　今日(※執筆時)の地元のお天気は優れませんねぇ。昨夜から降っていた雨は止みましたけど、スッキリ晴れる事はなさそうです。室温は執筆時で１７.５℃。適切な服装なら特に寒くも暑くもない感じ。

　昨日『KAC2020勝手に便乗計画』の作品投稿は無事に終了しました。他の人のどんでん返し作品を読ませて頂きますに、自作はまだまだだなと反省しきりです。人生一生勉強ですな。今日はあとがきみたいなのを書いてお茶を濁そうかと思います。

　なので、後もうちょっとだけ続くんじゃよ（謎のフラグ）。

　ではまずコビッド関連の話題から。感染が続く武漢市で住宅地を視察した政府高官に住民が不満をぶつける動画がネット上に広がり話題になっていたり、感染拡大によって海外で日本人に向けての差別的な被害が出ており、海外邦人安全協会が自衛のために目立たない行動を心掛けるよう呼び掛けていたり、菅義偉官房長官が「１、２週間が瀬戸際」との見解を示してから２週間を迎えた事を受け、「近く専門家から感染拡大の現状について意見を伺い、イベントの自粛要請などの取り扱いについて判断したい」と述べたり、この間のマクドナルドに続いて、はま寿司とＫＦＣの従業員の中も感染していた人がいた事が分かったり、この騒動を受けてプロ野球も公式戦開幕の延期を決めたりと、現状維持的な混乱が続いております。まだ爆発的に広まっている気配がないだけマシなのかも知れません。

　さて、昨日は、オーストラリア原産の古代魚『オーストラリアハイギョ』を密輸した業者とペットショップ経営者が逮捕されたり、広島で快速列車が線路上に堆積した土砂に接触して横転してしまったり、滋賀の民家の敷地内で臀部にボーガンの矢が刺さった猫が発見されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、このマスク不足騒動で儲けてしまった議員さんの話題です。会見が開かれたのですけど、この人、次の選挙ではかなり不利になったのは間違いないでしょうね。

　３月９日(※執筆時)、静岡県の諸田洋之県議が静岡県庁で記者会見を開き、コビッド１９ウイルスの感染拡大でマスクの需要が高まり始めた２月４日からインターネットオークションにマスクを８９回出品して、約８８８万円を売り上げた事を明らかにしました。

　このマスクは自身が社長を務める貿易商社で備蓄していたもので、「在庫品の出品で転売には当たらないと考える」と主張。一方で「不快に思われた方には心からおわび申し上げる」とも述べました。今後は県などと協議して、売り上げをウイルスの感染防止対策に充てる考えを示しています。

　この件の責任を取って社長の辞任は表明しましたが、県議の辞職は否定しているとの事。

　県議によると、マスクは新型インフルエンザが流行した２００９年頃に仕入れたもので、この時に大量の在庫が生じたのだとか。そこで自社のネット販売で原価１枚１５円のものを６円で販売してきたのだそうです。

　今回の感染拡大によって１月下旬には千件超の注文がある日もあり、社員３人だけでは対応出来なかった事からネットオークションに出品。１セット２千枚が最低３万４２００円、最高１７万２３６８円で落札されたのだとか。６日に報道機関からの取材を受けて、出品は取りやめにしたのだそうです。

　このネットオークションには県議個人のアカウントを使って出品していたのですが、「売り上げは会社に計上している」と説明。在庫のマスクの一部は大阪府の看護学校など３カ所にも寄付したのだそうです。

　儲かっとりますなぁ～。ネットオークションで１円からスタートしたので転売じゃないんですってよ、奥さん。上手く言い訳したつもりなのでしょうね～。物が不足している特にオークションに出したらそりゃ高く売れて当然ですわ。笑いが止まらなかった事でしょうなぁ～。

　正義感があれば、オークションに一回出した時点でこれはあかんなと気付くはずです。マスク不足だからこそ、せめて正規の値段で病院とかに回していればねぇ……。多分ネットオークションなら抜け道になると考えたのでしょう。ツメが甘かった。

　こうして露見した以上、下がりに下がった評判を取り戻す事は出来ないのではないでしょうか。世間が困っている時の振る舞いで、その人の価値が分かりますよね。

　この記事についたコメントでは『バカだなあ、老健や医療機関に寄付すりゃ良かったのに。次の選挙はないね』とか『市場で価格を決めてもらおう！←この時点で儲けしか考えてないよね！』とか『辞めるのは社長でなく県議員でしょ』などの意見が多くの支持を得ていました。やっぱり議員さんですから、社会に貢献して欲しかったって意見が多かったですね。

　社長より議員を選んだのですから、今後はしっかりそっち方面で成果を出して欲しいところ。で、任期が済んだらまた１からコツコツと頑張って欲しいと思います。