表現には表現を!

 今日(※執筆時)も地元はスッキリと晴れております。昨夜から雨が降っていたんですけど、いつの間にか止んでましたね。で、今は晴れております。

 雨が降ったので執筆時の室温は24.5℃。少しずつジワリジワリと気温が下がってくるのがいいですねぇ。季節の歯車が回っているのを実感します。


 もうすぐハロウィンですが、ハロウィンテーマのおばけちゃんを昨日公開しまして、まだPVが0です(※執筆時)。ハロウィンまでに読まれるかなぁ……(汗)。

 内容は、楽しいだけのハロウィン話と怖いだけのハロウィン話の中間のような話になっています。台詞にちょっとしたパロディがあるので分かる人は笑える……かも。

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890963484/episodes/1177354054891941979

 いや別に読まなくてもいいんですけどね。


 さて、昨日は、千葉を襲った台風15号で倒壊したゴルフ練習場の鉄柱の撤去がようやく始まったり、東京の陣馬山中の駐車場に止まっていた車の中で、燃えた練炭と男女3人の遺体が見つかったり、兵庫で市庁舎内でキスをするなど不適切な行為をしていた男性課長が課長級から係長級へ1階級降格する分限処分にされたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは某不自由展へのカウンター行為の話題です。表現の自由に対する正しい反応は、同じ表現の自由で行わないとですね。


 10月27日(※執筆時)愛知県施設の「ウィルあいち」で「反移民」などを掲げる政治団体が開いた催しに、ヘイトスピーチに反対してきた市民団体などが激しく抗議して施設に中止を申し入れました。

 ですが、施設の管理者は「中止を判断出来ない」として催しを続行させています。


 催しは「日本人のための芸術祭 あいちトリカエナハーレ2019『表現の自由展』」として、各地で差別街宣を繰り返してきた「在日特権を許さない市民の会」の元会長が「党首」を務める政治団体が開いたもの。

 県は施設の使用を許可していました。


 催しを見た人によると、展示作品には「犯罪はいつも朝鮮人」と書かれたカルタの読み札など在日コリアンへの憎悪を煽る内容のものがあり、指摘を受けたウィルあいちも、カルタを含む展示内容を確認したとの事です。


 芸術の殴り合いですナ。最初にどんな内容でも自由は守られるべきと言う論法で先制攻撃をしたのは、不自由展の方なのですから、これが正しい抗議行動だと思いますよ。賛同するとかしないとかじゃなくて。

 向こうは良くてこっちがダメって言うのは、典型的なダブルスタンダードです。


 私、不自由展が大騒ぎになった時、そこで止めろだとか脅迫するとかは少し違う気もしていたんですよ。逆視点の作品も展示してこう言う事やぞって言うのを、同じ土俵で勝負するのが正しい戦い方だと。

 だから、これも中止って抗議ではなく、おサヨク様はこう言うのヒドいですよねって逆に広く紹介して民衆に問えばいいんです。向こうが正しいなら、賛同者も多く得られるはず。


 確かにこの『表現の自由展』の内容は、ある種の悪趣味な内容に特化しているのでしょう。それも鏡だと思うのですよね。見たくない人は見ませんよ、普通に。それだけの話なんです。騒ぐから注目されちゃうんだなぁ。

 賢い人なら抗議行動なんてしません。騒がれない方がダメージが大きいって知っているから。そこからも色々と見えてきますよね。

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