　今日(※執筆時)の地元はホイホイと晴れております。室温は執筆時で１６℃。風もないし本当にいい日和です。春ですなぁ。……って、一ヶ月くらい早いよっ。

　これ、地球温暖化じゃなくて地軸のズレですからね。未だに温暖化とか言ってる人はもっと常識を疑う癖を――とまぁ、そう言うアレな話はおいておいて……。

　今日は何と１１００回目なんです、このエッセイ。やったぜどんどんぱふぱふー。これからも続きますのでよろしくお願いしますね。

　コビッド関連の話題ですが、今回からあんまり細かい話題は拾わないようにしますね。ネット記事で１００以上のコメントが届いたやつのみにします。

　では、まず、クルーズ船で実務業務をしていた厚労省と内閣官房の職員もウィルス感染が確認されたり、クルーズ船に乗っていて感染した乗客２名が亡くなってしまったり、このクルーズ船での日本政府の対応に対して海外から批判が続出していたり、福岡でも感染者が確認されたり、その福岡でマスクをせずに咳をしていた乗客に腹を立てた別の乗客が非常通報ボタンを押して地下鉄を遅らせる事件が発生したり、ドラッグストアの『コクミンドラッグ』が中国人客相手にマスクの抱き合わせ販売をしていた事が明らかになったりと、混乱が続いているようです。後、抱合せと言うとドラクエを思い出す私……（遠い目）。

　さて、昨日は、南米アルゼンチンのブエノスアイレスで現地のスラムに行って動画を撮影していたユーチューバーが現地の人に襲われる被害に遭っていたり、長野でコンビニのトイレを利用した男性警部補が拳銃を置き忘れてしまっていたり、神奈川の少女がキンプリのチケット詐欺をしていたとして警視庁に逮捕されたりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、特殊詐欺の新たな手法についての話題です。ついに受け子まで被害者にやらせる時代になってしまいしたか……。

　２月５日(※執筆時)、警視庁町田署は町田市の７０代男性から現金８００万円をだまし取ろうとしたとして、詐欺未遂容疑でパート従業員の女性（７７）を現行犯逮捕しました。

　しかし、女性は「書類を受け取ったと思っていた」と容疑を否認したのだそうです。

　女性の供述では、「家が競売に掛けられるので現金を用意して」「弁護士を紹介する」と言うメールが突然、携帯電話に届いたのだとか。記載の番号に電話をかけると、弁護士を名乗る男から「無料診断するから資料を駅まで取りに行って」と指示されたのだそうです。

　女性が駅に行くと、被害男性から通報を受けて待ち構えていた捜査員に逮捕されたと言う事なのだとか。

　捜査関係者によると、女性の供述通りのメールが携帯に残っており、女性は勾留請求されずに釈放されたのだそうです。同署は任意の捜査で供述の信憑性を確認すると共に、弁護士を名乗った男の行方を捜しています。

　捜査関係者は「受け子に報酬を払う必要もなく、逮捕のリスクもなくなる」と指摘。こうした手法が広まる事を警戒しています。　

　特殊詐欺の受け子は一番リスクが高いので、大抵は大元に繋がらないようなそこら辺の組織とはほぼ無関係な人がお金で雇われていましたよね。例えば、お金が欲しいだけの学生とか。そう言う受け子が逮捕される話題もよくニュースで目にします。先日も警察手帳を偽造した高校生が逮捕されていました。

　今回の手法はそれが更に悪質になったものですよね。もう受け子も雇わない。騙して受け子をやらせる。よくもまぁ悪知恵が働くものです。

　高齢者の中には、こう言う特殊詐欺にも引っかかるくらい判断力が弱くなってしまう人もいます。払わせるのに騙せるなら、受け取る方にも騙せると考えたのでしょう。

　今回の報道でその手が使えるなと悪人達の間にやり方を教えてしまった部分もありそうな気がします。報道って難しいですよね。悪知恵の働く人は何からでも悪事を思いついちゃいますから。騙されたおばあさんは本当にお気の毒だと思います。

　この記事に対するコメントでは『これなら末端とは言え仲間が逮捕される心配も、報酬を払う必要もない……。悪党の知恵って別の方向に努力したら普通に成功したんじゃないかと思える時がありますよね』とか『こんな事を考え付く頭があるのに、なんでまともに働けないのか。真面目に生きてる人間に関わらないで欲しい』とか『老若男女に関わらず「自分は慎重だし騙されるはずがない」と思っている人ほど騙されやすいのよ（自戒含）』などの意見が多くの支持を得ていました。詐欺の話題は当事者にならないと分からない部分があるから本当に気をつけなくちゃですよね。

　知らない人からの電話やメールは眉につば。淋しいけれど、これが現実です。嫌な時代ですよね。とは言え、相手の心の中身が見えない以上、自分も心に鍵をかけないと。信頼出来る人と安心した生活をしていきたいものですね。