へっへっへっ、山吹色のお菓子でございます……

 今日(※執筆時)の地元は穏やかに晴れております。台風の影響はほとんどないですね。この10月らしからぬ気温がそうならそのくらいでしょうか。その気温ですが、執筆時の室温が29.5℃です。またここからぐんと下がっていくのかな……。

 昨日台風のチェックをしようとアメダスを見ると、またしても四国山脈が雨雲を止めていたのか、高知でむっちゃ大雨が降っている時間帯がありました。大雨の降っていた地域で何も被害が発生していないといいなぁ。


 昨日お騒がせしたツイートデックの不調は、昨日の日中に無事復旧しました。良かった良かった。

 あの時、ツイッター本体も不調だったみたいですね。きっと本家の不調の煽りを食らって、ツイートデックも繋がらなくなっていたのでしょう。今後同じような事が起こらない事を祈るばかりです。


 さて、昨日は千葉で借金苦で無理心中しようとした一家が3歳の次女を殺した後に警察に自ら通報、両親が逮捕されたり、埼玉の民家で過激派の使っていたロケット弾が見つかって押収されたり、同じく埼玉で警察犬が行方不明の50代男性を20分で発見する大手柄をあげたりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、まるで時代劇のようなやり取りがこの現代にも生き残っていたと言う話題です。越後屋、お主もワルよのう……。


 10月2日(※執筆時)、関西電力は同社の役員が福井県高浜町の助役から金品を受け取っていた問題で記者会見を開き、金品には小判や金貨が含まれていた事を明らかにしました。金品は菓子など土産物の袋の底に見えないようにして渡されるケースが多かったのだとか。


 この問題は、関電の役員ら20人が、高浜原子力発電所がある福井県高浜町の元助役、森山栄治氏から多額の金品を受け取っていたと言うもの。


 第三者委員会の調査結果として関電が公表した報告書によると、元助役から渡されていたのは現金や商品券のほか、米ドルなどもあったそうです。中には「小判型」を含む金貨や金杯、金の延べ棒(500グラム)も含まれていました。

 調査報告書では、受け取った20人の氏名と金品の内容を公表しています。


 元助役は、「手土産」「昇進祝い」などと称して、関電役員との面談時や会食の席のほか、関電役員の自宅訪問や郵送などで金品を渡していたとの事。

 その際、菓子等の土産物の袋の底に見えないように金品を入れて渡されるケースが多く、昇進祝いの場合等は金品を包んで手渡されるケースもあったのだとか。

 

 150万円相当を受け取った関電の岩根社長は、記者会見で「お菓子なのかと思っていたら、下に金貨があって驚いた」とコメントしています。


 関電役員の多くは金品の返却を申し出たものの、元助役は「お前、誰に向かって言うてんねん、そんな事言わんと受け取れ」「何故ワシの志であるギフト券を返却しようとするのか、無礼者。ワシを軽く見るなよ」などと激高したのだとか。


 報告書は元助役について「感情の起伏が大きく対応が非常に難しい人物」だったとしており、関電の役員と社員に対し「お前は何様だ」「お前なんかいつでも飛ばせる」と言った暴言、どう喝を日常的に加えていたのだそうです。


 うーん、目を疑うような記事ですなぁ。そもそも元助役と言う立場でここまでの事が出来るものなのでしょうか。この爺さん、地元の実力者と言う事ですけど、色々と簡単には見えない力を持っていたのでしょうね。怖い怖い。


 ネットに流れていた噂によると、この爺さんの逆鱗に触れて実際に左遷されたり、クビになった人もいたとかいないとか。何でそう言う人に権力を持たせたままだったのでしょう。きっと色んな後ろ盾があったのでしょうねぇ……。

 味方にすると心強いけど、敵にすると厄介、典型的なそんなタイプの人のような気がします。


 この助役のような人が生き残っている限り、日本はずっと変わらないままな気もします。田舎の実力者の中にはそう言う人もまだまだ多いのでしょうか。

 年号も変わったのですし、もう悪しき風習は断ち切っていただきたいものですね。

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