　今日の地元は曇っております。蒸し蒸ししております。ふにゃん。いやこれが梅雨時なら分かるんですけど、ＧＷの時期にこの気候、早くないっすか？　正直しんどいです。せめて５月の初旬くらい気持ちの良い日々であって欲しい……ばたり。

　室温は執筆時で２７.５℃。うーん、そこまで暑くはないはずだけど、ここまで不快なのはやっぱり湿度が高いせいなんだろうなぁ……。

　ではまずコビッド関連の話題から。ウイルスの対策を検討する政府の専門家会議が感染の広がりを長期的に防ぐための『新しい生活様式』の具体例を公表したり、都内で新たに確認された感染者が５８人と１００人を切り続けていたり、仙台ではネットカフェが自粛要請の文言をうまく解釈して営業を続けていたり、靖国神社の男子トイレの個室で『武漢市の市民を皆殺しにする』と言う趣旨の落書きが発見されたり、愛知で県内のウイルスの感染者４９５人分の氏名や入院先などの非公開情報が誤って県のウェブサイト上に掲載されていた事が分かったりと、自粛の効果のおかげか、新規の感染者数が減り始めているのはいい事ですよね。どうかこのまま終息して欲しいところです。

　さて、昨日は、神奈川の公園の砂場で無数のカッターナイフの刃が見つかったり、東京のアパートで騒音を理由に隣室の男性１人を殺害、もう１人にも大怪我を負わせた男が逮捕されたり、同じく東京で実家に帰省中だった兄弟の兄が弟を枝切りバサミで刺し殺して逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、料理の基本中の基本を守らなかったばっかりにとんでもない被害が発生してしまったと言う話題です。どうしてこんな行動をしてしまったのか……。

　５月５日(※執筆時)の午前１１時１０分頃、大阪市阿倍野区阿倍野筋で、「飲食店から煙が出て火の手が上がった」と、近所で働く女性から１１０番通報がありました。この火事で木造２階建ての飲食店や付近の店舗など計４棟が焼けたのだそうです。火事による怪我人はいませんでした。

　大阪府警阿倍野署によると、飲食店は開店前で男性従業員が油を火にかけたまま買い物に出て、戻ってきたら火が出ていたと説明しているのだとか。店内にいた店主の男性は避難して無事でした。

　現場は大阪メトロ谷町線阿倍野駅近くの府道沿い。火災の影響で、阪堺電気軌道上町線の上下線が一時運転を見合わせたのだそうです。

　あかーん！　油に火をかけたらずっとついとかんとあかんねん。なんでその場を離れんねん。訳分からんわ。本当に料理人なんか？　これ基本中の基本やん。出来てへんやん、当たり前の事が……。そら火事にもなるわ。今まで無事やったんが奇跡レベルやわ。

　多分この従業員、今までにもさんざんやらかしてんちゃうかなぁ。油作業がどれだけ危ないか多分知識では知っとったやろ。飲食やっててそれ知らんのはありえへんもんな。ちょっとくらいなら大丈夫や思とったんやろし、今まで同じような事して大丈夫やったんやろ。それで油断したんやろなぁ。

　本当、人的被害が出んかったんは不幸中の幸いやわ。建物はまた建て替えたらええんやけんな。人の命は戻ってこんから。

　この記事に対するコメントでは『まず先に頭大丈夫かと思った！　料理人なら火の始末確認は絶対しないとが基本でしょうに。まして油入れはないわ』とか『油の温度を感知して火を止めるタイプのコンロじゃないと営業許可しない、みたいなことにしないとだめかな』とか『これは……火災保険詐欺目的だろ？　経営出来なくなって』などの意見が多くの支持を得ていました。糸魚川での火災の件を思い出す人も多かったみたいです。後はわざと火事にしたのではと訝しむ人も……さて、真相や如何に。

　実際、素人でもまずやらかさないミスだけに、色々と裏の意図を想像してしまうのも無理ないかなとは思います。確実に言えるのは、火事が発生して近隣の人にまで大きな迷惑をかけたと言う事。

　火を使った作業中は油断しないようにして欲しいものです。基本ですよっ！