もう報道じゃ食ってけねぇんだわ……

 今日(※執筆時)の地元は晴れたり曇ったり。執筆時の室温は15.5℃です。12時近くになるとすごくネットスピードが下がったのですが、皆さん外にも出られずに動画とか見ちゃってるからなんだろうなぁ。春休み状態とは言え、いつもだったら外に遊びに行けるのにね。今外で遊べるってショッピングモールとか公園とかそんな感じですもの。

 月曜には映画を観に行く予定ですけど、今は映画館もスカスカなのかな。田舎なのでスカスカはデフォではありますけどね(汗)。


 ではまずコビッド関連の話題から。武漢市で住民がまとめて購入した食肉がごみ収集車で運ばれて市民からの反発を招いていたり、イタリアではこの感染での死者が千人を超えてしまったり、トランプ大統領が東京オリンピックを一年先延ばしにしてはどうかと提言していたり、韓国では紙幣を消毒しようとレンジでチンして紙幣を焦がす事例が増えていたりと、海外でも混乱が続いております。


 国内では感染拡大防止に向けた改正新型インフルエンザ対策特別措置法が賛成多数で可決、成立したり、東京株式市場が世界的な感染拡大を受けて急落したり、孫正義氏が「マスク100万枚を介護施設と開業医に寄付する」とツイッターで宣言したり、厚生労働相が感染拡大の影響を受けて企業の採用内定取り消しが1件あった事を明らかにしたりと、経済への影響と政府の動きがあった日でした。


 さて、昨日は、大阪で小6の児童が同級生から現金を繰り返し要求されて総額10万円以上を手渡ししていた事が分かったり、皇宮警察学校の幹部が未成年の新任護衛官らと飲酒を繰り返すなどしていた問題で、皇宮警察は13日付で校長が本部長訓戒となるなど、30人が処分されたり、愛知でコビッドに罹患した男がウィルスをばらまくと言って店に訪れていた件で県警が威力業務妨害容疑などを視野に捜査を始める方針をかためたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、報道番組が割に合わなくなってきたと言う話題です。ネットの普及などで偏向報道に嫌気が差した結果なのでしょうか。


 2月末(※執筆時)、映像ジャーナリズムに貢献してきた番組制作会社『ジン・ネット』が資金繰りに行き詰まり、事実上倒産しました。


 ジン・ネットは、日本電波ニュース社で特派員や報道部長を務めたジャーナリストのたかひとしさんが1998年に創業。北朝鮮の拉致問題や不審船問題、韓国大統領選など朝鮮半島情勢を取材し、北朝鮮工作員の証言やレバノン人拉致などを特報を制作しました。

 イランやイラクなど中東の紛争地や過激派組織「イスラム国」、国内の貧困問題なども取材し、主に民放テレビ局の報道番組で特集を放送しています。


 調子のいい時は売上高が年2億5千万円に迫った年もあったのですが、テレビ朝日の「ザ・スクープ」が2002年、「サンデー・プロジェクト」が10年に終わるなど、報道番組が減った影響もあって経営が危機に陥りました。

 そこで経済番組や人物ドキュメンタリーなどに幅を広げましたが、19年の売上高は8千万円台にまで落ち込みます。最終的には約1億円の負債を抱え、事業を続けられなくなったのだとか。


 報道番組が世間に果たした役割も大きいのですけど、これも時代なのでしょうか。制作費がかかるのに視聴率の取れない番組は淘汰されてしまいますよね。残念です。

 で、残るのは下世話であんまり質のよくないワイドショーばかり。これではますますテレビ離れが進むばかりですよ。


 先日も報道バラエィに属する番組が堂々と事実と違う内容を流していました。政府も朝のワイドショーに苦言を呈していましたよね。初めに結論ありきだとしても、そう言う内容にすれば視聴率が取れるのでしょう。テレビ局もビジネスで番組を作っていますからネ。

 真面目な内容の番組がなくなり、スキャンダラスな番組だけが生き残るとか、趣味の悪い喜劇のようです。


 この記事についたコメントでは『ちゃんと平等に報道してくれるなら報道番組も見るけど『報道しない自由』とか『切り張りした事実と違う報道』とかご都合主義な番組は見るに値しないな。事実を伝えず 自分達の主義主張をしたいなら報道って言葉を使って欲しくない』とか『選択の自由は視聴者の側にある。洗脳しようとする番組を避けて当たり前だろ。気持ち悪いんだもん』とか『報道=ヤラセ、自分の都合のいい所だけ流すんだからそんなもん謝罪は絶対しないしそんな朝日系列に加担してたんだから尚更こんなもん』などの意見が多くの支持を得ていました。ネットで様々な角度から情報が精査出来るようになって、偏向報道に嫌気が差したのが一番の理由と言えそうですね。


 報道がスポンサーの意向ありきで歪められていたのなら、今の惨状も当然の成り行きと言えるでしょう。ただ、真実を求めて使命感に燃えて作られた番組もあったのではないでしょうか。

 そう言う熱意があるなら、今度は舞台をユーチューブとかに移してネット動画で頑張るのもひとつの手かなと思います。内容次第ではブレイクするかも。

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