　今日(※執筆時)の地元はほんわりと晴れています。室温は執筆時で１４.５℃。昨日より少し下がりましたな。まぁ、まだ小春日和の範囲ですが。のんびりほわほわとしていて、実に平和な一日ですよ。

　そんな平和の一日の影で日本はコロナウィルスの話題で右往左往です。さて、本当にまだ大した事ないから慌てるな、でいいのでしょうか。とは言え、現状打つ手はほとんどないのですけどね。家から極力出ない、くらいでしょうか（汗）。

　では、そんなウイルス関係の話題を今日もさらっと紹介していきましょう。

　まずは発生源の中国の話題から。中国国家衛生健康委員会によると、感染による死者が２６人増えて１３２人に達したのだとか。感染者も１４５９人増えて５９７４人となり、ＳＡＲＳの中国国内の感染者数５３２７人を上回ったのだそうです。全国３１の省・自治区・直轄市の内、唯一感染が確認されていなかったチベット自治区でも感染が疑われる例が初めて確認されたそうです。

　この新型肺炎の感染者と一緒に行動していた中国人団体に対し、感染拡大を防ぐため、ＬＣＣのジェットスターは成田空港発関西空港行きの便への搭乗自粛を要請。団体客はこの要請に応じ、搭乗しなかったそうです。良かった。

　で、ここから国内ニュース。やはり、チャーター機で帰国した人達についての話題が多かったですね。帰国した２０６人の内の５人が体調不良を訴え、検査の結果陰性である事が分かったり、運転手が感染した観光バスに乗っていた女性バスガイドも感染していた事が分かったり、この報道を受けて同業のバス会社が不安を訴えていたり、この感染者が出たツアーの行程を厚労省は発表せず、大阪府がその対応を批判していたり、チャーター機の費用に１人８万円を請求していたのに対して与野党から異論が出ていたり、そのチャーター機に積み込んでいた武漢への支援物資が無事に届けられて現地から感謝の声が上がっていたりと、コロナウィルスの話題ばかりがニュース画面を賑わわせていました。

　さて、昨日は、東京地検がゴーン被告逃亡事件の捜査で被告の担当をしていた弘中惇一郎弁護士の事務所を家宅捜索したり、少女の裸をモデルにＣＧを描いたグラフィックデザイナーの男の有罪が確定したり、三重でモラハラ被害者の妻の転居先を加害者の夫に誤って漏らしてしまっていた事が判明したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、貴重な文化財火災事件の続報です。この調査報告、何かおかしかねぇか……？　それとも考えすぎ？

　１月２９日(※執筆時)、沖縄県警は２０１９年１０月に那覇市の首里城で正殿など主要施設が焼失した火災について、出火原因の特定に至らず、捜査を終結したと発表しました。

　火元は正殿北東部で、電気系統のトラブルが原因とみられますが、断定は出来なかったのだそうです。首里城公園内の防犯カメラ６８台の映像などから、放火や重過失失火などの犯罪にあたる事実はないと判断したのだとか。

　火災では正殿や北殿、南殿など６棟が全焼。最初に出火した正殿１階北東部の焼け跡では、電気配線にショートした可能性がある痕跡が見つかっています。

　県警によると、この電気配線など４６点の資料を集めて鑑定しましたが、長時間高温にさらされて焼損が激しく、配線の燃えた痕跡が過電流などによるショートの跡か、その後の火災熱による跡かは判別出来なかったのだそうです。そのため原因も特定出来なかったのだとか。

　この首里城火災においては様々な犯人説が流れていました。陰謀論系では犯人はアメリカ軍だと騒がれていたり、電気関係のショートが原因だろうと言う説、他にも色々あった気がします。怪しい人物がいたぞ、その証拠の写真がこれだ、とか、この動画はどの時点で誰が撮影していたの？　怪しい！　とか、まぁ様々な情報が錯綜しておりましたねぇ。

　で、その結果がこんなお茶を濁したような有耶無耶なもの。本当に火元は特定出来なかったのかな？　ホントカナ？　と言う感情を抱いたのは私だけでしょうか？　

　いや、陰謀論を強く支持する訳ではないのですけどね。何か不自然な気もするんですよ。まぁきっと考えすぎなのでしょうけどねえ。

　この記事に対するコメントでは『何か闇を感じるよね。国が管理を沖縄に移管してすぐに大火災。国の税金を投入する必要ある？　沖縄県が責任とって再建すれば済む事』とか『原因の特定が出来ていないのに、犯罪事実はないと断定出来る事が解せない』とか『特定出来ずじゃなくて、発表出来ないんでしょ？　どこから圧力かかってるの？』などの意見が多くの支持を得ていました。皆さん考える事は同じようです。

　原因はどうであれ、過去は過去ですからね。今後再建される首里城では同じ過失を起こさないようにして欲しいものです。スプリンクラーをめっちゃ設置するとかね！