タスケテ……タスケテ……

 ハッピーホリデー! って言うそうですよ、今アメリカでこの時期に交わされる会話。イスラム教の人とかに配慮したんですって。

 でもハッピーなホリデーだったらこの時期限定の言葉じゃないし、じゃあ他の休日でも使う感じになりますよね。実際全ての休日に使う言葉として生まれたのかもだけど、何か違和感があります。単に私が聞き慣れていないってだけなのかもですが……。


 で、全然キリスト教徒でもない私達日本人は、メリークリスマスを何も疑問も持たずにそのまままるっと受け入れている件。やあ、寛容性のある国民性だなぁ。世の中イエスとノーだけじゃないですからね。これでいいのだ。


 と、そんな感じで今日の地元は今のところ何とか晴れています。これから段々天気が崩れてくるそうなのですけどね。一雨ごとに寒くなってくるのかなぁ……。室温は執筆時で18℃です。いやはや、年末の気温じゃないですなぁ。


 さて、昨日は、厚生労働省がこの1年間に産まれた子供の数が初めて90万人を下回って過去最少の86万4千人になった事を発表したり、大分の私立中学校で中学1年生の女子生徒が学校側がちゃんとした対応を取らなかったためにいじめを理由に二度の自殺未遂をしていた事が分かったり、福岡で列車内で乗客が嘔吐した時に咄嗟に自分のワイシャツを使って迅速な処置をした高校3年生の男子生徒に鉄道会社から感謝状が贈られたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、まるで映画のような怖い話です。これが彼の国の現実なのだとしたら、本当に恐ろしい話ですよね。


 12月22日(※執筆時)の英紙サンデー・タイムズの記事によると、英スーパー大手テスコで売られたクリスマスカードから、「助けて」と言う書き込みが見つかったのだそうです。どうやら、中国の刑務所でカード製造の強制労働をさせられている外国人受刑者が書いた可能性があるのだとか。

 この報を受けたテスコはカードの製造・販売を取りやめ、事実関係の調査を始めたのだそうです。


 同紙によると、ロンドンに住む6歳の女の子が買った複数枚セットのカードの内の1枚に「私達は中国の上海青浦刑務所の外国人受刑者だ。意思に反して働かされている。助けて欲しい。人権団体に知らせて」と英語で書かれていたのだとか。


 カードには、以前同刑務所に収監された事のあるジャーナリストのピーター・ハンフリーさんに連絡するようにも書かれていたのだそうです。

 このメッセージを読んだ女の子の父親が要望通りに彼に連絡をとり、ハンフリーさんが同紙にこの事件の事を寄稿したのだとか。


 ひえええ~。中国は恐ろしい国じゃああ~。あの国ならやりかねん~。さすがは北朝鮮の親玉的存在ですよね。やってる事がそっくり。多分北朝鮮よりはマシだとは思いますけどね……外国人相手なら。

 これが自国民なら更に容赦ないんだろうなぁ。ウィグルとか、チベットとか、法輪功の人達とか人間扱いされていないと言う話ですし……(汗)。


 本当、メッセージがいい人に受け取ってもらえて何よりですよ。受け取った人次第じゃ闇に葬られていたかも知れません。こんな事ってあるんだなぁ。

 後はこのピーター・ハンフリーさんの影響力次第でしょうか。どうにか騒ぎが大きくなって、事態が好転する事を祈るばかりです。


 このニュースに対するネットコメントでは、公表された事で該当の受刑者が殺されるんじゃないか? と言う更に怖いものが多くの賛同を得ていました。可能性がない訳じゃないだけに笑えません。人権団体が問い合わせたら、そんな受刑者は(今はもう)いませんよ? となっていたりするのかも……。その受刑者が無事に戻ってくるまで公にしない方が良かったんじゃなかって意見も多かったですね。怖っ!

 あの国、普通に街の景色を撮っていただけでスパイ扱いされる可能性もありますから……(汗)。


 中国はいずれ内部分解するって話もありますけど、どうにか今より安心して暮らせる国に変わって欲しいですね。香港の件もありますし、しばらくは情勢的に危うい時期が続きそうです。

 国も広いし、地域によっては平和だったりもするのでしょうけど。

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