どうしても消毒液が欲しかったんじゃ……

 今日(※執筆時)の地元はぺかりと晴れております。室温は執筆時で19℃。善き哉善き哉。風もないし、穏やかな時間がゆっくりと過ぎております。

 最近色んな物語の泡がブクブクと湧き上がってくるのですが、その全てを作品化出来なのがもどかしいです。今回思いついているのは、異世界で暮らす主人公が別の異世界に召喚される話。他にも武器に宿っちゃった主人公が使い手とシンクロした時だけその使い手に憑依出来る話とか。こう言うの、短編で冒頭1エピソードだけ書いていこうかなぁ。


 ではまずコビッド関連の話題から。国内で確認された感染者の累計がクルーズ船の乗客乗員を除いても4000人を超えた事が分かったり、首相が改正新型インフルエンザ対策特別措置法に基づく緊急事態宣言を4月7日(※執筆時)に発令する方針を表明したり、政府が緊急経済対策で施行する予定の現金30万円を給付する対象が分かったり、天皇陛下が子供の貧困対策に取り組む「子供の未来応援基金」とNPO法人「全国災害ボランティア支援団体ネットワーク」に対し5000万円ずつ計1億円を寄付されると言う発表があったり、東京の巣鴨で行われた商店街の縁日で人が多く集まった事について多くの人からの批判を受けて関係者の方が謝罪していたり、緊急事態宣言に伴って首都圏などの鉄道各社に対して減便を要請するか検討されており、多くの人がこれに反発していたりと、ついに出されましたね、緊急事態宣言。色々不便になりますけど、どうか少しでも効果がありますように。


 さて、昨日は、ピコ太郎が今の感染拡大の状況に合わせて新作の手洗いを推奨するPPAPを発表して話題になっていたり、神奈川に住む小学生の女の子が洗濯物を干す際に使うハンガーを絡まないようにする仕掛けを考案して特許を取得したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、薬局に消毒液が売っていなかったために苦肉の策で犯罪を犯してしまったおばあちゃんの話題です。今後、こう言う人が増えませんように。


 4月6日(※執筆時)、愛知県警北署は通院していた病院から消毒液を盗んだとして、名古屋市東区の無職、松浦静子容疑者(74)を窃盗容疑で逮捕しました。松浦容疑者は「新型コロナウイルス対策で消毒液が欲しかった。薬局に買いに行っても売ってなかったので盗んだ」と容疑を認めています。


 逮捕容疑は2月13日午前11時50分頃、同市北区の総合病院の1階廊下に設置されていた消毒液1点(時価約600円相当)を盗んだと言うもの。専用のラックに置かれ、盗難防止措置は取られていなかったのだそうです。


 地元のスーパーとかでも消毒液は置かれていますけど、自由に手に取れるので盗もうと思ったら簡単に盗める感じですね。地元はまだ感染者はいませんし、危機感も薄いのか消毒液を使う人もあんまり見られません。マスク姿の人は割りと見かけるのですけどね。

 ただ、やはり感染が身近になると意識もガラッと変わってしまうのでしょう。愛知は今もかなり感染者が確認されていますから、危機感はきっと地元の比じゃないのではないかと思います。


 お店に商品があったら買うつもりだったのなら、消毒液を取った時に代わりにお金を置いておけば良かった……いや良くないですけど。ただ、無断で盗むよりは……と、思ってしまいます。病院も消毒液の入手には苦心しているでしょうし、困った話ですよね。

 きっと全国的に盗まれる事例はあちこちで発生しているような気がします。残念。


 この記事に対するコメントでは『『盗難防止措置は取られていなかったと言う』……それが何か? 一般的な日本人なら、置いてあるからって盗まんよ』とか『なんか切ない……』とか『ドアノブやテーブル拭くのはハイター薄めて使ってもいいのにね』などの意見が多くの支持を得ていました。同情する人もいましたけど、非難する人の方が多かったですね……。うーん、ギスギスしてきているのかなぁ。


 これを被害額で言うと、600円のものを万引したレベルで軽犯罪です。しかもやむにやまれずと言う部分もあり……。怒る人がいるのも当然ではありますけど、その意見に多くの賛同が集まってしまうのがちょっと寂しいと言うか……。今の世間の雰囲気を感じますね。

 早くマスクや消毒液が欲しい人に行き渡るようになりますように。

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