日本のビジネスマン……チョロいな!

 今日(※執筆時)の地元は寒いです。朝は雨が降っていましたし、今も曇ってますからね。関東の方では雪も降るのだとか? ようやく冬将軍を出迎える準備も整ってきたような感じですね。冬らしくなってきて何よりですじゃ。

 執筆時の室温は11.5℃。うん、寒い! けどこれでも平年並みくらいかなぁ。私は室温5℃まで対応出来るぞー! 思えば去年も5℃までは下がった気はします。今年はまだ8℃くらいかなぁ。もっと寒くなっていいのよ? ただし、5℃以下は勘弁な!


 と言った感じで、今日もコロナウィルス関連情報を。まずは武漢のニュースから。このウィルスによる新型肺炎を担当した医師が亡くなったのだそうです。現地では衝撃が走っているのだとか。怖っ。

 お次は日本関連の話題。国内4人目の感染者が出ました。容体は安定しているそうです。この騒ぎに日本政府もようやく重い腰を上げて、新型肺炎の発生地で交通が遮断されている湖北省武漢市とその周辺に滞在する邦人全ての希望者を帰国させる方針を示しました。うん、一ヶ月遅かったね。間に合っていれば良いのですが……。多くは語りません、ええ。


 さて、昨日は、石川のわく温泉で雪を貯蔵する伝統行事『氷室の仕込み』があったのですが、今年は周辺に雪がなかったために関係者らが雪を氷室に詰める『ふり』をする異例の事態になってしまったり、宮崎で特別支援学級に通う児童がいじめにあっていたのに学校側が適切な指導をしなかったために不登校になり、転校していた事が分かったり、滋賀で長期間放置されて危険な状態になっていた分譲マンションを県が行政代執行で解体・除去する作業に着手したりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、ロシアの諜報員が日本の某企業から情報を盗み出していた話題です。うーん、ちょっと某企業の社員さん、脇が甘すぎですよ……。いやはや、舐められておりますなあ。


 1月25日(※執筆時)、警視庁公安部は勤務先の機密情報を不正に取得したとして、通信大手ソフトバンクの元社員、荒木豊容疑者(48)を不正競争防止法違反(営業秘密の領得)容疑で逮捕しました。公安部は、荒木容疑者が機密情報をロシア側に渡したとみています。


 逮捕容疑は、2019年2月18日に同社のサーバーにアクセスし、同社が営業秘密に指定している機密情報2件を不正に取得したと言うもの。

 容疑者は「小遣いが欲しかった。現金を貰った事もある」と容疑を認め、「ロシア側に資料を渡した」と言う趣旨の供述もしているそうです。


 捜査関係者によると、公安部は在日ロシア通商代表部の職員が機密情報を手に入れるため、ちょうほう活動の一環として荒木容疑者に近付いたとみています。この2人は、少なくとも数回に渡って飲食を伴う接触を繰り返していたとみられているのだとか。


 1月25日、警察庁は荒木容疑者を唆して情報を入手した疑いがあるとして、通商代表部の職員と元職員を警視庁に出頭させるよう外務省を通じてロシア側に要請しました。通商代表部の2人は情報機関員とみられ、1人は荒木容疑者を唆した疑いがある外交官。公安部は、もう1人についても関与したとみていますが、2017年春頃にロシアに帰国してしまっているようです。


 同日、ソフトバンクはホームページで「多大なるご心配とご迷惑をおかけしました事を深くお詫び申し上げます」と謝罪。荒木容疑者が持ち出したのは、自らが管理職として関わっていた通信設備工事の工程管理に関するマニュアルで、個人情報や取引先の情報などは含まれてはいないと発表しています。

 昨年12月、同社などに家宅捜索が入り、荒木容疑者はこの時に懲戒解雇処分となった模様。


 あかーん!(宮川大輔の声で)日本人チョロすぎやん! ソフトバンク社員、誘惑に弱すぎやん! どないすんのこれ。ソフトバンクの社員教育どうなっとんのとしか言えんね。とは言え、スパイには気をつけようとか、普通の会社は教育はせんかな。

 いやだからってインフラに関わる所はもっと守秘義務を守らんとアカンやろ。どう悪用されるか分からんのに。小遣い欲しさに秘密を売る社員がいるのはアカンて……。


 ロシアもロシアやねぇ。果たしてこのおっさんをどうやって見つけたのか。情報をお漏らししたのはこのおっさんだけなのか。しっかり公安の人には働いてもらわんと。

 そもそも、日本はスパイ防止法もないスパイ天国。各国のスパイが楽しくお仕事をしていると思われます。バレたのは氷山の一角ですぜ。まだロシアの暗躍は少ない方じゃないかなぁ。やっぱ中国のスパイが一番多いと睨んでるよボカァ。


 この記事についたコメントでは『その情報が流出した先はロシアだけ? 巡り巡って北朝鮮や中国にも渡ったんじゃないの?』とか『機密管理がザルなせいで購入装備品の肝心な部分は教えてもらえない日米関係』とか『こんな事態に不正競争防止法しか適用出来ないのがおかしい。スパイ防止法を潰した野党やマスコミがいかに日本にとって害悪なのかがよく分かる』などが多くの支持を得ていました。本当、スパイ防止法は必要ですよね。分かる。


 この元社員も薄々はスパイかもとは思ってはいたそうです。ただし、思っただけで、接待も受けたしお小遣いも貰って後には引けない状態に。上司に相談したりとかはしなかったご様子。まずはこう言うところから改善していかないとですね。

 スパイなんて手練手練なのですから、一般人は容易に転がされちゃうのだろうなぁ。残念。

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