公約したので退職金はいらんですよ!

 今日(※執筆時)の地元はカッチカチに晴れております。室温は執筆時で30℃。ヤバいですね! でも大丈夫。半袖の服にモデルチェンジしたのでへーきへーき。

 自室は夕方に気温の上がる部屋なので、この時間の30℃はまだ心地良いとすら思えるレベルですよ。真夏になると35℃以上になりますけんね。


 何て言うか、昨今は地元周辺と世界が全然違う風な印象を抱いております。平和すぎるんですよ。どの地域もこんな感じで平和だといいのですが。田舎ばんじゃーい!

 そう言えば、昨日は関東の辺りゴリラ豪雨で大変だったみたいですよね。あ、違った、ゲリラ豪雨。この夏もそう言うピンポイント豪雨が日本のあちこちをピンポイントで襲いそうでいやーんな感じです。どうかどの地域も大きな被害が発生しませんように。後は竜巻。日本の家は竜巻に対応しておりません。だからこそ、大規模なやつが発生しない事を願うばかりです……。


 ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに26人の感染者が確認されて、その内の12人が全員同じ店に勤務するホストの人だったり、北海道の札幌市で昼カラオケが感染のきっかけになっている可能性があると市長が注意を呼びかけていたり、宅急便のヤマトホールディングスがグループの全従業員に1人当たり最大5万円の見舞金を支給した事が分かったり、長野でウィルスの感染対策に使って欲しいと匿名で1000万円の寄付があった事が分かったり、長崎の長崎大教育学部の教授がオンライン授業に使うパソコン周辺機器を給付金で購入するように学生に求めるような内容のメールを送っていた事が分かったりと、ホストヤバいっスね! 感染対策もいい加減だったりしているそうです。せめて今日からはしっかり対策をして欲しいところ。


 さて、昨日は、茨城空港の海外向け愛称が不評だったためTOKYOの文字を削除する事にした事が分かったり、四国4県を管轄する陸上自衛隊第14旅団の団長が感染拡大を防ぐため会合や宴会の自粛を求めていたのに旅団長官舎に部下を集めて2日連続で飲酒を伴う会合を開いていた事が明らかになったり、福岡で交通違反で呼び止められた男が「PCR検査を受けなければならない」と嘘をついて警察業務を妨害して逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、公約に従って退職金を辞退した市長の話題です。こう言う公約だったから有言実行して素晴らしいと思いますけど、世間では賛否両論のようですね。


 6月5日(※執筆時)、茨城県つくば市の五十嵐立青市長は11月の任期満了後に支払われる約2千万円の退職金について、22円に大幅減額する考えを明らかにしました。市長選で掲げた『退職金ゼロ』の公約を果たすためなのだそうです。


 市によると、市長には4年の任期を終えるごとに退職金が支払われる事になっており、制度上、金額をゼロにするのは難しいのだとか。

 このため、退職金額の算定は任期満了日時点の月給額が基になる仕組みを利用。満了日である今年11月16日における月給額を1円に変更すれば、算定式に当てはめると退職金は最少の22円になるのだそうです。


 五十嵐市長は、今回の自身の退職金を対象とした条例改正案として市議会に提案する予定で、後任市長の退職金は対象外。同様の減額は、栃木県那須塩原市と愛媛県伊予市で前例があるのだとか。


 五十嵐市長は現在1期目。「4年ごとに2千万円を受け取るのは市民感覚からかけ離れていると思ってきた。市民が新型コロナで大変な時期なので痛みを分かち合いたい」とコメントしています。


 うーん、天晴! そう言う公約で当選したのですし、ここで「退職金は全ては頂くぜ~! あばよとっつあ~ん!」ってな事になったら、それこそ投票してくれた市民を裏切る事にもなりますものね。私は素直に感心しましたヨ。公人とはこうであらねばとね。


 この市長の決断について、ネットコメントでは賛否両論になっておるのです。何故なら、退職金は市長の正当な報酬だから。しっかり仕事をしたなら貰って当然じゃないかと言うものですね。これが前例になって、つくば市の市長は今後も退職金は払わない方向でってなったらいけないと。それが賛否の否の意見の方々の主張ですな。

 ただ、私はね、それが公約なのだから今回限りならこれでいいと思うんですよ。後に選ばれた市長は、その市長の考えを通して欲しいと思います。


 この記事に対するコメントでは『市長さんのように、庶民的な考え方や見方が出来るような人が政治家さんにいればね……。本当にスゴい決断力、行動力です。感動しました』とか『素晴らしいね。お金をもらわなかった事じゃなく、公約を守った事が』とか『つくば市長は意欲と能力の高い方で、その上で本人の矜持としてされるので良しです。 これを無能首長が真似して最後に退職金貰わなければ美談になるのは違うし、有能な首長の退職金が批判されるのも違う』などの意見が多くの支持を得ていました。支持上位のコメントでは市長の決断を褒め称えるものが多かったですね。


 世の中、こう言う人が多くなるともう少し住みやすい世の中になるのかも知れません。そのためには、そう言う人を選ぶ市民の目も試されているとも言えますね。色々なしがらみにとらわれず、この人なら任せられるって人を選ぶ事が大事かなと。

 ただ、そう言う人が立候補していなかった場合、どっちがマシかなと消去法になってしまうのも仕方のない話ではあるのですけどね……(汗)。

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