ち込んだために行き場を失い、廃棄に追い込まれています。

　廃棄を余儀なくされたのは、県産の３５％を占める年間１５００トンを生産する農業法人『エーアンドエス』。干拓地に広がる約３０ヘクタールの畑で、５月２６日から廃棄作業が始まっているのだとか。

　直径１０センチを超す大きさに育った無数のタマネギが、破砕カッターをつけた大型トラクターで畑にすき込まれていきます。グシャッと言う音と同時に、刺激臭が一帯に広がっていました。廃棄は２００３年に法人設立以来、初めての事態なのだとか。「最高の出来栄えなのに出荷出来ない。表現出来ない悔しさです」と、大平貴之社長は作業光景に背を向けました。

　ＪＡ全農おかやまによると、今年のタマネギは国内最大産地の北海道で豊作な上、外食産業の営業自粛が追い打ちとなって需要が激減。４、５月の市場での平均価格は、１キロ当たり３０～５０円台と前年の３、４割ほどに低迷しています。担当者によると「過去にない下落率」なのだとか。

　た、玉ねぎが勿体なァ～いッ！　どうにかならんかったものかなぁ。せめて不作だったならあきらめもつくのに、こう言う時に限って出来が良いとか……。試練の神様は中々に容赦がございません。

　そう、ウィルス騒動による需要の低下がなければ、この玉ねぎ達には貰い手があったのです。美味しい玉ねぎ、料理に使われて欲しかったですのぅ……。

　農作物が豊作すぎると廃棄しなくちゃいけないの、昔からたまに見られる光景でしたよね。商売でやっている以上、需要以上に供給があってはいけない。ただし、作物はいつも同じ出来とは限らない。不作の時もあれば豊作の時もある。どちらも限度を超えれば悲惨です。本当に農業って大変なお仕事ですよね。やりがいもあるとは思いますけど。

　せめて、来年は農家の皆さんが笑顔になれますように。

　この記事に対するコメントでは『この人が欲しい人に無料で配ったり安く売ったら、買うはずだった人はちゃんとした値で買わなくなり、市場がより崩壊するのでやってはいけないんですよね』とか『値崩れするから廃棄って言う無駄をどうにか出来ないもんですかねぇ？』とか『肥料代わりとなって、次回の収穫の時に良い方に向かって欲しいな』などの意見が多くの支持を得ていました。この手の問題は昔からありましたからね。勿体ないとか仕方ないとか色んな意見が混在しておりました。

　今回の廃棄の原因は明確ですから、きっと来年は状況も変わってるはずだと思います。ワクチンが出来るまでは厳しいのかもですけど……。どうか、今年限りの悲劇でありますように。